『…ん…?』
あ…?血が止まってる…?傷が塞がってる…!?
『!?おい、蔵ノ介!?』
「「心配いらねぇ」」
『!!雪平…!?』
「「馴れねぇ力を使った
せいで寝てるだけだ」」
『は?』
何だそれ…。
意味わかんねぇぞ…。
「「わかんねぇか…?かつて
俺がお前の命を拾い上げた
ように、今度は蔵ノ介が
お前の命を繋ぎ止めたん
だよ」」
…おいおい。
『…法力ってヤツか…?
何でコイツにそんな力…』
「「蔵ノ介は俺とよく波長が合う。無意識に俺の気配を追ってここへ辿り着ける
程にな。加えて、俺が長年よりわらにしていたせいか知らねぇ間に俺と同じ力に目覚めていたんだな」」
そして俺と同じ願いを
かけた。
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