※発売前カウントダウン
私は死神だ。
それ以外私は自分のことを知らない。
彼女は人間だ。
少女、遠野紗夜は私に名を与えた。
「蒼」
少女は私をそう呼んだ。
私の名は『あお』になった。
死神の蒼、それが今の私だ。
だが、全てを……本来あったとした本当の名を思い出した時、彼女は変わらずそう呼んでくれるだろうか。
「蒼」
また、遠野紗夜が私を呼ぶ声が聞こえた。
それが何故か胸の辺りに心地よく響いた。
死神と少女本日発売
2011/07/28
「#お仕置き」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -