33 悠真君と会長さん

「拍手ありがとうございます。『あんたがたどこさ』主人公の悠真と」

「同じく『あんたがたどこさ』生徒会長の緒方です」

「今回はこの二人で進行していきます」

「よろしくお願いします」





悠「先輩とこんな感じで話すのは質問募集の時以来でしょうかね」

会「そうだな。二年振りくらい、か」

悠「はい。……先輩」

会「何だ」

悠「何と言いますか。緊張しなくて良いですよ?いつもかなり適当にやってるんで」

会「緊張……と言うよりは身の振り方が分からないと言うか……」

悠「あー……いつも俺と話してる時みたいな感じで大丈夫ですよ」

会「……そうか」

悠「まあ、ちょっとずつ慣れていきましょう。本編とは関係無いんで、ここ本当に色々ゆるいんです」

会「緩い、なあ。……そう言えばいつもは眼鏡を掛けている奴と話しているんだよな」

悠「はい。ダラダラと脱線したり落ち見失ったりしながら喋ってますよ」

会「そいつ相手には方言で話してるようだが」

悠「あー、はい。その辺も気にしなくて良いみたいですし」

会「ふぅん……。じゃあ、今俺に対しても方言で話して良いんじゃないか?」

悠「え?」

会「気にしなくて良いんだろう?」

悠「そう、ですけど……良いんですかね?」

会「大丈夫だろう。好きに喋ってごらん」

悠「好きに……うーん。……本当によかと、ですか?(良いんですか?)」

会「良いですよ?」

悠「……何か改めて話すとちょっと恥ずかしいですね」

会「そこはちょっとずつ慣れていけばいいさ。のんびりで良いんだろう」

悠「はい……って何かさっきと逆ですね」

会「そうだな」

悠「笑わんでくださいよ……」

会「悪い悪い。あぁ、それで?会話は大体その月について話してるみたいだが……」

悠「もう時間なか(無い)ですね」

会「失敗したな……」

悠「ま。今日はお互い慣れる為だったって事で。また次回色々喋りましょう」

会「そうだな。楽しみにしてるよ」

悠「はいっ。それでは今回はこの辺で」





悠+会「拍手ありがとうございました!」





短編

2014.05.03〜06.02



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