ザァ─────…



「なぁ総司」

「ん−…?あ、」

「総司ってば」

「なに。あ−やばい死ぬ」

「…土方さん」

ガタッ

「!?──あ、死んじゃった」

「…に似てた今の人」

「平助」

「いやまじ。まじで似てた今の人。なぁはじめ君も見たっしょ?」

「………」

「ねぇ聞いてよ。そんなに俺よか本のが大事?」

「………」

「答えるまでもないってさ。それよりどうしてくれんの。あと3機しかいないんだけど」

「マリオは人です。とりあえず人です。機械じゃないです」

「じゃあなに、マリオあと3人しかいない−って言うの?」

「え?う−ん…。普通じゃね?」

「なんかリアルじゃない?」

「そか?」





「…てめぇらなにしてんだよ」

ガタッ

「あ、本物」

「あ、死んじゃった」

「またかよ!?貴重な1人が!」

「あぁ?」

「てゆうか土方さんさっき校舎裏の道路にいなかった?」

「んな訳あるか。今日俺日直なんだよ」

「だから戸締まりしてんのね」

「わかってんならさっさと帰りやがれ。下校時間とっくに過ぎてんだよ」

「それよりどうしてくれんですか。あと2人しかいないですよ」

「知るか。つか学校にPSP持ってくんな」

「つかどんだけマリオ犠牲にしてんだよ。さっき俺増やしてあげたじゃんか」

「このクッパ強いんだって。亀のくせして生意気だ」

「そんなこと言ったらマリオもただの土管工のおっさんだぞ」

「…今回も面白かった」

「おかえりはじめ君」

「あぁ。…雨降っているのか?」

「え、そこから?」

「なんだ。お前ら傘ないのか」

「あったらとっくに帰ってますよ」

「あぁ?てめぇは俺待ってたんだろうが」

「なッ、ち、違いますよ自惚れないで下さい!」

「ほぉ」

「これだけ降っていると帰るに帰れないな」

「うん。でもピンクのオーラに侵食されるくらいならずぶ濡れで帰った方がましかもしんない」

「…言えてるな」

「だから違うって言って…」

「そうかそうかじゃぁなんでこんな顔赤いんだ?あ?」

「あぁッ!もうッ!五月蝿いな!そうですよ待ってましたよ悪いですか!!!」

「悪かねぇよ。むしろそそる」

「…頼むからここで俺らの前で始めんなよな」

「微妙に会話が噛み合ってないんですけど」

「なんだ?見てくか平助」

「ちょッ…あれ。はじめ君は?」

「折り畳み傘持参していたようで」

「帰るに帰れない言ってなかったか?」

「さぁ」















雨宿り(意を決すのも大切)





(ほら。車出してやるから片付けろ)
(平助も乗ってく?)
(遠慮しときます。)





PSPにマリオあるのか知りませんが。


こちらこんな文章(とも言えない内容)ですが
漆黒と翡翠のチビネコ様との相互記念として
書かせていただきました!
土沖前提の三馬鹿、とのリクだったんですが
大して面白くもなく
しかもなんだこのバカップル←

こんなんでよければお持ち帰り下さい笑

わかっているとは思いますが
お持ち帰りはチビネコ様のみでお願いします。

ありがとうございました!




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