12 悠真とメガネくん

「こんにちは。拍手ありがとうございます。『あんたがたどこさ』主人公の悠真です」

「どうも。『傍観者』主人公のメガネです」

悠「今回もまただらっとのんびりおしゃべりになります」

眼「ぐだぐだでーす」





悠「さぁ、八月です」

眼「毎日毎日マジ暑いな」

悠「ねー。ほんと熱中症にならんごつ(ならないよう)ちゃんと水分と塩分補給忘れんごつせにゃんよ(忘れないようにしなきゃ駄目だよ)」

眼「飲む端から汗になってる気もするけど」

悠「確かに…」

眼「それで夏休みも気分的に中盤に入ったって感じだけどどうよ」

悠「あー。8月になると後一月だけかー、って気分になるよね」

眼「7月中に宿題終わらせときゃよかったー、ってな」

悠「あはは。宿題かー。自由研究が一番めんどかったなー」

眼「あれはなー…。高校はないから少し楽」

悠「高校は高校で課外が多いけどね…。あー、暑かし海かプールにでん(でも)行きたかねぇ」

眼「あぁ…。泳ぐと気持ちいーんだろーけど…」

悠「けど?」

眼「たぶん行けないだろうなー…、と」

悠「忙しかと?」

眼「…いや。うん。気にすんな」

悠「えぇ?んー…。わかった」

眼「よし。あとは…前回も出したけど祭り?」

悠「盆辺りになるとどこででん(どこででも)ありよるもんね」

眼「ね。あ、食いもんの話禁止」

悠「え。えー…。あー、じゃあ…花火?」

眼「打ち上げか」

悠「手持ちも楽しかけどやっぱ派手なの見ると盛り上がるよね」

眼「だな。雨が降んなきゃいいけど」

悠「ね。そういう日に限って降ったりすっし。夕立くらいでサッと上がるなら涼しくてよかとばってんねー」

眼「てかまた変な降り方しなきゃいいんだけど」

悠「全く…。地震雷火事親父。自然の力は怖かねー」

眼「なー。…そのラインナップになんで『親父』入ってんだろ」

悠「なんか台風って意味て聞いたけど」

眼「あー…。ん?いや、なんかそれ俗説って聞いたような?」

悠「マジで」

眼「うろ覚え」

悠「かー。う〜ん。まんま親父の方が川柳みたいでおもしろか気のする」

眼「慣用句なんだけどな」

悠「まあね。なんさま(兎に角)どの災害にも気を付けましょー」

眼「この時期天災以外も危ないよな。盆に海や川にも行くとヤバイし。引き込まれる的な」

悠「うわ…。怪談話もいっちゃう?あんま得意じゃなかとばってん」

眼「めんどいからパス。語る程知らんし」

悠「ありゃ。まぁ俺も知らんけんよかか」

眼「さて時間です。暑さに負けないよう程々頑張りましょー」

悠「危ないこともせんごつせんとでけん(しないようにしないと駄目)ですよー。では、」


悠+眼「拍手ありがとうございました!」





短編

2012.08.01〜09.01



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