(ローマンティックじゃないけど巡り巡ってローマンティック・サイファー×アーヴァイン)

「僕と君は………運命共同体だから」

ドヤァと言った顔で飛び出したのは信じられないくらいダセえ台詞で今俺は呆れた顔をしているに違いなかった。
気障キャラらしく君を口説いてみせる!と言われたので、流れに任せてみたら、そんな言葉がドヤァ顔で飛んできたので、呆れて物も言えない。それで落ちる人間は居ると思ってんのか?本当に気障キャラかお前?当人はイケテると思っているのか、人に向かって未だにドヤァと笑っている。気障キャラと言う物を勉強し直せレベルに滑ってるんだが、当人はイケテると思っているのか、ドヤァ顔である。ドヤァ、ドヤァ、ドヤァ!……此処まで来ると拍手したいかも知れない。アーヴァインはドヤァと笑って。

「……どう?」

どうも何もあるか。と思ったが、そう尋ねて来るドヤァ顔は、可愛かった。顔で助かってるな、お前。顔なら釣れる。顔で釣れる。言葉は信じらんねえくらいダセえけど。アーヴァインはドヤァ顔のままである。決まったと信じているらしい。深刻な阿呆だなこりゃ。しかしそういう顔。身も心も阿呆で、可愛い。

「……じゃあ俺とお前は運命共同体って事で」

そう言ってドヤァ顔のアーヴァインを抱き寄せる。この腕がアーヴァインを抱き寄せるのはあっという間ではあったのだが、その際にアーヴァインのドヤァ顔は消えた。代わりにあれぇー?みたいな顔になって。今度は俺がドヤァ顔で決める番だった。

「運命共同体って定められちまってんだから、ローマンティックに運命を感じる事でもしようぜ。ローマンティックにな?」

あれぇー?な顔のアーヴァインに、ドヤァ顔を近付けて。お前のドヤァ顔可愛かったから、台詞に全く燃えなくても、顔に口説かれて燃え上がったから、運命共同体って事でローマンティックに洒落込もうぜ?取り敢えずは、ローマンティックに抱き寄せて、ローマンティックにアーヴァインにキスをした。

「……ちょっ、と!」
「運命共同体ならこれ以上もするだろ?俺とお前は運命共同体だからなあ?するだろ?」

なんて言ったって運命共同体なんだから。お前が言う運命共同体なんだから、運命でローマンティックな事しなきゃおかしい。
もう一度軽くキスをすれば、アーヴァインは人の腕の中で、悔しそうにして、小さく、ずるーいと呟いた。そういうの、可愛いから、ローマンティックに運命を口説かれたって事にしてやろう。

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