例えば、言い方は悪いが物を貢いでみる。
松が喜びそうな珍しい食材、料理に調和する美しく食器など。何でオレがんなことをするのか露ほども理解せず、ただただオレが親切なのだと喜ぶ。
時に遠回しに想いを伝えてみても、直球で好きだと伝えてもまったく伝わらない。
しかしそんなところも愛おしいと思ってしまうから、質が悪い。
惚れた弱みというやつだ。
自然と深い溜め息がこぼれる。

「(誰か松の攻略法教えてくれ!)」



END
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