A requiem to give to you
- 外郭大地編 -


【時期】第27音後


ルーク:…………

グレイ:あ? 何ジロジロ見てンだよ

ルーク:! べ、別に見てねぇっつーの!!

グレイ:あっそ

ルーク:…………

グレイ:…………

ルーク:…………

グレイ:…………だから、何か言いてェ事があンなら言えっての!

ルーク:だ、だから何もぬぇって! ……ただ、お前ってタリスのこ、こ、こここ恋人、なんだろ?

グレイ:それがどーした

ルーク:いや、だから……そのよ。やっぱ、結構深い関係だったりするのか?

グレイ:あー……そう言う事。お年頃な質問だな

ルーク:ばっ、馬鹿にすんなよ!

グレイ:別に馬鹿にはしてねーよ。気になる奴はやっぱり気になるンだろうしな。……ンで、タリスとの関係ねェ………お前はどう思う?

ルーク:はぁ? わかったら聞かねぇっつーの

グレイ:それもそうか……まぁ、別に何もねーけどよ。つか、あまり恋人らしい事ってのはしてねーンだよ

ルーク:?

グレイ:ま、何だ。アイツとは普通の幼馴染みとして過ごしてきた時間のが長かったし、ヒースとかあの馬鹿女も交えて連むのも何だかんだで良いしよ。あまりこの関係を壊したくないってのもある。それに何よりも……

ルーク:何よりも?

グレイ:…………………いーや、これはお前に言っても仕方ねーな。今のは気にすンな。ンじゃ!

ルーク:何だよ、そんな風に言われたら気になるじゃねぇか……っ!


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