別れの日は確実に近づいていた/相変わらず残酷な空/今日もまた太陽が昇ること/さよならの指切り/誇りまみれの真実/交差する空気/消えていくのは/いつからか/ただ見ているだけだったんだ/虚しさで埋める記憶/扉の前の走馬燈/去っていく星空/悲しさに溺れた夜更け/ピースが足りない君との思いで/君を傷つけてしまう/空白に佇む赤/僕と君の風景/笑えていることが幸せだと/君の記憶に僕がいなくても/生きたいと思うこと/呆然と騒然/遙か遠くに消えた音/花に飾られる月/いつか冷たくなるだけ/信じて愛した/君を避けるように/目を閉じて浮かぶ/五秒で崩れる/なにもなかったのかと/もう生かされてくれないの/ちっぽけな永遠/長い年月の果て/(0911~0922)