君に恋し、焦がれて俺は

「鍋がしたいってさ、時期考えようよ」
「帰省できなかったヨネのために土鍋持参で田舎からきたんだぞー!」
「そうだそうだー! キムチ鍋だぞ!」
「いや、何鍋でもいいんだけどね? あと、わざわざ土鍋持参で来なくても、その辺のドンキ行けば土鍋は売ってるからね?」
「ヨネ、箸が足りないんだけど」
「あー、たぶん、コンビニの割り箸がどっかある」
「まっちゃん! キッチンの棚からAV出てきたよ! 団地妻の昼下がりレイプだよ!」
「ジュニア、察してくんない? そんなところにうっかりAVあるわけないんだから察してくんない?」
「ハァ……! 僕が好きそうなやつ……! 隠してたな……!」
「あぁ、ほら、もう……」

***

突然、アサから連絡があった。

『ヨネ、鍋をしよう』
「近所に住んでるかのように言うな」
『はーちゃんとな、やっぱり年末ヨネがいなかったのつまんなかったって話になってな』
「いや、いつも喋ってんの、アサとはーちゃんだけだから、俺がいなくても変わらないと思うんだけど」
『寂しいこと言うなよ! 俺は会いたいよ! 会いに行かせろよ!』
「いいよ、来なくて。なんなの。キモいわ」
『はーちゃんとえっちしたいんだよ! 俺が休みの日はだいたい母ちゃんが家にいるからヤれねーんだよ! 旅行したいんだよ! 協力しろよ!』
「勝手に旅行したらいいじゃん……クソ程どうでもいいんだけど……」
『いや、そこはお前にも会っておきたくて。疎遠になんの、寂しいだろ』
「俺は特に」
『ヨネは相変わらず照れ屋だなー。でも、はーちゃんがヨネに会いたいって言ってるし、まぁ、諦めて鍋しようや』
「はいはい。どうせ日にちとかも決めたんでしょ」
『おうよ! 週末行くわ!』
「え!? 今週!?」
『まっちゃんとジュニアも来るから』
「は!?」

そして、宣言通りに四人で朝の八時に現れて、嘘じゃなかったとようやく思った。
昨日、勝手に泊まっていった翔平くんを帰す時間すらなかった。
いや、だって、まさか朝の八時に鍋しにくるとは思わないでしょ……!
俺も翔平くんもまだ寝てたわ!

「俺、まさかヨネが恋人を作ってると思わなかった」

まっちゃんが俺にビールを持ってきて、隣に座った。
料理ができないまっちゃんは、箸と皿の用意が仕事だったらしい。
ちなみに同じく料理ができない俺の仕事は、ジュニアが持ってきた米を炊くことだった。

「まぁ、一ヶ月ぐらい前にできたからね」
「俺、お前はデキ婚すると思ってたわ」
「ハハッ、しなそうだわ」
「フッ、そうだな」

まっちゃんが翔平くんを見て笑った。
翔平くんは外国人顔のジュニアに夢中である。

「ジュニアさんは何人なんですか?」
「お父さんがイタリア人で、お母さんが日本の、日本人だよ」
「へー。何ジュニアさんなんですか?」
「名前にジュニアは入ってないから、何ジュニアでもないよ」

ジュニアは人見知りをするタイプだと思っていたが、そうでもなかったらしい。
まぁ、二十三歳にもなれば人見知りも落ち着くか。
…………それに比べて、アサとはーちゃんは相変わらずだな。
とにかくうるさい。
もうテンションがクスリキメてラリってる人よりも高い。
キムチ鍋を作ることで、何かそんな楽しいことはあっただろうか。
っていうかあの二人も料理なんかできないだろ。
かろうじてはーちゃんが卵焼きと焼き鳥を焼けて、唐揚げを揚げられる程度だろ。
不安でしかない。

「そういや、まっちゃんさ、アサとはーちゃんが付き合ってるって聞いた?」
「聞いた。うるさそうだと思った」
「現にうるさいから間違ってないな」
「昨日はあのテンションで、夜中にジュニアも連れて俺の家に来たぞ」
「近所迷惑だな」
「本当にな」

つーか、はーちゃんとヤりたいとか言ってたのに、まっちゃんの家行って、俺の家来てどうすんだよ。
カップル溢れるところで雰囲気盛り上げてラブホにでも行けよ。

「そういや、まっちゃんはジュニアとどうなの? もう半年ぐらい?」
「そんぐらい」

……やたら俺から目を逸らしてるけど、まさか未だに清い交際をしてんのかな。
エロいことは聞くなってことなのコレ。
いや、さすがに俺だって好き好んで同級生同士のセックスの話なんか聞きたくないけどね。

