16 悠真とメガネくん
「拍手ありがとうございます。『あんたがたどこさ』主人公の悠真と」
「『傍観者』主人公のメガネです」
悠「今回は年末スペシャル!…みたいなのは特に思い付きませんでした」
眼「じゃあ言うな」
悠「一年も早かものでもう12月です」
眼「ほんとにあっという間だな」
悠「年の瀬が近くなると何かやり残したこつの無かか(やり残した事が無いか)不安になるね」
眼「お前の場合はやり残したっていうよりまだ何もしてないんだけどな」
悠「そうったいねー…」
眼「でも少しは話進みそうな感じなんだろ?当て馬臭半端無いのも出た事だし」
悠「当て馬?まあ…、うん、進みそうかな?書きよる内にどんどん長くなりよるけん(長くなっているから)進めば進むほどゴールが遠退くって言いよらしたばってん(言ってたけど)」
眼「…100ページ以内で収めたいとか言ってなかったっけ」
悠「言いよったねぇ…。なんか、逆に吹っ切れてどんどんやっちゃえてなったてたい」
眼「…あーあ。ま、いいか。で?12月?」
悠「クリスマスだね」
眼「あー俺んとこは去年やったし。パスかな」
悠「そぎゃんと(そうなの)?あぁ、だから珍しく話に乗り気だったと。俺は…わからん。遊ぶっどか(遊べるだろうか)。まだ仕事忙しかとかなぁ…」
眼「…まぁ、ほどほど頑張れ」
悠「うへーい。後は…何かあるっけ?」
眼「特に無いな」
悠「大晦日、って言っても特に浮かばんしねぇ…。なん話す?」
眼「んー。あーそうだ。たまにはキャラの掘り下げみたいな事してみるか」
悠「何それ?」
眼「悠真は一度方言についてもうちょい説明した方がいいんじゃねぇの、って話」
悠「え?」
眼「結構近しい地域の人も見てくれてるらしいけど、他の地域の人からはよくわからんだろそれ」
悠「えー…?…作者大学で方言に嵌まって調べてた時期あるからなごなるかんしれんよ(長くなるかもよ)?」
眼「適当に特徴あげつらえればいいんだよ。ほれ、短く纏めろ」
悠「えぇ?…っと、なんか、普通に話してるだけとにえすかて(話してるだけなのに怖いって)言われる、とか?」
眼「ほほう。お前んとこの方言はドS、と」
悠「何でそぎゃんなった!?」
眼「まぁ、怖いって言われる言葉だから悠真の性格をのんびり屋にして緩和させようとしたらしいしな」
悠「あー…。おっどん(俺達の)とこはイントネーションが平坦で無アクセントとかいうののせいで喋り口が怒っとるように聞こえるてだけん、でくっしこキツくならんごつしゃぶるようにはしよるよ(出来るだけキツくならないようしゃべるようにはしているよ)」
眼「怖いのの主が音だったんなら字面だとそんなに関係なかったんじゃ、と思ったのはだいぶ経ってからだとよ」
悠「相変わらず適当ね…。単語自体もそこそこ荒かて思わるっとじゃ?」
眼「まぁな。ところで無アクセントって何?」
悠「んー、雨と飴。橋と端と箸に音の区別がいっちょんにゃあ(全然無い)とかそんな感じかな。区別があるて知ってすげぇ驚いたし」
眼「どう区別すんだよ」
悠「文脈?」
眼「適当だなぁ…」
悠「他の特徴は…ってもう時間過ぎてた」
眼「じゃぁまた何も無い時にでも。という事で」
悠+眼「拍手ありがとうございました!」
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