【潤した筈の喉がまた乾く 貴方の愛は海水にも似て】

潤した筈の喉がまた乾く 貴方の愛は海水にも似て

ふんわりと笑う貴女を見て思う 嗚呼、幸せな恋をしている

君からのキスがない日はどことなく 口寂しいような気がして

簡単に限界越えるキャパシティー 溺愛という名が相応しい恋

届かない思いを乗せて紙飛行機 たどり着く先は君の肩先

呼べぬなら呼ばせるまでと笑う君 その顔見たさに名を呼べぬ我

「さよなら」は笑って言いたい貴方への 想いは一つも嘘じゃないから

泣きながら逃げるあなたを追いかけて まだ追い付かない まだ追い付けない

初めてのキスは辛くて顔しかめ 君が噛んでたミントの香り

首伝う汗を一粒追いかけて 噛みつく先は君の心臓


(13.05.14)
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