「ぅん……ん、っは、んんっ！？」


貧しい程のキスに息も絶え絶えになった頃、下半身に違和感が。
舌が離され視線を下へと向ければ、さっきまで俺のを包んでいた彼の手はもっと奥の、後孔に伸びていた。


「ゃあ……っ、なに、冷た……！」


そろりと後孔を指で撫でられたかと思えば、冷たい感覚に身体が震えた。
あぁ、これがローションと言うやつなのかと初めて理解した。
それは彼の指を伝い、腿まで垂れてくる。


「ぬるぬる……するっ」

「そう言う為のやつだから。こら、足閉じるな」


無意識に閉じていたであろう俺な足を開かせれば、再び後孔に添えられる指。
ゆっくりと中に入ってくる感覚に俺の身体は敏感になっているのか、少し動くだけでビクリと反応する。


「あ……ぁ、はっ……」

「……まだか」


初めて特有の痛みに耐えるようにシーツを掴んで息を浅く吐いていたら、佐藤くんが何かを呟いた。
だが今の俺にはそんなこと気にする余裕もなく、ただ単に襲ってくる痛みに耐えていた。
しかし、


「っあ、！？」


佐藤くんが指を曲げた瞬間、電気が走ったのかと思うくらいに身体が跳ねた。
それを彼が見逃すワケもなく、執拗にそこばかり攻めてくる。


「ゃあ……ああ！ そこ、やらぁ……あ、ぁん！」

「嫌じゃないだろ？ ここ、こんなんなってる」

「あ、あぁっ！！」


くつり、と笑うと指が２本、３本と一気に増やされ、おまけに空いた手は自身へと伸ばされた。
いきなりイイところばかり刺激され、何も考えられなくなった脳は使い物にならなかった。
口からははしたなく喘ぎ声が漏れるだけで。


「ふぁ、あ……も、無理！ なんか、く、る……ぁ」

「ちょっと待て」


ぱっと自身から手を離され、後孔からも指が抜かれる。
失った快楽に身体は段々と疼いてきた。


「……挿れるぞ」

「ん、早く……」


耐えられなくなり彼の首に手を回す。
すると一瞬びっくりしたようだったけど、すぐにさっきの指とは比べ物にならない程の塊が入ってきた。


「っ……ぁ、ぅ……」

「息、吐いて」


言われた通りにゆっくりだが息を吐く。
すると少し力が抜けたのか、ぐっと一気に彼のが入ってきた。


「は……ぁ、あん」

「動くぞ、」

「は、ぇ、待っ、あぁあ！！」


静止の言葉も役に立たず、腰を掴まれ奥を突かれる。
その度に矯声が自分の耳を犯すかのようで、狂ってしまいそうだった。


「あ、あっ……さとーくんっ」

「……博臣」


好き。
そう言いたいのに、突かれる動きと快楽になかなか言えない。
と言うか、身体が言うことを聞かない。
それだけ、佐藤くんに溺れてるて言うことだろうか。


「あぁあ！ あ、も……やぁ……」

「く、一緒にイくか」


その言葉を合図に、動きが速くなる。
時々イイところを掠められれば、俺の身体はもう限界だった。


「あ、あっ……あぁああ！！」

「っ、く、……！」


ビクリと身体が震えると、自身からは白濁が溢れていた。
そして中にもどくりと熱を感じる。
その感覚にまた少しだけ白濁を吐いた。


「は、ぁ……はぁ」

「……博臣、」

「ん……んっ」


脱力感から荒く息を吐いていたら、ふと佐藤くんに名前を呼ばれる。
ゆっくりと顔を上げれば、唇に柔らかい感触。
あぁ、キスされたと遅れて理解した。


「好きだ」


ぼんやりと見つめていたら、優しく微笑まれて、好きと言われた。
それがなんだかいつもより格好良く感じて、綺麗で。
とにかく見とれていた。

つられて笑顔になった俺は、さっき言えなかった言葉を。
精一杯愛を込めて言う。


「佐藤くん、大好き」



俺等、愛し合ってます
(言いたいことは１つだけ)

タイトル訳：初対面
本当に合ってるかは調べないでね☆

*'｡+*'｡+*'｡+*'｡+*'｡+*'｡+
碧威要様リク、「らぶらぶ初えっちさとそま」でした。
書いてる途中からｈｓｈｓが止まらなくてどうしようかと思いました^P^^P^
でも相変わらず裏書くの苦手です(´･ω･｀)
語弊が少ない僕乙。
らぶらぶかどうかは皆様の心の眼で感じ取って下さいませ(ｷﾘｯ

リクエストありがとうございました！
こんなのでよかったらお納め下さいませ！
リテイク絶賛受付中です☆

またのご利用をお待ちしております！＼(^P^)／