サンタクロースとトナカイ

メリークリスマス。
皆さんいかがお過ごしだろうか。
安倍幹也です。

大学も冬期休暇になり、さらにはクリスマス。
コンビニにクリスマスはあまり関係ないのでバイトは難なく休めた。
大地は居酒屋と言えど飲食店、今週毎日働くことでクリスマスから2連休をもらってた。
この時期忙しいらしいのだが売り上げがいいと手当てが出るらしく頑張ってた。
そんな大地にお疲れ様の意味も込めて奉仕してみようと思う。
たまにはね。
だって10代最後のクリスマス、付き合い始めて7年目のサイクルに突入したのだ。
やっぱり嬉しかったりするのだ。
大地には絶対言わないけど。

大地は昨日遅かったし疲れてるみたいだったので昼まで放置。
夜外に出る予定はないので買い物に行くついでに昼は外に行こうかな。
いつもならドアを叩くだけだが今日はちゃんと起こそうと大地の部屋へ。
返事がないのはわかってるのだがノックしてから入る。
部屋は相変わらず俺で溢れかえっていた。
いやあ・・・増えたな。
薬で吹っ飛んでアナニーしたやつが引き伸ばしてあるし、ブジーに悶える俺とか精液まみれのセーラー服着た俺とかマジコイツ永遠眠りたい?
とりあえず我慢だ。
足技かけたいのを耐えてベッドで寝る大地のもとへ。

「だーいーちー、起きろー」
「・・・うー・・眠い」

目が覚めるまでが時間かかるんだよなあ。
いつも寝てたいような奴だから。
さて、どうしたものか。

「・・・みきちゃん、今日寒い?」
「ん?ああ・・・寒いよ。だから昼間に買い物行こうかなって」
「こっちおいで」

布団あげてぽすぽすしてる大地。
へらへらしちゃってまあ・・・しまりがない顔。
いそいそ布団に入り込む俺も俺だけどな・・・!



結局昼過ぎまでいちゃいちゃしてから外へ出た。
パスタ屋で遅めの昼食をとってから買い物をする。
夕飯はベタにチキンとケーキに大地が作るオムライスと俺が作るクラムチャウダー。
家に帰って準備しようとしたら大地がこそこそ部屋にもどってまたこそこそ出てきた。

「どうした?」
「みきちゃん・・・今日クリスマスだよ」
「うん、それが?」
「クリスマスと言えばサンタさんじゃない?」

ぴらぴら出てきた赤い服。

「俺トナカイするからサンタさんしてください!」
「どんな理屈だボケェ!!!」
「缶詰め投げるのはよくないっ!」

缶詰めは置いて、包丁を手にじろりと睨みつける。
諦めきれないようで、壁の向こうからまだチラチラこちらを見てる。

「はあ・・・着てやるから、持って来い。今日だけだからな」
「マジホントマジでいいの?!えっあっホントにカメラとかいいですかね!」
「お前なんか性格別人になってるからな!」

あたふたしてる大地からサンタの衣装をぶんどって部屋に行く。
肩が広く開いてて例によってミニスカート。
ちゃんと赤い三角帽子もあるし、ソックスはピンク色のオーバーニー。
ため息をついていつの間にか着慣れたミニスカートを身に着けた。



結局サンタとトナカイで料理をしたりクリスマスディナーを食べた。
チキンもクラムチャウダーも大地のオムライスも全て食べ終わる。
残すはケーキのみ。
しかし・・・腹が見えてる衣装なのに食べ過ぎて腹が出てる気がする。
大地も全身タイツっぽいトナカイなんだけど腹が出てる。

「お腹いっぱいだー!」
「オムライスうまかったよ」
「んふふーありがと!昔からホント好きだよねっ!」

俺は昔から大地ん家のオムライスが好きでよく作ってもらってた。
それ覚えてて今日もわざわざ作ってくれたのだ。

「しかし食べ過ぎて腹重いわ」

机に突っ伏して腹を撫でる。
うん、やっぱり出っ張ってる。

「ねね、じゃあさ運動しようよ」
「はっばかばか!触るなっ」

太ももを撫で回されてくすぐったさに腰が揺れる。

「今まで我慢しただけ偉いでしょー」
「んあっちょ、ンンッ」
「みきちゃんてば乳首たってるの丸分かりなんだもん!触りたくてたまんなかったっ」

服の上からグリグリ乳首を潰されると声が出る。
ヤバいヤバいヤバい!
このままだと勃っちゃ

「みきちゃんちんこ勃ってる」
「んっやあ!」

勃ってました。
くそっ、この行為に慣れた自分の身体が恨めしい・・・!
服のジップを下げられれば俺の赤く腫れた乳首が出てきた。
なんだか恥ずかしくなって今更だけど手で隠す。

