バトンですが、少し小話のようになっているのでこちらに。
大丈夫な方は下へどうぞ!


受け幼児化バトン


受けが幼児化します。身も心も幼児です。
攻めの反応、やりとりを妄想してください。
やる前にCPをどうぞ→遊十

ではいきますよ。

◇朝起きたら幼児化した受けが隣で寝ていました。

「(…夢でも見てるのだろうか?)」
自分の頬をつねると確かに痛み、これが夢でないことが分かる。
すやすやと眠るちいさな十代さんの姿に動揺し、暫く固まったまま見つめた。

◇受けが起きました。まだ寝ぼけているせいか抱き付いてきます。

どきり、と心臓がひとつ乱れた。
「じ、じゅうだい…さん?」
ちいさなしろい手がしっかりと自分のシャツを掴んでいる。名前を呼んでも寝ぼけているのだろうか、むにゃむにゃと言葉にならない声が返ってくる。

◇何と幼児化した為に合う服がありません。

どうしたものかと考える、今この場に子供用の服なんてない。だがこのままにしておいて十代さんが風邪でも引いたらと考えると絶対に何とかしなくては、と思う。
視線を合わせるように屈むと、きょとんとした琥珀色の瞳と目が合う。
「十代さん、服を用意してきますので少し待っていてくれますか?」
「はぁい」
こくん、と素直にひとつ頷く十代さんは本当に可愛いと思う。普段も可愛いと思うことはあるがそれとはまた違う幼子独特の可愛らしさだ。
微かな笑みを浮かべて十代さんの頭を優しく撫でると、服を調達に向かった。

◇お出かけします。どこに行く?

十代さんを腕に座らせるようにして抱き上げる。
「ここからだと街が見渡せるんですよ」
自分のよく行く場所をちいさな十代さんに教えたかった。
きらきらした目でその景色を眺める十代さんに笑みがこぼれる。連れてきて良かった、と本当に思った。

◇途中知り合いに会いました。

「お、遊星」
帰り道の途中、聞き覚えのある声に立ち止まる。
「クロウ」
「何だ、ついに子供ができたのか?」
クロウの言葉に思わず固まっていると、十代さんが不思議そうにこちらを見上げる。
「ゆーせ?」
「あ、ああ…大丈夫です」
頭をひとつ撫でると十代さんははにかむような笑みを浮かべた。
「クロウ、変なことを言うな、大体十代さんは男だ…子供ができるわけないだろ」
クロウを睨むように見れば、肩を竦めてみせる。
「いや、あの人なら意外とできそうな気がしてさ」
「………」
確かに十代さんは普通とはかけ離れてはいる、意外とできそうな気もする。
ひっそりと心のなかで今度試してみようと決意した。

◇無事帰宅。お腹が空いたようです。

「何か食べたいものはありますか?」
「えびふらい!」
問いかければうきうきとした様子で言う十代さんに、笑みを浮かべると早速エビフライの準備にかかった。

◇一緒にお風呂に入ります。

「(ちいさいな…)」
十代さんの頭を洗ってやりながらしみじみと思う。すっぽりと腕のなかにおさまるくらいちいさな身体。自分にもこんなにちいさな頃があったのだろうと思うと不思議な感じがした。

◇洗っている最中、元に戻りました。

「え?」
「っ、遊星…?!」
どうなっているのか分からないが、十代さんが元に戻った。驚いて目を見開きこちらを見つめていたが、みるみる顔を真っ赤にする。

◇受けには幼児化した時の記憶があるそうです。

「ありがとうな」
「え?」
「…色々、してくれて」
照れながらそう言う十代さんに笑みを浮かべる。
「いえ、俺のほうこそありがとうございました」
礼を言うと十代さんが不思議そうに首を傾げる。
「ちいさな十代と一緒に過ごせました、とても楽しかったです」
にっこりと笑みを浮かべると十代さんは更に顔を赤くした。




以上です。
お疲れ様でした!
回す人を三人程選んでください。
→ご自由に
→どう
→ぞ!

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満足!
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