君-hello good-bye edition-

季節はめぐり、冬。
変わりながら変わらずに、
わたしたちは此処まで辿り着いた。
後悔をしましたか?
疲れてはいませんか?
巧く問えずに笑っている。
間違って傷付けて、此処まで辿り着いた。
それ自体に後悔なんて無いけれど、
もっと優しく居たかった。
それが出来なかったわたしの意地悪を、
優しい君は許してくれたから。
いつかきっと、優しくなるよ。
絶対だって言いたいの。
わたしは君のために、優しくなりたい。
だから、勝手だけれど、
いつまでだって待っていて欲しいんだ。

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