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世界は翌朝に終わる


管理人は毎日見る夢をほぼ覚えてます。
その夢はいつもの日常の一コマだったりするんですが、中には物語となって第三者視点で見ているというものもあり、気になった話は最近箇条書きで書き留めていました。その内容をメモとしてここに残しておこうかと思います。
ホントに殴り書き同然で、途中、夢から覚めて続きが分からなくなったりするのもありますが、それでも良ければお目汚しにどうぞ。


生きる理由

「この土地を守るのが私の生きる理由なの」
旅人にそう話す彼女の目は爛々に輝いていた。
けれど旅人には彼女の想いが理解できない。他人の為に、と身を削るようにして生きる彼女の生き方が。
「そんなもの放って、俺と一緒に旅に出ればいいじゃねぇか」
彼女は首を横に振る。分かってもらえなくてもいい。
そして、その時がきた。災厄が彼女の住む土地に降りかかったのだ。
彼女は身を呈して守ろうとした。けれどその彼女の代わりに土地を守ったのが旅人だった。
「俺はここにいる奴等じゃなく、お前を守る為に災厄に立ち向かうんだ」
と。そして旅人は儚く散ってしまった。
「違う、違うの。私は、こんな結果を望んでたんじゃないの!」
涙を流す彼女の周りで、土地に住む者達は自分の命が助かったと、歓喜に躍り狂っていた。


闇落ちした魔女の昔話でよくありそうな話だな。

2021.10.07 15:57

神の声を持つ少女

平凡なバンドグループがある一人の女の子をボーカルに誘う話

何に対しても無気力で進路についても前向きになれないボーイッシュな女の子が、急にボーカルがいなくなってしまったとあるバンドグループと出会う。
ギターの男の子がやけくそで女の子に「ボーカルにやってくれない?」と言い、何の予定も無かったので「はあ、いいですよ」と引き受けた。
他のバンドグループ達は、もうこのグループも終わりだなと悲観的な考え持ちながら、いざ歌が始まれば女の子の歌は途轍もない美声で皆を圧巻させた。
いつも閑古鳥りが鳴いていた客席に徐々に人が増え、気付けばこれまでにない大人数に。
「君!俺たちのグループに入ってよ!」とはしゃぎまくるギタリストの子にある男性が声をかける。とあるプロダクションのプロ入りの誘いだった。
浮かれまくるバンドグループ達。今度ここの大学で一曲、歌を披露して欲しいと言われ、快諾する。
そのままなし崩し的にバンドグループに入ってしまった女の子。
大学で歌を披露する日、声をかけてきた男性の隣には有名なバンドグループのメンバーの一人が立っていた。
ますます浮かれまくる平凡なバンドグループ達だったが、所詮は平凡なバンドグループ。歌を披露し終わって大盛況に終わった後、男性が言い放ったのは、プロ入りは彼女だけだという言葉だった。実は今、有名なバンドグループにはボーカルがかけてしまっている為、探していた所だったのだ。
またとない話を女の子は「興味がありません」と一刀両断して断った。
けれど、ギタリストの男の子の「歌に興味を持ちなよ」という声の後押しに、そのままそこの大学の体験入学に入った。
体験入学したコースに参加者は数人。体験入学を説明する講師は新人の女性のようでガチガチに緊張していた。
女性が教室に入室した瞬間、女の子を見て「あー!!」と叫ぶ。女性はこの間の女の子のライブを見ていた観客の一人だった。


結局、美声の使い道は何処へ(゜Д゜≡゜Д゜)?

2021.10.07 10:38

アリスと孤児と婚約者

どこかのご令嬢アリス
妹を溺愛している兄
兄の友人でアリスと婚約している色黒長髪男性
アリスを密かに慕っていた孤児の少年

次の日に結婚が決まっているアリスが夜に兄と共寝をして今までの事を語り合い、朝起きた後は教会へお祈りをしに出掛けた時にテロ事件に巻き込まれる。
そこで孤児の少年と出会ったアリスは行動を共にしていく。
婚約者の男性や兄が必死にアリスを探す。
やっと婚約者がアリスを見付け戻るように説得するが、アリスの心は既に少年へ傾いていた。
婚約者は少年に激怒し、斬りかかる。
「アリスはもうお前のものじゃない!」
「貴様の所為だろうが!!」
実は婚約者は昔、兄の紹介で出会ったアリスに一目惚れをしていた。それから何とか分かりにくくもアプローチを続け、やっと念願の婚約者にまでなり、いざ結婚だという時だったのだ。


という夢を見ました。私も続きが気になります(笑)

2021.10.07 10:32