まとめ1
1.5次創作も交じってますが名前は出てないので気にしないで読めると思います。
あの人はなんて天邪鬼なのだろう。わたしが、色鮮やかでキラキラとしたスノードームが欲しいって言ったら。モノクロのそれを作ってくれた。
「いじわるだなぁ君は」
それでももらったスノードームはとても、綺麗だった。
@0daib0t:いじわる、モノクロ、スノウドーム
わたしが病院に来てから何年目かな。もう数えられないくらいだね。その間にたくさんの「さよなら」を見てきたの。病院に、この世に、さよならを言う人。ほら今日も、わたしの隣で、退院のお祝いパンケーキを頬張る男の子。おめでとう、さよなら。
@0daib0t:病院、さよなら、パンケーキ
「やった!記録更新だ…!」
2軍の最下層にいる僕は不要品扱いされていた。他の人が辞めていく中、何故部活に居続けるのか、と疑問すら抱かれる。でも、僕はこうやって少しずつでも自己ベストを更新していければ楽しいんだ。僕は、この競技が好きなんだ。
@0daib0t:2軍、不要、自己ベスト
近所のコンビニだからと着古したストライプのTシャツを着た、そんなわたしはどう考えても転ぶところじゃないとこで最大に転んだ。周りの人にクスクス笑われる。そんなわたしの前に颯爽と現れ、手を差し伸べた男の子は、その時からわたしの王子様。
@0daib0t:颯爽、ストライプ、男の子
「ねぇ、進路、どうする?」
わたし達は帰路についていた。その途中道草を食い河川敷の芝生に寝転がる。そんな中で、話を切り出した。わたしの問いに真剣に答える幼馴染たちは、わたしよりずっと大人に見えた。
@0daib0t:道草、進路、幼馴染
昭和時代の雰囲気が漂うこの喫茶店は私のお気に入りの店だ。時折店内に流れるヴァイオリンの音。これはここのマスターが…演奏をするときには必ず袴を履く不思議な彼女が奏でているものだ。何故そうなのか分からないが、それが居心地の良さを作っている。
@0daib0t:喫茶店、袴、ヴァイオリン
『神さまのレンタル始めました!』
軽いノリで書かれた看板の内容に、僕は疑問符を浮かべた。興味本位で店に入ると、地面に描かれた三角形の中に少女がいた。あれなのか?俄には信じられなかったが、その美しさは確かに人間のものではないようだった。
@0daib0t:レンタル、神さま、三角形
「ねぇ先輩。僕と個人授業する気ない?先輩、数学は得意でも国語はほとんど出来ないんでしょ。僕、国語教えられるよ。手始めに漱石から、どう?」
キラキラと瞳を輝かせる生意気な後輩を見て、俺が断われるわけはなかった。明日からあいつも先生か。
@0daib0t:後輩、漱石、個人授業
起きるのが遅い彼女の為に早起きしてご飯を作る。今日は目玉焼きにしよう。準備を終え、着替えて待っているとようやく起きた彼女が笑顔で
「ネクタイ、曲がってるよ」
って直してくれる。そんな日々がほしくて、今から俺、プロポーズするんだ…!
@0daib0t:ネクタイ、目玉焼き、プロポーズ
「君には色がない」
どういうことなのか、と問えば、それが分からないようでは教えても仕方ないと軽くあしらわれた。色がない?色素が薄いということか?ならそうだ、確かに彼は色鮮やかだ。でもきっとそういうことではないだろうとは、感じている。
@0daib0t:無彩色ガール・ビビット少年
ゲームの中で、わたしのコピーが幸せそうにしている。昨日はプロポーズをされて晴れて結婚。今日はなんとなく前髪を変えた。コピーのわたしはなんて明るい笑顔…!なんて幸せそうな顔…!
@0daib0t:コピー、結婚、前髪
わたしは数ヶ月間しか着なかった制服を乱雑に放った。わたしが来たことで何人もの歯車を狂わせてしまった。幼なじみの二人、同じ隊員だった二人、そして…つい自分が妹だと名乗ってしまったお兄ちゃんにも。こんな最低なわたしは死ねばいいのに、死ねないの。
@0daib0t:妹、制服、死ねばいい
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