おかしな話だよな。俺が誰に置いてかれるってんだ。俺には最初から誰もいなかったのに。その時。『!』蔵ノ介が傷を撫でた。「…痛そうや」『…死にゃしなかった』「自分に刃を向けるやなんて…」…んなの、俺の勝手…。「残ったら残ったでいいコトもあるて…、梁が言うてくれたやんか…」それ…。「辛なる時もあったけど、生きとるから巡ってくるもんがあるて思えるから!」─涙…「こんな事…もうせんといてや…」 ≫ 「#幼馴染」のBL小説を読むBL小説 BLove - ナノ -