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11
A「時にBくん」
B「何だよAくん」
A「Bくんはいつもカフェオレをストローでちゅーちゅーしてるけどそれは可愛さをアピールしてるのかい」
B「そんなもんアピールしてねーしちゅーちゅーとか言うな」
A「そうか。Bくんはそんなことしてなくても可愛いもんな」
B「Aくんの目はやっぱり飾りなんだな」
A「ちゃんと機能してるよ。Bくんが自らの尻肉を広げ」
B「それはもういい」
A「なぜ。最後まで聞こうよ」
B「もう聞いた」
A「そうだったな。ところでそれ美味しいのかい」
B「うまいよ。一口飲む?」
A「じゃあまずBくんのアナルに注いでもらえないだろうか」
B「は?」
A「そしてたぽたぽになったBくんのアナルにストローを差し込みそこから一口、いや一口と言わずにBくんのアナルごと全ていただこう」
B「Aくんは今日も絶好調に気持ち悪いな」
A「ありがとう。褒め言葉として受け取っておくよ」
B「なぜ」
A「Bくんはツンデレだからな」
B「そんな事実はないけどな」


12
B「おいAくん」
A「なんだいBくん。Bくんから話しかけてくるなんて珍しいな」
B「そうだな。いつも休み時間が始まるなりAくんが話しかけてくるからな」
A「そうだね。それで何か僕に用事でもあるのかい」
B「数学の予習してきた? 俺今日当たりそうなんだけど分かんなくて」
A「ああ、そういうことならノート見せてあげるよ」
B「サンキューAくん。頼りになるな」
A「ただし引き換えに誕生日にあげたパンツを履いて今夜僕の部屋に来てくれ」
B「前言を撤回する。やっぱりAくんはただの変態だな」
A「変態じゃない。僕はただBくんのアナルを舐めたいだけなんだ」
B「それを変態と言うんだ」
A「頼むよBくん。結局僕はまだBくんのアナルについてケツ毛がもさもさだということ以外何も知らないんだ。一目でいいから謁見させてくれ」
B「謁見言うな」
A「舐めなくてもいい、触らなくてもいい、せめて一目見るだけでもいいんだ」
B「前から聞きたかったんだけど何でAくんはそんなに俺のケツが見たいんだよ」
A「逆に聞くけどなぜBくんはそんなにアナルを見られることを拒むんだ」
B「いや、だって人に見せるもんじゃねーだろ」
A「そう! そこだ!」
B「どこだよ」
A「簡単に人に見せるべきではない秘せられた部分。だからこそ見たいんだ」
B「意味が分からない」
A「普段隠されているところだからこそ見たいんだよ。本来人目に晒すべきではないところをあえて晒す際にBくんが感じるであろう羞恥を思うと僕は興奮を禁じえない。Bくんも分かるだろう、男なら」
B「そう言われると分からないでもないような気がするけど、でも分かりたくない」
A「理解しろとは言わない。Bくんはただ恥じらいつつアナルを見せてくれるだけでいいんだ」
B「見せねーよ。とりあえずノート貸せ」
A「それはつまり僕にアナルを舐めさせてくれるという遠回しな同意と捉えていいのか!?」
B「いいわけねーだろそんなこと大声で叫ぶな!」


13
B「おいAくん」
A「なんだいBくん」
B「Aくんの答間違ってたんだけど」
A「そうだな。正直すまなかった」
B「結局恥かいただけじゃねーか。どう責任とってくれるんだよ」
A「恥とは? 復習ならまだしも予習で間違うことは別に恥ではないと思うが」
B「それじゃねーよ。問題はAくんの発言内容だよ」
A「おや、僕の発言に何か問題があったかな」
B「大ありだよ。男にケツを狙われてることをクラス全員プラス先生にまで知られた屈辱を察してくれ」
A「ふむ、屈辱だったのか。気がつかなかった」
B「どう責任とってくれるんだよ」
A「そうだな、責任をとって僕は今後Bくん専用のアナル舐め犬になろうじゃないか」
B「嬉しくねーよ。それAくんがなりたいだけだろ」
A「そうだな、心からなりたい。進路希望調査にもそう書きたいくらいだ」
B「心からやめてくれ」
A「苦労はさせないから僕を飼ってくれ。いやむしろ飼われてくれ。家事は全部するし生活費も家賃も全部僕が出すしお小遣いもたっぷりあげるから将来は僕の家で毎晩僕の気がすむまでたっぷりアナルを舐められる生活を送ってくれないか」
B「嫌な生活だな……」
A「ちなみにこれはプロポーズなんだけど」
B「こんな嫌なプロポーズ初めて聞いた」


14
A「時にBくん」
B「何だよAくん」
A「Bくんは気持ちいいことは好きかい」
B「何だよその質問」
A「いや、Cくんによればアナルを舐められたら気持ちいいらしいという話は既にしたと思うけど」
B「ああ、してたな」
A「なぜBくんは気持ちいいにも関わらず舐めさせてくれないんだろうかと思って」
B「なぜと言われても」
A「なぜ舐めさせてくれないんだろう……」
B「逆に聞くけどその話を聞いた時Aくんはケツを舐められてみたいと思ったのか」
A「いや、Bくんのアナルを舐めて気持ちよくしてあげたいと思った」
B「そうか、重症だな」
A「より正確に言うならBくんのアナルをとろとろのどろどろにして気持ちよくて堪らなくなったBくんがあんあん泣きながら僕にすがる様を見たいと思った」
B「泣かねーしすがらねーよ」
A「口ではそう言うがBくんは快感耐性がなさそうだからな。アナルを舐めることを許される状況にさえ持っていければ案外簡単にぐずぐずにできるんじゃないかと思うんだが」
B「なんねーだろ。一体何を根拠に」
A「僕のエロ話が少し具体的になるとBくんがすぐに勃起しちゃうことかな」
B「な」
A「結構想像力豊かだよな。だから案外アナルを舐めるまでいかなくても耳元でひたすら言葉責めとかも有効なんじゃないかと思ってるんだが。動けないように拘束して、そうだな縛るよりは後ろから抱きしめるのがいいかな。ちょっと想像してみてくれないか」
B「心からしたくない」
A「それで足を開かせて、贅沢を言えばあのTバック1枚でいてほしいけどまあ制服のままでもいいかな。布越しに指先でゆっくりアナルを刺激しながら、耳元でひたすらBくんのアナルへの愛を囁くんだ。どんな風にBくんのアナルを舐めたいのか、そうしたらBくんがどんな風に気持ちよくなっちゃうのか。いや、指はいらないかな。逃げられないように抱きしめながら頭を押さえてずっと言葉責めするだけでBくんは顔を真っ赤にして涙目になっちゃうかもしれないね」
B「……」
A「それから時々Bくんの耳をアナルに見立てて実際に舌を這わせたりしゃぶったりもしてあげたいな。言葉だけで興奮してたBくんはきっとそれだけでぐずぐずになってあんあん言いながら僕にすがってくれるだろう。耳じゃなくてちゃんとアナルを舐めて欲しくなっちゃうかもしれないね。でもBくんは恥ずかしがり屋さんだからなかなかアナルぺろぺろしてっておねだりができなくて、すごく焦れったい思いをするだろうな。勃起して、アナルもひくひくして、僕の舌を心では望んでるのにひたすら耳だけ責められるのはどんな気持ちかな」
B「……」
A「ところでBくん今も勃起してる?」
B「してません」
A「ふふ」
B「何だよ」
A「Bくんが敬語になるのは嘘をついている時」
B「……うるさい」

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