「お鍋ができましてよー!」

アサが謎のテンションで鍋を運んできた。
テーブルに用意したカセットコンロに鍋を置き、火をつける。
窓を全開にすれば、俺のマンションから見える桜がいい味を出していた。
家花見で鍋ってのも悪くはないかもしれない。

「ビールの人ー」
「焼酎の人ー!」
「チューハイの人ー!」
「梅酒の人ー!」
「コーラの人ー!」
「自由かよ」

まっちゃんと俺がビール、アサが焼酎水割り、はーちゃんがチューハイで、ジュニアが梅酒、そしてこの謎のテンションに完全に溶け込んでいる翔平くんがコーラだ。
みんなそれぞれ好きなものを買ってきたらしい。
あとでお金は払おう。
手元に飲み物が揃ったところで、缶や紙コップを掲げた。

「「「「「「かんぱーい!」」」」」」

ぐつぐつと真っ赤に煮えるキムチ鍋。
外も暖かくなってきたってのに、季節感ガン無視だな。

「そういや、このガスコンロどうしたの?」
「俺が持ってきた!」

唯一ちゃんと料理ができるジュニアが手を挙げた。
俺の家にはガスコンロなんていう高尚なものはないから、どこからきたのかと思ったんだよな。

「……ってか、ジュニアの家でやれば良くなかった? なんで俺の家? 料理できるジュニアの家でやった方がよくなかった?」
「いや、ヨネの家ならゲームあるから。みんなでマリオテニスやろ」

アサがドヤ顔でマリオテニスのソフトを持っていた。
コイツ、俺と同じ歳だった気がするんだけど、マジで中学の時から変わってない気がする。

「はーちゃん、ダメ男が好きだったんだね」
「それは俺も思ってる!」
「はーちゃんひどいや!」

アサが彼氏とか、苦労すんだろうな。
なんか、こう、気配りとか微塵もできなそうだもんな。
現に恋人との雰囲気盛り上げずに、謎の同窓会してるからな。
マリオテニスでエロい雰囲気になると思ってんの?

「翔平くん、美味しい?」
「美味しいです! 作り方教えてください!」
「いいよー」
「やったー! ヨネさん! 今度は僕が作ってあげますね!」
「いや、コンビニの弁当をチンしてくれればそれでいいよ」
「思った以上に期待されてない……!」

普通にこのキムチ鍋はうますぎるから、またジュニアに作ってもらおう。
このうまさからして、アサとはーちゃんは全く手伝ってなかったな。

「ヨネが、めっちゃ愛されてる……ヨネなのに……」
「まっちゃん失礼なんじゃなーい?」
「まっちゃんが言うこともわかる」
「はーちゃんも失礼なんじゃなーい?」
「ヨネのことだから、この子はセックスで釣ったと思ってた」
「アサ最低」
「え? 違うの?」
「ジュニアまで……そんな……」

俺、高校の時はそんなに爛れた生活してなかったと思うんだけど。
みんなとAV見て楽しくしてただけなのに、翔平くんの目が冷たいわ。

「いや、この子……実は高校生でね……」
「「「「は!?」」」」
「二年になりました!」
「だから、俺は手を出してません」

全員が全員、死ぬほど驚いた顔をしている。
年下だろうとは思っていたと思うんだが、高校生だとは思っていなかったって顔してる。
やっぱり、高校生はまずいよな……。

「ヨネが!? 初カノの時すら三日で手を出したのに!?」
「そっち!?」
「オイオイ、嘘だろ、ヨネ。俺はお前の爛れた中学時代を知ってるぞ」
「オーイ! 余計なことを言うんじゃないよ!」
「ヨネさん、初体験中学生だったんですか!? それなのに僕に高校卒業までエッチしないとか言ったんですか!? 僕だってエッチしたい!」
「ほらー! もー! 面倒なことになったでしょー!」

まっちゃんとアサの暴露で、また翔平くんがエッチしたいと騒ぎ出した。
大人の落ち着きを前面に出して、昨晩五回目の説得したばかりだったのに……!
隙あらばエッチを強請ってくるんだぞ……!

