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「はあ」



どうも、合宿当日の朝です。結局合宿に行くことにしました何でかって?美紗ちゃんと寝泊まりできるからに決まってんだろそれしかないですよ、もう。まあ簡単に言うと私の頭の中は、美紗ちゃん>>>越えられない壁>>>ゲーム だったようです


それにしても早く着きすぎた、真田君は遅刻者を殴るときいて怯えて早めに着た結果早く着すぎて誰もいないのである、つら



「む、波谷か早いな」

「あ、」


真田君キター、真田君まじこわい何でこんなに老けてんのもうやだこわいどっか行ってください


「何だ?」

「あ、いや別に」

「そうか」



気まずい真田君と2人っきりとか気まずい早く美紗ちゃんか川上君来て、ちなみに川上君は準レギュラーらしく合宿に参加するそうだ。川上君が準レギュラーとか意外すぎて爆笑した、川上君がレギュラーですよくそ面白い


あ、愛子ちゃんからメールだ。

陽菜今日から合宿頑張ってね!


可愛い可愛い愛子ちゃん可愛いぞこら、愛子ちゃんも合宿来れば良かったのにな。


もう皆来る時間かな、私結構真田君と2人で待ったよ途中で柳君も来て微妙な空気になってトイレで愛子ちゃんとメールして暇潰してたけど。





「波谷おはよー」

「美紗ちゃ...川上君か」

「俺で悪かったな」

「まあいいよ」

「人見知りなのに真田達に囲まれて可哀想な波谷の為に友達置いてこっちに来てやったんだけど波谷がそういうなら戻るしかないかー」

「川上様万歳!最高!」

「はいはい、バスの方戻るぞ」

「えー」


川上君が私を迎えに来るとか珍しいなって思ったらそういう事か柳君辺りに私を連れてくるよう頼まれたのか、



「行くぞー」

「うええ」

「吐くなよ」


吐きませんよ、川上くんは私を何だと思ってるんだ。さっさと美紗ちゃんの元に連れてけ川上!


「波谷人見知りなのに合宿とか大丈夫かよ」

「美紗ちゃんと夜を過ごせるんだからそれ位我慢するし、仕事は裏方的な物だから大丈夫だよ」

「なら心配ないな!波谷まじで死ぬんじゃないかと思ってたぜ」

「死なねーよ!」

「ははは」



川上くんと笑いながらバスの方まで行くと結構集まっていた知らない人ばっかりだ


「あ、美紗ちゃん」

「陽菜!」

「美紗ちゃん、バスの席一緒に座ろ!」

「うん、いいよ!」


ああ美紗ちゃん可愛い優しい天使!


「美紗一緒に座ろうぜー」

「ごめん陽菜と」

「あ、いいよいいよ美紗ちゃん丸井くんと座って」

「え、でも」

「いいよいいよ」

「ごめんね陽菜」

「波谷さんきゅーな!」




ふああ私のチキン野郎、丸井くんに美紗ちゃん取られてたまるか糞野郎。ああこのままじゃ席1人だ、もうやだ窓ガラスにダイブしたい。








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