04.傷21/21「銀時ィ、飯食うだろ?」たくさん泣いて、なんとか落ち着いた頃、高杉が雑炊を持って現れた。こいつこんなに優しかったっけ、なんて思って笑いが少しこみ上げてきてたまらずに、吹き出すと高杉の顔が歪んだ。あ、まずい。なんて思ったけど、こみ上げてきた笑いはそう簡単には止まらない。 ← back