*database*


§characters§

*side:神楽*

♪神楽[かぐら]
夜兎国出身、3歳〜10歳までは日本育ち。父は通称・星海坊主。世界を股に掛ける国際警察のエージェント。母は10歳の時に他界。
母がピアノが得意だったこともあり、幼少の頃から音楽に慣れ親しんでおり、特に歌うことが一番好き。初恋の人との約束を果たすため、高校から本格的に音楽の勉強をしようと再び日本へ。
私立の名門音楽院・試衛館の高等部に通う傍ら、兄をリーダーとする人気バンド『silver Soul』のボーカルとして絶大な人気を誇る。
15歳。

"江戸"と呼ばれるその地で生きていた、前世らしき記憶を持っている。
その記憶の端々には、黒服に日本刀を携えた亜麻色の髪の恋人らしき男…沖田総悟が存在している。


♪神威[かむい]
神楽の5歳上の実の兄。神楽が夜兎国に戻った5年前、日本に残るために父との死闘の末、半分勘当された形で自由の身に。
自分も通っている試衛館のことを神楽に教え、日本に呼び戻したのは…口には出さないが、妹が可愛いから。
音大に入ったのは、母の才能を受け継いだのもあるが、バンドに役立てる意味もあり。バンドでは、リーダーでベース担当。神楽加入前はボーカルも務めたが、巧いだけでつまらない(つんぽ・談)とのこと。

神楽の前世の記憶では、吉原の事件以降の消息が不明。神威の方には、全く前世の記憶はない。

♪坂田 銀八[さかた ぎんぱち]
神楽の父とは、ある仕事をきっかけに知り合って以来の友人。神楽の日本での保護者で、試衛館高等部の国語教師。神楽には名字がなく不便なため、銀八の坂田姓を名乗らせている。
普段はダラダラしているが、昔はやんちゃだったらしい。
28歳。

前世とは名前が微妙に違うが、基本的に魂に大差はない様子。やはり前世の記憶はない。

♪志村 妙[しむら たえ]
試衛館の近くにある音楽ホール『恒道館』の館長を亡き両親より引き継いだ。
神楽たちのバンドの活動拠点がその恒道館であり、融通を利かせてもらっていることもあり、みんな頭が上がらない存在。神楽は姐御と呼び慕っている。
総悟の高等部時代の同級生。

前世の記憶はない。

♪志村 新八[しむら しんぱち]
妙の2つ下の弟。妙同様、将来の恒道館経営の為にも…と、試衛館で音楽を学んでいる。
前世の記憶はない。が、突っ込みの鋭さは前世から健在。

♪高杉 晋助[たかすぎ しんすけ]
神威の高校からの悪友。バンドにも巻き込まれた形で加入。ドラム担当。
前世の記憶はない。

♪河上 万斉[かわかみ ばんさい]
元々は高杉の友人で、音楽を通じて神威とも親しくなる。
大学は一緒で、作曲科在学中。バンドの全曲を作詞作曲。ギターの腕もプロ級。神楽の歌に惚れ込んでいるらしい。

前世の記憶はない。

♪猿飛 あやめ[さるとび あやめ]
銀八に纏わりつく、ストーカー眼鏡っ娘。実家が忍者の家系の末裔らしく、隠れたり突然現れたりと神出鬼没。
年齢不詳だが、一応試衛館の関係者らしい。

前世の記憶はないが、やっぱり銀さんラブ。





*side:総悟*

♪沖田総悟[おきたそうご]
若くして天才ピアニストと呼ばれ、顔の良さも手伝ってマスコミに鍵盤の王子と称され追い回されている。実際、その腕は技術も表現力もずば抜けており、国際コンクールでの優勝経験が複数回。世界中に熱烈なファンがいる、超人気ピアニスト。
音楽一家に生まれ、父が試衛館音楽院を経営していたこともあり、自然に音楽の道へ。両親共に交通事故で亡くしており、唯一の家族の姉は嫁いで海外へ。
亡き父はヴァイオリニスト、母はソプラノ歌手だった。試衛館を共同経営していた伯父も同じ事故で亡くしており、残された伯母に経営を任せ、一緒に暮らしている。
神楽と5年前に出会ったことでピアノに真剣に向き合うことが出来、現在の彼がいる。
19歳。

5年前の神楽との出会いにより、前世を思い出した。すぐに神楽を捜しに行ったが、既に夜兎国へ帰っており、再会を断念。4月から試衛館に神楽が入学したことを知り、漸く再会を目論んだのだが──。

♪近藤 勲[こんどう いさお]
総悟の伯父の弟子だったが、両親を幼い頃に亡くしたこともあり、そのまま養子に。総悟が幼い頃から一緒に過ごしており、総悟は兄のように慕っている。
義父亡き後は、義母と沖田邸に入り、総悟と暮らすように。同時に試衛館の院長に就任する。
29歳。

前世の記憶はないが、一目惚れした妙にストーカーのごとくつきまとっており、本質は変わっていない。

♪土方 十四郎[ひじかた とうしろう]
総悟を含め、近藤と総悟の姉ミツバとは幼なじみ。ミツバとは、長い恋人期間を経て結婚し、夫婦に。
総悟の父の弟子(ヴァイオリン)で、今は活動拠点をヨーロッパに移した為、ウィーンにいる。総悟にもヨーロッパに来て欲しいと声をかけている。
28歳。

前世のことは覚えていないはずだが、ミツバに関しては何故か"今生では必ず自分が幸せにするんだ"という思いが常にある。その為か、無意識に、ミツバが咳をしたりすると敏感に反応し、特に過保護になる。

♪土方 ミツバ[ひじかた みつば]
総悟の歳の離れた実姉。病弱がちで良く入院したりしていたが、歳を重ねるうちに大分丈夫に。総悟同様にピアノを弾いてはいたが、身体のこともあり本格的にコンクールなどにも出たことはない。ただし、その腕前はプロ級。土方とは夫婦となり、共に海外に移住した。日本に残した総悟を常に気にかけている。
27歳。

前世の記憶はないが、土方と出会った時に子供ながらに運命を感じたらしい。

♪近藤 杏子[こんどう きょうこ]
(オリジナルキャラ)総悟の父の姉(伯母)。
総悟の両親が亡くなった事故で自身の夫も共に亡くし、未だに立ち直れていない様子。夫が試衛館の院長をしていたため、死後は総悟の父の代わりに理事長となる。院長は、総悟の意向もあり義息の勲に。
歳を感じさせない美貌とスタイルの良さで、カリスマ性もある。音楽には詳しくないが、経済学部出身の為、経営者としては優秀。

前世は総悟と関わりなし。




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