振り袖

寝苦しさに目を開けば蛍光灯の明るさに目が眩んだ。
現在朝方5時。
どうやら闇鍋をした後に気を失い、ついでに寝てしまったらしい。
時生とりっちゃんは爆睡中、つついてみたが起きる様子はない。
みきちゃんは・・・・・いな、い?

「み、みきちゃん?」

ふらふら立ち上がってみきちゃんの部屋を覗いてみたがいない。
トイレを覗いてみたがトイレにもいない。
いよいよ焦って俺の部屋を覗いて見てもいないし、靴を見たら靴は全部あるし・・マジあまりの可愛さに誘拐されたとかどうしたらっ・・・!

「・・・大地」
「みきちゃん?!」
「ちょっばか!静かにしろ!律と時生が起きるだろ!」

ガバッと口を塞いで脱衣所から顔だけ覗かせてるみきちゃんのとこに行く。

「どうしたの?」
「ちょっと中入れ」
「うわわっ」

襟首をひっつかまれて脱衣所の中に引き込まれる。
みきちゃんは俺が中に入るなり扉をパタリと閉める。

「ちょっと手伝え」

目の前には乱れた振り袖姿のみきちゃん。
前が少し開いてて覗く脚がヤバい。

「何を?」
「振り袖脱ぐから。手伝って」

な、なんだって?

「え?」
「だから、脱ぎたいんだけど飾り多いし、脱ぎにくいから脱がせ・・・」

みきちゃんが自分の言ってることの重大さに気付いたらしい。
ぬ、脱がせてだって?!
着物脱がせるなんて男の浪漫じゃないか・・・!

「あっや、違う。落ち着け、大地。な?」
「遠慮しないでみきちゃん。さっ俺の部屋に行こうか!」
「うわっまっ待て!帯持つの反則!」

帯の後ろの部分を掴んで腕を引き俺の部屋に入る。
時生とりっちゃんは一度寝てしまうと余程のことがない限り起きない体質だと時生に聞いたことがある。
脱がせてだなんて言われて何もしないわけにはいかないじゃない!
俺は部屋につくなりみきちゃんをベッドに座らせて、自分はみきちゃんの正面に。

「待て待て待て待て待て!俺は着替えがしたいのであって別に」
「まあまあ、少しオプションがつくだけじゃん」
「オプションがいらないんだ!あっばかっ」

帯で動きが鈍いみきちゃん、やすやすとパンツをずり下げられた。
何の反応も示していないみきちゃんのちんこが着物の隙間から覗いた。

「みきちゃんのちんこ、着物チラ見えしてる」
「うっさい!っあ・・・触んなあ!」

擽るようにちんこを触るとちんこがピクピク跳ねた。
それが可愛くてちんこもタマも擽る。
徐々に物足りなくなったのか腰が跳ねはじめた。

「ふ、んう・・・ンンッ」
「みきちゃん、腰揺れてるよ」
「も、触るならちゃんとっ・・ちゃんと触れよ!」
「じゃ触んない」
「え?」

本当は触りたくてたまんないけどっでも少し意地悪なこと言った後のその顔がたまんない。
縋るようにこっちを見て、ちんこは半勃ちのまま腰を揺らしてる。

「な、なんでっ」
「みきちゃん振り袖脱ぐんでしょ?俺が脱がせてあげるからひとりでシてたら?」
「で、できな」
「みきちゃんだってオナニーぐらいしたことあるでしょ?」

嫌だと涙目で訴えるみきちゃん。
でもちんこは半勃ち、さっきよりさらに勃たせてる。

「幹也がひとりでシてるの、見たいな」
「ひっ、うぅ・・・ん、あんっあっあっ!やめっ」

ちんこの先っぽを擦ると簡単に完勃ちになった幹也のちんこ。
また手を離して、幹也の身体を反転させると背中から抱きついた。

「できるよね?」

唇を尖らせて上目遣いの幹也。
それ、下半身に直接的効果があるんでやめてくれないかな・・・!
幹也は俺から目をそらして、ゆっくり足を開く。
そして勃起したちんこに手を添えて上下に扱きだした。

「ん、ふっあ・・んんっ」

ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛コレちょ、パなあああぁぁぁぁぁ!!!
りっちゃんの気持ちがわかるよ、俺!
俺っコレだけでイける気がしないでもない・・・!
幹也のちんこからは先走りが出てきてどろどろしてきた。

「は、んっ・・・うあっあん!」
「幹也可愛い」
「あっばか、さわ・・なっ」
「乳首好きじゃない」
「はうっうぅ、あっんん!」

袷から手を入れて乳首を引っかくように刺激すれば綺麗に立ち上がった。
きらきらしてる紐と飾りを軽くほどいて帯を緩めると肩を開く。
するとぷっくりと腫れた乳首が見えた。
幹也は未だに一生懸命ちんこ扱いてて口から漏れる息が熱い。
もうヤバいヤバい、可愛い。
意地悪したくてたまらなくなる。

「んっ・・大地、も・・・無理ぃっ」
「もう少し我慢してね」
「うんんっ」

ケースからブジーを取り出して幹也のちんこにあてる。

「ぐちぐちしてほしい?」
「うんっぐちぐちしてえ・・・あんっ」
「もうクセになってるよねえ」
「んあああっ!あぁ・・ひいん!」

脚を痙攣させて口を大きく開けて喘いでる。
ブジーを引き抜かれるとイキっぱなしの感覚に襲われるとかで何にも考えられないらしい。
ホント気持ちよさそう。

「ひっあああ!それっそれ、むりぃ!ンンッアアア、うあああ・・・」
「くるくる回されるの好きでしょ?」
「うんっうん!れもやらあああ・・・!」
「静かにしないと時生とりっちゃん起きちゃうよ?」
「ふ、ううっ」

