◎01
「陽菜!今年も同じクラスだねよろしく!」
「美紗ちゃんと今年も同じクラス嬉しい!」
「私も嬉しい!」
よかった美紗ちゃんと一緒だ、これで友達作りへの心配もいらない!見知りの私には嬉しい!人見知りの自分乙、美紗ちゃんについて行けば友達できるしクラスの中心グループに入れるし、うわ私他力本願すぎ
あ、申し遅れました私波谷陽菜という者です。普通に過ごしてたら何故かテニス部レギュラーのお気に入りの竹内美紗ちゃんと仲良くなれまして、
美紗ちゃん良い子だし素直だし女子力高いしかわいいし自分の考えちゃんと持ってるしテニス部もそんな美紗ちゃんほっとくわけないよね、うんうん
大好きな友達だよ美紗ちゃん、うん大好き
普通テニス部のマネージャーとなったらファンクラブからもお咎め無しというラッキーガール美紗ちゃん
「陽菜行くよー」
「はーい」
美紗ちゃんしか仲良い友達いないけど満足だって美紗ちゃん大好きだもんテニス部の人にも取られたくないくらい大好き。
(1学期の始まりに爽やかな風が流れた)