『■■□■■』
- ナノ -

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『暗愚の実体』
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“なべての無限の中核で
冒涜の言辞を吐きちらして沸きかえる
最下の混沌の最後の無定形の暗影にほかならぬ
すなわち
時を超越した想像も
およばぬ無明の房室で
下劣な太鼓のくぐもった狂おしき連打と
呪われたフルートのかぼそき単調な音色の只中
餓えて齧りつづけるは
あえてその名を口にした者とておらぬ
果しなき魔王
■■■■■”
“真っ暗な闇の中で楽しいことはないかと暇をしている
闇の中で話を聞いてくれる生物はいない
つまり誰もこれない闇に覆われたこの空間で
意思のない生物が演奏する太鼓と
意思のない生物が吹く笛を聞きながら
暇過ぎてやってきた人間の看病をする私は
果てしなき魔王
アザトホース”

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