「みきちゃん恥ずかしいの?」
「うっさい、ばか」
「乳首嫌ならちんこ弄るからいいよ」
「あっや、あんっああっんああっ!そこ、そこやだあっ」
「先っぽ相変わらず好きだねー」

ブジーで慣れたせいか尿道口を少し擦るとピリピリした感じがして、それが気持ち良かったりする。
俺の弱いとこ熟知してる大地は的確に責めてきて、俺のちんこはあっという間にぐちゃぐちゃになった。

「ちんこぐちゃぐちゃにしちゃって、可愛いサンタさん」
「ひぅっお前だってちんこ勃ってるじゃんかあ!バカトナカイっ!」
「あっ!手扱き反則っ」

大地に向き直ってトナカイの衣装のジップを下ろしてちんこを取り出す。
最近やられっぱなしだからちょっと反抗してみる。
今更扱き合いとか恥ずかしくて普段はしないんだけどたまにはいいかもしんない。
俺だって男の子、攻める時だってあるのだ。
大地が我慢してる顔はすごく可愛いかったりするのだ。

「んうぅっ・・トナカイさん、んあっ・・・気持ちいいでしょ」
「あっちょっそこ・・・!んんっ」
「あは、その顔好きぃ・・・はあんっ!あっんん、後ろっ・・だめだってばあ!」
「ふふ、サンタさんアナルも好きだもんね」
「あっあっあんっ!そこ、だめっやっひいん!」

前立腺をガリガリされると頭がスパークする。
ちんこは限界で透明だった先走りは少し白っぽくなってきた。
ああ、そろそろヤバい。

「うああっでる、でるっ!出ちゃうから」
「じゃあ、もっとしてあげる」
「ひっああ!ばかあっ、あっあんっ!だめだめ・・んんっアアア!」

身体をガクガクさせて射精する。
いつまでたっても強すぎて慣れない刺激に頭が溶けてしまいそうだ。
結局大地はイってないしなんか負けた気分。

「んふーっマジ気持ちよさそうな顔してたよ」
「うっ・・・そんなことないっ!」
「うあっ!ちょっとマジ俺も限界なんだってば!」

ちんこの裏スジを刺激してた手を引きはがされて身体を引き寄せられた。
腰を浮かされて大地のちんこがアナルにねじ込まれていく。
大地のちんこの先走りと俺のちんこの先走りで俺の下半身はどろどろで、割とスムーズに挿っていった。

「は、あっ・・・挿いってるぅ!」
「っ・・・締めすぎだからっ」
「んぅ!きょ、俺が動くぅっはあん!」

あんまりロデオは得意じゃないけど今日はそんな気分。
大地を押し倒して、大地のちんこを根元まで挿れる。

「ああん!っは、あっ全部挿いった?」
「ンンッぅ、うんっ」

足を開いて少し腰を浮かせる。
ゆるゆると軽く動かしてからずるりとギリギリまで抜いて、一気に奥まで挿れる。

「っあ、・・・みきちゃんっ!もっとゆっくりっ」
「あ、ンンッ!は、あんっ!ふは、あっ・・大地の大きくなったっ」
「うぅ、だってっ・・・」
「んは、たまにはいいでしょ?」

唇を重ねて腰の動きを早める。

「ああっだめだめ!ちんこ触んなっ」
「だって、ンンッちんこ寂しそうだったからさ」
「あっあっああ、むりぃ・・先っぽばっかやだあっ」
「あ、先っぽだけじゃ寂しい?」
「ああっひぅっばかあ!ちがっやあん!」

上下にぐちゃぐちゃに扱かれて腰を振る余裕はなくなった。
でも腰を止めるのも悔しくて、小さく腰を揺らす。

「ごめん、幹也。俺っも、無理!」
「ひいん!あっはあんっ奥・・奥すごいぃっ」
「は、幹也の中トロトロだよっ」
「は、あん!あっああ!気持ちいいん・・・!」
「あっああ、出るっ」
「だっ出して!中に出してぇっ・・・!ああんっ」
「っんぅ!」
「ふああっあん!」

大地が俺の中に射精する。
俺もちんこ扱かれて呆気なく2度目の射精をした。
呼吸を整えてから大地にキスをする。

「メリークリスマス、大地」
「メリークリスマス、幹也」

プレゼント交換の前にもう1R。
大地の趣味に合わせるのも欲に忠実に事に及ぶのもいいかもしんない。
たまにはね。



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