感じすぎてガクガクなってる幹也。
必死で口を押さえて生理的な涙を流してる。
ちんこからは先走りがたくさん出ている。
振り袖汚したらマズいと思って(幹也のために母さんと幹也のおばさんが買ってきたのだ)とりあえず幹也を四つん這いにさせる。
裾を捲り上げてアナルに触れればすでにうっすら濡れていた。
あー・・・絶対振り袖にも染みついたな・・・。
アナルにゆっくり指を埋めれば1本はやすやすと飲み込んでいく。
幹也のイイトコを押さえれば腰が跳ねた。

「う゛っうぅ・・・んっああ」
「足りないの?腰揺れてる」
「そ、そんなことないっ」
「嘘吐き」
「うあああ・・・!」

少しキツいけどちょっと無理矢理2本目を押し込む。
アナルまで痙攣させちゃって、ホント可愛いんだから。
さすがにこのまま弄ると幹也が痛いのでアナルにローションを零す。

「ンンッ!んあっ・・・ああ」

指が抜けていく感覚に力が抜けてる幹也。
いくらか繰り返せば滑りがよくなってきたので幹也のイイトコを擦り上げていく。

「うっああっあっはあん!やめっあああ、アア!待って、まっひいいぃぃぃっ」
「わ、幹也ドライ?」
「あっあん!まっ・・・はああんっやめて、やめてよお!」
「やーだ」

ドライの最中に前立腺弄ると苦しいらしいけどアナルはグズグズだから弄るのをやめない。
幹也は力が入らないのか足を大きく開いて、ただ涎を垂らしながら喘いでる。

「らいちぃ、らいちっ無理、指抜いてえ・・・!」
「もう限界なの?」
「うああ!も、ひいぃっ!ンッああああ!」

またドライをしたらしい。
さすがに2度目は可哀想だから指を引き抜く。
痙攣してるアナルは卑猥で、口を広げて俺を待ってるみたい。
ああ、可愛い。
そう思ったらたまんなくて幹也のアナルにむしゃぶりついてしまった。

「はっあん!ばかあっな、何してっ」
「幹也がっぢゅ・・可愛いから・・・ンンッ」
「ひぃんっ!舌っ舌、いやああ」

手を噛んで声を抑えてるけど舌を出し入れすると高い声が零れる。
ずるりと舌を抜いて、俺の手を幹也の口に差し込んだ。

「駄目だよ。手に傷がついちゃうから」
「らっへ、こへがあ・・・」
「うん。声は後少し、我慢ね」

これ以上振り袖をどろどろにするわけにはいかないので、空いた手で素早くゴムをつけた。
そしてゆっくりと幹也のアナルにちんこをねじ込んでいく。

「ひうぅ、んん!」
「は、ちょ・・・力抜いて」
「ふひ、ふひらよぉ・・う゛ぅっ!」
「はああっやば、マジ・・・気持ちいい」

ガツガツと奥を抉れば幹也の中が動いてたまんない。
無意識に俺の指を噛んだり吸ったりする幹也にホントちんこが限界。

「幹也、自分のちんこ支えてて」
「ふ、はああっひん」
「うん。いい子」

幹也がちんこを支えたのを確認してからブジーをくるくる回す。

「う゛っぐぅぅっ」
「いっ・・・!」

ガリって音がするほど噛まれた。

「はあ・・あ・・・ごめっ」
「んーん、大丈夫だよ」

ちょっとやせ我慢をして笑ってみせる。
ピストンを再開して、同時にブジーの出し入れも再開する。

「う゛っああっンンンッ」
「今日は、ンッ幹也が先に・・・出していいよ」
「あっあっああ!うう゛ぐっいああっんんふっも、れるぅ!っアアァァァ・・・!」

幹也のちんこから勢いよく精液が吹き出した。
手に熱いのがかかる。
俺もとっくに限界なので幹也の射精が終わるのを待ってらんない。

「ごめん!」
「はあっあんっは、ひっばかあっ!んうぅ!」
「あっちょ、ンンッ締めすぎっ」
「ふひっああ、あんっ」
「んっ!」

射精をしながら幹也の中をゆっくり楽しむ。
息が荒い幹也から指を引き抜いて指を見ると手に噛み跡がくっきり残っていた。

「指、ごめん・・・」
「ううん。いいよ」
「っ、はあん!」

ずるりとちんこを抜くと可愛い声を上げる幹也。
止めて、また勃起しちゃう。

「今度はちゃんと着替えさせて上げるね」
「・・・そうして」

ぐったりした幹也の帯を今度こそ解く。
中の薄いやつだけが汚れてしまったのでお風呂で手洗いをしよう。
だってせっかくの振り袖だもの。
俺のところにお嫁さんに来るまでは着てもらわなきゃ。

「・・・ロクでもないこと考えてるだろ」
「ううん!幸せなこと!」
「絶対嘘っ!」

幹也と仲良くお風呂に入ったら時生とりっちゃん起こして初詣行きたいなあ!



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