ComingOut:01

「なあ・・・ベロちゅーしたら舌噛むよな?」



「「「・・・・・え?」」」



「あ、何でもない」
「いやっ、そんなんで流せると思うなよ!」
「そうだぞ!何だ今のとんでも発言!」
「ぽろっとなんか出ただけだから気にすんな」
「佐藤のカミングアウトはいつも衝撃的すぎるんだよ!」
「だって噛むだろ?!なあ鈴木!」
「噛まないよ?!何同類扱いとかしちゃってるわけ?!」
「そうだぞ、佐藤!鈴木はドMだからむしろ噛んでもらってる感じで」
「ちょ、噛まれたことないからね?!ってかドMじゃないし!吉田だってMじゃんか!」
「いや、鈴木ほどじゃ・・・」
「確かに」
「中村まで?!てかマジやめろよ!俺はちょっとMっ気があるだけで別にドMとかそんなんじゃっ」
「鈴木。はい、あーん」
「はっ?!な、何だよ!」
「ほら、してやるから。あーん」
「おまっ、ちょ・・佐藤何考えて・・・んんぅっ」
「ぢゅっ、んー・・・ちゅる、ぢゅ・・」
「んぅっう゛っうぅー!」
「うわー・・・佐藤のちゅーってすげぇな」
「んっぢゅ、んー・・・い゛ぃー」
「は、やっいら゛いっいらい!いら゛いぃぃ」
「うわっエグい!舌抜けそうっ」
「ぎゃー!佐藤っ痛いよ!鈴木の舌抜けそうだからっ!痛いよ!」
「俺が痛いっベロが痛いっだはー!!!」
「ん゛ー・・・んは、ははっどうだった?」
「う゛ぅーっ・・痛いに決まってんだろうが!」
「あらら、ヨくなかった?」
「いや佐藤、マジでエグかった」
「お、俺絶対やだ・・・」
「そんなに?鈴木勃起しちゃってるけど?」
「ばっ!」
「ハアアアアア?!」
「え・・・鈴木・・・」
「ちょっな、何で言うんだよっ!吉田も離れんなよ!」
「いや、真剣に引いた」
「さすがドM、すげぇな」
「な、マジ嫌々言いながらドMつーのが俺のツボ」
「つーことはこの後はアウトでインな感じ?」
「さすが中村、わかってんなあ」
「佐藤がここで終わる訳ないからな・・・!」
「じゃ行くぞ、鈴木」
「えっな、どこに・・・?」
「休憩2時間4800円のとこ」
「やっやだよ!」
「はいはい、そんな言いながらいつもアンアン言ってくれるじゃないの」
「言ってない!」
「じゃあなー、また明日」
「ヤりすぎんなよー」
「佐藤っ鈴木に優しくしてあげてね!」
「やあだああああ!!!」




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