《パンダ:そういえば私クラシック曲の次に洋楽を聞く方だ》 《善哉:なんなん。俺に媚び売っとるん?》 《パンダ:果たして善哉さんに媚びを売って私に得があるのかと》 《善哉:……少なくとも、今度会った時、鼻からアンコを食べさせられることにはならへんとは思うっすわ》 《パンダ:ごめんなさい善哉様!超媚びてます媚びへつらってます、てへ》 《善哉:……てへ、がウザイわ究極に》 謙也くんぐらいウザいわ。 画面に表示されていく文字にふんっと鼻で笑ってから、椅子の背もたれにもたれかかって伸びをする。 くんっと固まっていた筋肉が伸びて、頭ん中がすっきりした。 《善哉:そうや。今作ってる曲、出来上がったらパンダに弾いてもらいたいんやけど》 《パンダ:え!まままマジですか!嘘やジョークとかではなく?!》 《善哉:おん。こんなところで嘘や冗談打ち込んでどないすんねん》 アホ。と最後に打ち込んでから、興奮して喜んどるような詩織を想像して顔を赤くした。 ……あかん。 今ひとりで薄気味悪くにやけとった。 寒っ。 エクスタシー部長でも、ヘタレスターでもないのに何やっとんのや。 《パンダ:すごくすごく楽しみだ!明日学校で自慢しよっ》 「……まっ、えぇか」 たまには、俺も。 アホみたいになっても罰は当たらんやろ。 目を閉じたら、へらへら笑っとる詩織の顔が浮かんだのだった。 ――――――――― 岡本柳様へ。 こ、こんな感じでいかがでしょうか?終始ノリがおかしいかもしれませんが。 また、今回カウンターの誤作動で1000000番を踏まれた方がお二人になっております。 改めてありがとうございました! たまには妄想してもえぇやん[ 53 / 64 ][ 戻る ] |