基本は倍返し
続
夜10時の訪問者
セーラー服#後の律と時生
*10万hit企画アンケート8位作品
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「わっ悪かったよ」
ついこの間の怒涛の告白からまだ数日。
すでに破局の危機に面しています、相良律です。
付き合いたて、そらもう舞い上がっちゃって。
どっかのバカップルみたいに男同士がお付き合いなんてね、そうそうあるわけないじゃない?
実際つい最近までノンケだった俺からしてみればまさか自分が男を好きになるなんて夢のような話しで。
しかも仲が良い友達だったわけだから実際嬉しかったのもあるわけで。
いや、マジ調子のってごめんなさい。
つっても目の前のかわゆい恋人は許してくんなそう・・・。
「ときおくーん?あいだときおくーん」
「・・・」
「許してくんない?」
「嫌」
うわっ本気でキレてる・・・!
普段怒らない奴が怒るとやっかいだよな。
例えば安倍は殴るからわかりやすいがセリーなんてキレたら何するかわからんからな。
一度か二度見たけど安倍が必死だったもんな。
「何考えてんの?」
「うっ」
ああ・・・安倍の気持ちが分かるぜ。
ホント、助けて。
顔面腫らす方がマシだぜ、コレ。
「なあ、頼むよ。機嫌直してくんない?ほら、最近でたあー・・・時生が好きなバンドのアルバム買ってやるし、明日見たいって言ってた映画つれてくし、あとはそうだ!イタリアン好きだろ?良い店知ってんだ、ひなちゃんが教えてくれ・・た・・・」
墓穴掘った・・・!
うわあうわあうわあすっごい冷たい目してる!
「ホント、ごめん・・・」
人生初めての土下座。
俺は友達が『浮気を疑われたら土下座する』と言ってた意味をようやく理解した。
「・・・・・てあげる」
「え?」
「りっちゃんが俺の前でひとりでシたら許してあげる」
ここで拒否したら俺に未来はない。
ズボンの前くつろげてゴシゴシとペニス扱いてる俺。
鈴口を軽く刺激して、先走りが止まんないペニス。
時生は俺のペニスをじって見ながら目をとろけさせてる。
くそぅ・・・あんまり見るなよ。
「つっ、ううぅっ・・・」
「りっちゃんのペニスガチガチじゃん。オカズ何?」
「・・・ふ、時生の、オナニーっ」
「なっ!」
時生に言葉責めされるなんて悔しいからせめてもの反抗。
目の前で俺のペニスを涎垂らしそうになってる時生のオナニーオカズにシコってる。
アナルにでけぇディルドくわえてペニスぷるぷる揺らしてる時生。
バイブ突っ込んでペニス扱いてた時生。
どれもたまらんかったな。
顔真っ赤にしてこっち見てる時生にニヤリと笑ってやればちょっと涙目。
さっきまでの余裕はどこへやら。
「時生は、んっ・・・オナニー上手だもんな?」
「そんなことなっ」
「はぁ・・でけーのアナルにハメてさ、んんっ指くわえながらっ腰振って」
「ふあっやっやだ!言わないで!」
「あー・・・最近のお気に入りは、んっあの黒いディルドだろ?いつも使ってんよな」
「や、やあ・・・ちがっ違うのっ」
「はっ嘘つくなって。アレでペニスもアナルもグズグズなるじゃん」
「うっうぅー・・・」
「・・・はあっヤバい、時生、こっち見ろ」
ベッドに伏せてた時生を呼べば涙目で上目遣い。
かわいいなあもう。
俺はその顔めがけて射精した。
「あっやあ!」
「お化粧。可愛いよ?」
「りっちゃんのばか!」
身体を起こした時生の肩と膝をつかんでベッドに押し倒す。
時生の下半身に目をやれば案の定シミが出来てた。
「ははっ俺の見ながらそんなグズグズにしてたの?」
「んあっ!」
「服着てんのにそっから糸ひきそうじゃん」
「やっや、りっちゃん!あああっ触っちゃやだ!」
ズボン取り払って下着だけにすると前だけが色が変わってた。
ローションを手にとって下着の上からかけてやる。
「ひぃっ!やだあっお願っ脱がして!パンツ脱がしてっ」
「はいはい、ベッド汚れるといけないから暴れるなよ」
「んああ!やだっりっちゃんやだあ!」
足を肩に乗せてやると目の前が時生の下半身なんてすげーいいアングル。
布越しにペニスを扱くといつもよりいい反応をする。
形もくっきり出ていてぷるぷる震えてるのまでわかる。
ぎゅっとめを瞑って指くわえて射精感やり過ごしてる時生。
マジたまんないんだけど。
目を瞑ってるからこれ幸いと時生の『りっちゃんBOX』から小さいローターを取り出す。
ちなみに『りっちゃんBOX』は俺の代わりがたくさん入ってるだけであって俺のものは一切ない。
今度増やそうと思ってるがまだ俺のものは一切ない。
俺は時生のアナルを探り当てて、少し慣らしていく。
「あっやっだめだめ!ひいんっ」
「布越しだと気持ちいいの?アナルちょー締まる」
「あっうあっやああ!」
「おお、時生のアナルがパンツ食べてる」
なんか下着にアナルが出来たみたいだ。
俺はローターを全部は入んないから半分だけおさめる。
「うあっや、なに・・・っ!うそっやっ」
「ハイ、スイッチオン」
「ひあああっやめっやめて!あんっりっちゃんっりっちゃん!ひぅっああん!」
