バンッ

「たっだいマンゴ−っ」

「おっかえりんごりらっぱんつみきんたま−っ」

「……」

「……」

「……」

「……突っ込んでよ」

「ごめん」



俺こそ愛のキューピッド



「つかどこから突っ込んでいいのかわかんねぇよ。なんでまた俺の家にいるわけ」

「ん−…気分?」

「聞いた俺が馬鹿でした」

「馬鹿はもとからでしょ」

「余計なお世話だッ」

「今日の夕飯何−?」

「食う気満々じゃねぇかおい」

「まぁまぁいいじゃないまたベタにカレーとかなんでしょ?」

「まじで帰れ」

「否定はしないんだね」

「うるせぇな。今日土方さんと会うんじゃなかったのか?」

「……」

「………まぁベタなカレーでよけりゃ食ってけば?」

「うん」

「そうだ総司マリカーやろうぜマリカー!!!」

「はぁ?なんで僕がやんなきゃいけないの。1人でやってなよ」

「おまっ1人程悲しいもんねぇんだぞ」

「知らないよ」

「そうかそうか俺に負けるのが怖いのか」

「…なんだって?」

「つかやれ。まじでやれ。ヨッシー譲るからやってください」

「なんでそんな必死なの」

「やらなきゃカレー抜きな」

「ちょっ……。あ−もう、やればいいんでしょわかったよ」

「よっしゃきたんじゃ俺ヨッシー」

「はッ!?ちょっとっ話が違うんだけどッ」

「いいじゃん総司つぇえんだもんッ!!!」












「あぁあああぁあああああぁぁあッ!!!」

「やっぱ弱いね平助。だから万年二等兵なんだよ」

「いつから二等兵なったんだ俺。ちょいたんまトイレ」

「3秒で帰ってこい」

「ふざけんな」





バタン

「…ったくなにしてんだよほんとに。ん−っと…。」

「……」

プルルルル…



「土方さん?」

《…なんだ》

「なんだじゃないよ。なにしてんの」

《仕事中だ》

「そりゃそうだろうけど…。今日会うんじゃなかったの?」

《……急な会議が入っちまってな。…そっちにいんのか》

「だいぶしょげてるぜ」

《…そうか。悪いな平助》

「もう慣れたよ」

《予定より早く終わりそうなんだ。それまでよろしく頼む》

「わかった!気を付けてな」

《おう》



プツッ


「…これでよし」

「平助まだ−?」

「おう今行くッ!」












総司はなんだかんだ言って本当の孤独が苦手だ。

いや誰もがそうだろうけど特に。
まぁ、色々あったしな。

何かあると大抵俺ん家にひょろっとやって来てひょろっと帰ってく。

はじめ君じゃなくて俺ん家。
それがなんかくすぐったくて嬉しかったりするんだ。

中学の餓鬼じゃあるまいし友達ごっこしてるつもりはないけど、やっぱりさりげなくでも、もしかしたら総司はそんなつもりじゃないかもだけど、頼ってくれると嬉しいんだ。











「遅いよ」

「わりぃわりぃ。総司君の幸せを運んでおりました」

「は?」

「あ、カレー出来たって。行こうぜっ」

「え?ちょ、意味わかんないんだけどっ」

「かっれぇかっれぇ♪」

「平助ッ!」











ご飯食べ終わって30分後。

僕は平助の言葉を理解する。













《総司?今日はその、悪かった。

 あと少しで戻れる。俺の家で待ってろ。》










全くお人好しだよね。








どぼ−ん。

だいぶ前に書いたんだけど
思った以上に酷い笑

無駄な会話文どうした俺。
でも載せちゃうのです。てへぺろ−ん




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