父の髪

 日曜日、朝から父が理容院に行っていたらしく起きぬけの灰羅に


父「何やお前、今起きたんか。父さんなんか朝から散髪行って来たのに」

灰羅『あぁ! ホンマや! 髪無いやん! 気ぃつかへんかったわ〜』

父「髪あるわっ! 禿げとるみたいに言うな!」←大声






 ……そんなデカイ声で否定せんでもええやん。気にしてんのか。

 ※父は50歳代。白髪と黒髪が程好く入り交じる、まだまだフサフサな御髪をお持ちです。パンチパーマならぬデザインパーマと言う髪型。灰羅にはパンチパーマにしか見えませんが。
 かれこれ20年近く同じ髪型で、灰羅の赤ちゃん時代の写真にはまだパーマをかけていない頃の父が写っているのですが、その髪型を見る度に違和感を感じます。

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