「気持ちいい?」
「やだあっやああん!とって、とってぇっ」
抜けないように押さえながらまた『りっちゃんBOX』に手を伸ばす。
目当ての黒いディルドはすぐ見つかって、ソレを取り出すと時生の口にあてる。
「好きでしょ?舐めて」
「んんぶっはぅっううっんっ」
「上手上手」
時生が真剣に舐めてる間にアナルを虐めてあげる。
無理矢理押し込んでみたり、手でローターを揺すってみたり。
その度に身を捩る時生が可愛くて仕方ない。
おしゃぶりしてるディルドを口から抜いて、アナルからはローターも抜く。
すっかり広がったアナルは収縮を繰り返していてひどく卑猥。
「んはあ、あっりっちゃん・・・」
「挿るかなあ」
「まっ待って待っあああああ!」
下着がもってかれたような感じになった。
さすがに全部は挿いらなくてカリぐらいまで。
それでも下着はずれて時生半ケツだし前なんてキツそう。
あ、もう少しでペニスポロリしちゃうかも。
それ以上ディルドも進まないから軽く出し入れしていく。
「あんっや、りっちゃっああん!やあっあん!」
「嫌じゃないっしょ?すげー気持ちよさそうだぜ?」
「うあっああん!あんっりっちゃんっはあんっ!りっちゃん!」
ぐちゅぐちゅ音を鳴らして出し入れしてたらペニスの先っぽがポロリした。
真っ赤に擦れてて、だらだらと先走りをこぼしてる。
腹を伝って胸元まで先走りが飛んでる。
捲れたシャツから見える乳首もペニスと同じぐらい真っ赤で、顔は俺の精液まみれ。
可愛いなあ。
「んやああ!りっちゃん、りっちゃん!あんっもぅ、りっちゃんのがいいっうあんっディルドじゃやだあっあぅっ」
「ディルドで十分良さそうじゃん?」
「んんぅっやだやだあ!奥にほしいの、あんっりっちゃんのペニスで奥までぐちゃぐちゃしてほしいよお!うぅっ」
「淫乱」
可愛いおねだりにアテられて俺も限界。
ディルドを抜くと時生の下着を脱がせる。
擦られて赤くなったアナルが俺を誘っていて、俺は迷うことなく一気に突っ込んだ。
「いあああああっ!あっはあん!」
「あらら、トコロテン?」
「うぅっだっだって・・・」
「俺抜いた方がいい?」
首がちぎれそうなほど必死に横に振る時生。
まあ答えなんかわかってんだけど。
「やだやだ!んっりっちゃん動いて?俺平気だから、りっちゃんに奥ぐちゃぐちゃされたいのっ」
「ホント時生っておねだり上手だよな」
「はあん!あっああ、りっちゃんっあんっそこっそこイイ!ひぅっあああ!」
前立腺めがけてスライドすれば腰を跳ねさせて喜ぶ時生。
あっという間にペニスは勃起してて、自分で乳首弄ってる。
いやあ・・・ここまで乱れてくれるともう俺が限界なんですけども。
開いたままの口に迷わずに口付けて、顔についてんの俺の精液だったと気付いて後悔した。
「んっふ、ふぅ!りっちゃ、りっちゃんっんんぅ」
「ああもう時生可愛いんだから」
「ああんっりっちゃんっりっちゃん!」
そんなに呼ばなくても逃げやしないのに。
「はっ・・ヤベ、ゴムつけんの忘れてた」
「あっああっ中、中に出してっんぅっああ!中に出して!」
「後めんどくさいよ?いいの?」
「うん!うんっいいのぉっあんっあああ、りっちゃんっ!」
ホント、愛されてんな俺。
俺、幸せだわあ。
「あっあん!ふ、んぅぅっでちゃ、りっちゃんっも、でるっでるぅ!イっちゃ、イっちゃう!」
「んっ俺も、でるっ」
「んああ!あんっうぅ・・・りっちゃんっりっちゃん!ああっひぅあああああ!」
「んんっ!」
「はあん!あっああ・・・れてるよぉ、あついよぉ・・・」
下腹部に手あてて悦ってる時生からペニスを抜く。
ああ・・・やりすぎた・・・いろいろぐっちゃぐちゃだ・・・。
あの下着はもう使えないし、シーツもヤバいな。
ソープかっつーんだ。
やったのは俺だけどな・・・!
「そこにいろよ、タオル持ってくるから」
くしゃくしゃに笑った時生はまるでこれから悪戯をする子供みたいだった。
今日は5限まで授業でマジでダルい。
隣にいる安倍はそうでもないらしく黙々と準備をしてる。
「5限とかダルくねーの?」
「っ!・・・あっああ・・・」
なんか変だ。
なんか、なんか変だ。
「オイ、安倍?」
「なっなんだよ・・・」
「お前なんか変だぞ?俺なんかした?」
おお?
なぜそこで顔が赤くなるんだい?
ま、まさか・・・!
「俺に惚れちゃった?」
ゴキッ
首がっ、首が変な音した・・・!
こっこの野郎!
「次ンなことほざいたら首折るからな」
「ごめんなさい」
バカップル畜生め。
ようやく解放されて首をならす。
おー・・・痛かった。
すっと安倍から差し出された紙切れ。
また顔真っ赤にして歯を食いしばってる。
何がしたいんだ、コイツ。
俺セリーじゃないからわかんねぇよ?
渡された紙には安倍の几帳面な字が並んでた。
『お前時生の前で自慰しただろ』
俺もバカじゃない。
全てを悟って今度は俺が顔を赤くしてしまう番だった。
や、やられた・・・。
実は俺の恋人様はひどく根に持つタイプだったらしい。
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