04

SK様より
>>夢子さんが武将達と初めて会ったときに一人一人に対してどのような第一印象を抱いたのかお聞きしたいです。
最初は子供化していたので大人になったときの第一印象を教えてください。





夢子『……そ、そうですね。まず幸村さんは……夢の中の記憶が一番最初でしょうか?』

幸村(……ドキドキ)

夢子『……少年のように素直そう、な方でしょうか?今もその印象は変わってないのですが……たまに』

幸村「ゆ、夢子殿……?」

夢子「……お、大人っぽい時があってドキドキします」




佐助「あはー、じゃあ俺様はー?」

夢子『……少し怖い、でしょうか?佐助さん、よく私の仕草を観察されていましたし』

佐助「あぁ、ごめんねー。夢子ちゃん。俺様、職業柄ねー」

夢子『あ、はい。わかってますよ!』




政宗「……honey、俺は?」

夢子『えっと……、イケメンなお兄さん?』

政宗「What?」

菊一「イライラ蹴り倒したくなるほど面倒そうなの略だ」

政宗「……清々しいぐらいの大嘘だな。monster」




夢子『……小十郎さんは……あ、あはは』

小十郎「お、おい。なんだ、何故目をそらした?夢子」

夢子『うぅ、ごめんなさいー』

小十郎「?!何故泣く?!」

菊一「……察してやれよ」




慶次「……で、俺はー?」

夢子『慶次さんは、優しそうなお兄さんだなと!あ、それは家康さんもです!お二人とも、すごく話しかけやすかったです!』

家康「ハハッ!光栄だな!」




元就「……」

夢子『元就さんは、日本美人さん』

元就「……は?」

夢子『あう、睨まないで下さい、正直な感想なんですぅ』




元親「じ、じゃあ俺――」

夢子『破廉恥な……』

元親「なっ?!夢子に言われたくねぇ」

夢子『うぅ、男の色気を振りまかないでくださいー!』




小太郎「……(こてん)」

夢子『小太郎さんは、なんだか不思議な包容力を感じましたよ。……小太郎さんに頭を撫でられるのって好きです』

小太郎「……(きゅん!なでなでなで)」




夢子『えっと、半兵衛さんは――』

半兵衛「知っているよ。天使様、だろう?」

夢子『ひゃ……!うぅ、は、恥ずかしいですぅ』




光秀「……これは聞かなくてもわかりますね。恐怖しか感じなかったのでは?」

夢子『いえ、あの時は……なんだか泣いているように見えたんですよ。すごく悲しそうな人だって』

光秀「……仔羊」

夢子『……あ、あの、すみません』

光秀「いいえ。寧ろ、夢子にはいつも驚かされていますよ」

ちゅ

夢子『っ?!』

菊一「おい、何、お嬢の可憐なほっぺにチューしてんだ変態っ」




夢子『え、えっと!み、三成さんは………………』

三成「な、なんだ?!何故、押し黙るっ?!」

夢子『……第一印象が衝撃的で。……そ、その、半兵衛さんが大好きなんだなぁと、本気で殺されるかも、と』

三成「……す、すまなかった。あれは、その」

夢子『……でも真っ直ぐに生きている方だと感じましたよ』

三成「……っ?!」




刑部「……三成が真っ赤になって硬直したな。ヒヒッ」

夢子『刑部さんは、その瞳が印象的で。……初めてお会いした時、誰よりも畏怖を……』

刑部「……正直者よな、夢子は。嘘をつかれるよりかはいいが」

夢子『今は、お茶目さんだと想っています!』

刑部「やれ……、お仕置きが必要か?」




夢子『官兵衛さんは、……く、熊さんみたいに……つ、強そうって思いました!』

官兵衛「……今、小生に気を使ったよな?な?」

夢子『うわんっ、ごめんなさいー!官兵衛さん、刑部さんに虐められてるイメージしか……っ!』

官兵衛「…………ぐすっ」

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