25 悠真とメガネくん
「拍手ありがとうございまーす。『傍観者』主人公のメガネと」
「『あんたがたどこさ』主人公の悠真ですー」
眼「本日ものんびりだらりと進行していきまーす」
悠「まーす」
眼「さて、とうとう夏も終了秋開始な9月ですが」
悠「だねー」
眼「生きてっか」
悠「うんー」
眼「……駄目っぽいな」
悠「そぎゃんこつなかよー(そんな事無いよー)」
眼「……まあ、何だ。とりあえずここではのんびりしてけ」
悠「おー。ありがとー」
眼「……で。9月になったわけだけど」
悠「ん〜。9月と言ったら……お月見?」
眼「あぁ、それがあったか」
悠「薄飾ってー団子捏ねてー」
眼「家でそんな本格的なのはやった事無いけど」
悠「学校行事でやるにも夜じゃあねえ」
眼「まあ、月『見』ってんだからただ見るだけでいいだろ」
悠「実際は大抵曇ってたり雨降ったりでろくに見れた試し無かばってんね(無いけどね)」
眼「月に群雲花に風。邪魔と言っても天候ばっかはどうしようもねえな」
悠「最近変な天気多いけど、月くらいは綺麗に見ゆっとよかね(見えるといいね)」
眼「なー、ってあ。そういえばお前に質問来てたぞ」
悠「え?なん?(何?)」
眼「んー、『うっかり標準語だと勘違いし勝ちな方言をどう判別してるんですか?』って」
悠「あー。えーっと。それは都内に引っ越す前、方言で苛められないようにって従兄弟達と特訓する時に他県に行ったとか他県から来た同級生とか先生とかから聞いて調べました」
眼「ふーん。そんなんで全部わかるもん?」
悠「全部かはわからんけど……他県で通じなくて恥かいたって先生がいっぱい例出してくれらしたけんね(出してくれたからね)。友達も面白がって本とかネットとかで調べてくれたよ」
眼「何か楽しそうだな。従兄弟と特訓ってのは?」
悠「方言喋ったらオモチャのピコピコハンマーで叩かれる」
眼「また地味に嫌だな……」
悠「姉の方が妹には軽く済ますくせ俺にはフルスイングだけんね。必死だったよ」
眼「オモチャでもきっついなそれ。で?その成果は?」
悠「一応は大丈夫……かな?イントネーションはギリギリな気がするけど」
眼「そうだな」
悠「……やっぱり?」
眼「うん」
悠「……気を付けよう」
眼「頑張れ。先生の例ってのが気になるけど……また今度かな」
悠「あ、もう時間か。えっと、また何か質問とかあったら拍手とかでしてくれると嬉しいです」
眼「それでは今日はこの辺で」
悠+眼「拍手ありがとうございました!」
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