14 悠真とメガネくん
「拍手ありがとうございます。『あんたがたどこさ』主人公悠真です」
「『傍観者』主人公のメガネです」
悠「今回もまたいつものように二人でお喋りしていきまーす」
眼「テンションも平常運転でやっていきますねー」
悠「さぁ、金木犀の香り漂う10月です!」
眼「とうとう数える月も二桁に。そういや今月暮れにこのサイト出来て一年になるな」
悠「だね。なんかすっと?」
眼「一応考えてるらしいよ。何すんのかは知らないけど」
悠「ふーん。…てかさ、すごく中途半端な日に始めたもんだね。31日って…」
眼「本当は11月1日に始めるつもりだったんだと」
悠「それがどぎゃんして10月31日に?」
眼「作んの初めてだから時間かかるだろうと前日から作り始めたら完成しちゃって、ならもうその日でいいか、と」
悠「……相変わらず行き当たりばったりね」
眼「ついでにハロウィンというイベントをやれる気がしないから開設記念でうやむやにしてしまえ、とか」
悠「なんという…」
眼「兎に角そんな感じでこんな微妙な日にうちのサイトは始動いたしました、ってさ」
悠「管理人のいい加減さはそぎゃん下地ん内から発揮されとったんね」
眼「ねー。イベントまで潰しちゃって。まぁ仮装とかする気無いけど」
悠「でもそぎゃんなると、開設記念をしっかりしなくちゃ!てことになるたいね」
眼「おー。寧ろプレッシャーがかかるわな」
悠「でもうちの管理人だしなぁ…」
眼「あんまり期待はしない方がいいだろな」
悠「あはは…。えーっと、それで?ハロウィンはなんもせんってことかな?」
眼「だな。特に仮装も浮かばなかったみたいだし」
悠「仮装かー…。アメリカの様子とか記事で見てあまりの気合いの入りようにちょっと引いたっけ…」
眼「グロいのはなぁ。あんまリアルなのは少しきついね」
悠「スプラッタ系はちょっと…。本人達は楽しそうなんだけどなぁ」
眼「お国柄だろな。日本は基本可愛い物が中心になるから」
悠「リアルにするにしてももっとマイルドにお願いしたいところです…。めがね君だったらなんの仮装する?」
眼「さっきしないって言ったよな?」
悠「例え話だって」
眼「ないな」
悠「すげなかね」
眼「そう言う悠真は?」
悠「う〜ん…。…シーツ被ったお化け?」
眼「手抜き感半端ないな」
悠「いやぁ…実際思い浮かばんというか…あ。そういえば」
眼「なに」
悠「いつだったか付けさせられた犬耳猫耳がその棚の中に…」
眼「やらんぞ」
悠「だよねぇ」
眼「てかなんで取っといてんだよ。捨てとけよ」
悠「えっと、勿体無くて?手触りはよかし」
眼「ろくなことにならんから埋めとけ」
悠「それは掘り返されるとじゃ…」
眼「じゃあ燃やせ」
悠「そぎゃん嫌と…?えーっと、あ、ほら、時間!時間だよ!」
眼「…あぁ、そう。じゃ、捨てとけよ」
悠「はいはい。それでは、」
悠+眼「拍手ありがとうございました!」
top