初夏。今の生活も中々
悪かねぇ。そう思った。
だが、時は進んでいく…。



『もう一度聞くぞ。この
列に並んでたのは俺が
先か?テメェが先か?』

「俺が後ろデス…」

『だよな?』




生年2ケタ野郎が。
俺の前に横入りなんぞ、
200年早いってんだ。



『って、何!?売り切れ!?』




嘘だろ!おい!




「梁、老舗和菓子屋
時音屋の限定和菓子買え
たん?」




ぐッ!




『その話はすんな…ッ!』

「あ、…スマン。
(買えんかったんか…)」




別にいいけどよ…。
別に、蔵ノ介が悪ぃ訳じゃねぇし。



 
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