それから、100年の時が
過ぎた。なのに、俺は
まだ生きている。





『…腹減った。死にゃあ
しねーけど、腹は減る』





おかげさんで生年余裕の
3ケタ。だが、身体は17の
時のままで止まっている。
理由は知らん。ただ
その場に誰書いたのは
覚えてる。顔も名前も、
忘れたがな。





『…!』






あの顔…!
見覚えがある…。
頭の中には憎き奴。
生きてやがったか。





『雪平ァアァッ!』

「!」





グゥウゥウッ。






『!』






やべ…、力が…。



 
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テーマ「人外ファンタジー」
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