*clap_log*


「よぉ、チャイナ。今日も無駄にアホ面だな」

「……………………」

「何だよ。てめーが言い返さねェとは、珍しいこともあるもんだな」

「うっさい、クソサド」

「だからって直球かよ、オイ。Sは打たれ弱いんだ。お手柔らかに頼むぜィ」

「知らねーヨ。勝手に打たれてろ、どS」

「何だよ、随分機嫌悪ィじゃねーか。アノ日か?」

「…………黙れヨ、サド」

「……ここで掛かってこねぇんじゃ、調子狂うぜ。ま、何あったんだか知ったこっちゃねーけど元気出せや、チャイナ」

「……っ、し、心配してくれてんのかヨ? Sのクセに」

「あー、まあ。てめーがそんなんじゃ身体も鈍っちまうんでな。今日は休戦にしといてやらァ」

「も、もう行くのカ!?」

「……チャイナ?」

「またっ……。お、オマエ、わ、私の名前知ってんのかヨ!!」

「はっ? 名前って……げ。おま……熱でもあんじゃねーか? 身体中真っ赤」

「そんなに私の名前呼びたくないアルか。それともやっぱり知らねーのか、コノヤロー!」

「な、何言ってんでィ! やっぱ熱あんじゃねーのか……」

「熱なんかないアル! ただ、お前、いっつもチャイナって……私のこと」

「──やべェ。チャイナのデレが纏めてきやがった。俺、今なら萌え死ねる」

「は? な、何言って……」

「なぁ。期待しちまうぜ、お嬢さん?」

「ごまかすなヨ。お嬢さん、じゃねーアル」

「開き直りやがったな、てめー。……ったく。だったらそっちも言ってみろや、俺の名前。ってーか、知ってるかどうかも怪しいんだがな」

「だって……ズルいアル。玉砕覚悟で先に言ったのは私ネ!」

「へー。玉砕すると思ってたのかよ?」

「だ、だってお前いっつも……ふぇ……」

「おい、んなことで泣くなっての! いくらSでも女泣かす趣味なんざねェ。おら、こっち向けや、ば神楽」

「……っっ!!」



な ま え を よ ん で





拍手御礼第1弾でしたー。
本館で、突発的に色んなジャンルのNLCPでテーマ一緒の会話文を書いたんですが。
コレもその1つで、沖神処女作になりました(笑)ちょっこり、弄ってはいますけどね〜。

'10/05/27 up * '11/06/12 reprint

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