『とりあえず、まあ。 1』

“どうしたの? お腹でも痛いの? ”
クスクスと笑う、お前は悪魔か……?
ぼやけた瞳で神を名乗る少年を見上げた。

それはまるで、悪夢の始まり。

FF(フットボールフロンティア)の試合中、俺は相手チームのシュートを止められずボールを腹で受け止めた。

「ぐぅ……っ」

腹を抱えうずくまる俺に、彼はそう言った。

「どうしたの? お腹でも痛いの? 」

そして笑った。
馬鹿かコイツ? どうして、何がそんなに可笑しい?

ムカつく、かも……。

試合が終わって、ソイツを捕まえてトイレに無理やり連れ込んだ。

「ちょっと……っ何すんの!?」

強気な瞳。全然怖がらない。
こんな事は慣れっこか…。

「お前、ふざけんなよ……うちのチームのみんなを苦しめて……っ」
「……は、君たちのチームが弱かっただけじゃないか……っ」

俺がゆっくりアフロディに近付くと、後退りをする。

「なん……なの……」

少し睨んだ様に俺の顔を見つめる。
俺はとっさにアフロディの髪の毛を掴んで頭を壁に固定した。

ゴツっと鈍い音がした。

「源田……?」

トイレの入口に足音が響いた。

「……佐久間、遅いよ」
「ごめん。鬼道がいたから…」
「そうか……」
「可愛いよな、アフロディ」
「ああ……」

アフロディがさっきぶつけた頭を抑えながら、こちらを睨みつけていた。

「お返し、してやるよ」

俺は憎しみを込めて言った。
その後すぐにアフロディの服を引き裂いた。

「いや、だ……やめて……」

服を裂かれる、ソイツの声が震えた。
破れた服から所々見える白い肌がエロい。

「俺から入れていいよね」

佐久間が背後から口を出した。

「ああ」

俺が返事をすれば佐久間はすぐにアフロディを押し倒し、下着を下ろした。

「初めて?」
「……っ」
「……な訳ないか。こんな容姿じゃあな」

歯を食いしばって恨めしそうな顔、マジでそそる。
恐怖で何も言えなくなってる所を見ると、もしかして初めてなんじゃないかって気がしてきた。

「お願、い……やめて……」

アフロディが振り絞って言った言葉を紡いだと同時に、佐久間のモノがゆっくり中に食い込んで行く。

「…っ!! ぅ…ぁあ……!!」
「キッツ……っ」

俺はすっかり、アフロディの歪む顔に見とれていた。

「おい、源田。ちゃんと写真取れよ」
「あ……悪ぃ……」

―――カシャッ

シャッターを切る。他言されたくないから。
恥ずかしい姿を残しておいてやろうと思ったから。

「やめ……て……っ、痛い……っ」

固く閉じた瞳からポロポロと涙を流す。

「いいな、その泣いた顔。もっと泣けよ」

佐久間が激しくピストンするとアフロディは更に涙を流した。

「ぃい……!? い……痛、い……っ!! いや、あああ……やめ……っ」

ズブズブ差し込まれては引き抜かれる。
アフロディは床に爪を立てて体を捩った。

「誰かぁあああーー……っ!!」

痛みに狂った様にアフロディが叫び続けた。
だけど、夕暮れの街に人の姿は感じられない。

「叫んだって無駄だよ」

佐久間の容赦ない攻めにアフロディはビクビクと震えながら、果てた。

「嫌がっておきながらイッてんじゃん」

佐久間が笑った。
俺はそんな姿をすっかりカメラに収めていた。

アフロディがイッたって佐久間は腰を動かすのを止めない。
絶頂を迎えて尚、留まらない佐久間の欲望に力なく喘ぐ。

そんな中、佐久間がアフロディの口を両手で上下に無理矢理開かせた。

「……ちゃんと飲めよ?」

一言そう言って、佐久間はアフロディの口をめがけて上から自分の唾液を垂らした。

「ぅあ……!? ……ん、は……ぁっ」

佐久間が手を離すとアフロディは咳き込んだ。

「……ふざけな……っ、あ……! ぁあああ…!!」

腰を激しく打ち付け出した佐久間の呼吸が荒くなる。

「……くっ、………ふぅ」

ビュクビュクと中に欲望を吐き捨てると、すぐに抜き去った。

「源田、次入れるんだろ?」
「……おう」

もうやめて と体勢を起こしたアフロディを四つん這いにして自身をあてがった。

「もう……許し、て……っ」

泣いて悲願するアフロディの髪の毛を掴んで佐久間が言う。

「うるさい口には、蓋をしろってね……」

そのまま自分の汚れた自身を口にしまった。

「噛んだら……わかってんだろうな?」

俺はそれを横目にアフロディの小さい肉壁に自身を少しずつ突き刺した。

「んんーっ!!」

ギチギチと音が鳴った。
想像以上にキツい。

「ん……、んん……っ、ふ……あ゛ぁ……っ!!」

まるで獣の様な声。
イケナイ気分になる。
ギチギチギチギチ差し込めば差し込むほど恐ろしい音が鳴る。


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