「翔平くん、ヨネとか、あそこにいるアサとかは宇宙人だから。そんな簡単にエッチしたいとか言ったらダメだよ」

ジュニアが翔平くんを見ながら、真剣な顔をして俺とアサをディスってる。
地球に存在することすら認めてもらえてない。

「俺はヨネと同じ歳だけど、未だにエッチどころかキスだってまともにしてないよ」
「う゛っ」

まっちゃんが顔を青くしていた。
……なるほど、さっきの読みは当たっていたのか。

「まっちゃん、まだ童貞だったの?」
「い、いや、その……」
「童貞じゃないもんね? 元カレとすっっっごい仲良いもんね? なんなら処女でもないんだってね?」
「なっ、ちょっ」
「ヤスくんが言ってましたー! まっちゃんの初めては全部俺って言ってましたー!」

ジュニアの目が据わっている。
下手に突いたら、俺が刺されるやつだ。
今はまっちゃんが童貞じゃないとか処女でもないとか、そういうことに突っ込んでもならない。
こういう時のジュニアはクソ面倒なんだ。

「もうね、もう……! みんな、ちょっと聞いてよ!」
「「「「は、はい」」」」
「まっちゃん、信じらんないんだから! ヤスくんっていう、まっちゃんの元カレなんだけど、大学も一緒で研究室も一緒で仲がめっちゃいいのはわかるんだけど、俺と付き合い始めてからもヤスくんが週の大半家に泊まってんだよ! 意味わかんなくない!?」
「ちがっ、研究が忙しいから、ヤスも俺もただ寝てるだけだし」
「意味が! わからない!」

ジュニアが相当お怒りで、目元には涙まで溜めている。
元からジュニアが泣くのに弱かったまっちゃんはたじたじだ。

「まっちゃん、それはダメだと思う!」

意外にも、乗ってきたのはアサだった。

「はーちゃんも元カレと遊びに行くんだけど! 俺はやめて欲しい!」
「わざとそういう言い方しないでよ! 武地さんでしょ! それに武地さんはアサの会社の先輩じゃん。ってか、今更何もないもん」
「わからないー、そんなのわからなーい。武地先輩格好いいから、面食いのはーちゃんなんかすぐ股開くかも知んないー」
「失礼なんだけど!」
「だってはーちゃん、俺とエッチすんのガン拒否するけど、武地先輩と付き合ってた時は、すんなりエッチしたらしいじゃん!」
「ぐぬぬぬぬ……」

はーちゃん、なんか意外だな。
風呂に入る時に異様に恥ずかしがってたけど、イケメン相手には大胆だったんだな……。
まっちゃんとジュニア、アサとはーちゃんが終わる気配のない睨み合いをしていて、俺と翔平くんは完全に空気だ。

「ま、まぁ、とりあえず鍋食べようよ」

まさか、俺が空気を読む側に回る日が来ようとは……。
こういうのは、はーちゃんの仕事だったはずなのに……。

「ヨネさんは僕と付き合ってるけど、週三で風俗に行きますよ」
「「「「え」」」」

俺までブッ込まれた……!
嘘だろ……!

「ソープとおっパブにお気に入りの女の子がいて、その子達が卒業するまでは通うってずっと言ってるし、ピンサロに行ってスナック感覚で女の子と遊んでヌいて帰ってきます」
「「「「え」」」」

みんなの目がゴミを見る目をしてるし、めっちゃ冷たい空気に皮膚がピリピリする。

「…………でも正直、お金払って遊んでる俺の方が、まっちゃんよりはマシだと思う」
「は!?」
「さすがに、俺だって恋人がいるのに、他の人と半同棲はしない」

まっちゃんよりはマシ!
まっちゃんよりはマシ……!

「まぁ、俺も、はーちゃんが相手してくんないから、デリヘルに何度かお世話になった」
「初耳なんですけど!?」
「だって、風俗と恋人は別物じゃん。それが職業のお姉さんじゃん。そのサービスにお金も払うし、浮気にはならないでしょ」
「「え゛ー!」」
「アサ、よく言った!」
「でも俺は、それを高校生に堂々と宣言してるヨネのことはどうかと思う」
「裏切りなんじゃないの……!」

クッソ……何真顔でまともなこと言ってんだよ……!
お前そんなキャラじゃないじゃん……!
さっきまでの中学生みたいな雰囲気はどこいったんだよ!

「じゃあ、総合してヨネが一番最低ってことで」
「「「「いや、まっちゃんの方が最低だとは思う」」」」
「嘘だろ」
「僕もまっちゃんさんの方がヨネさんよりひどいと思います」
「ご、ごめんなさい……」

高校生にまで言われて、さすがにまっちゃんもしょんぼりとした。

「もうついでだから言うんだけど、俺とヤスでやってる研究が成功して、製薬会社からスカウト来たから、来年から同じ会社で研究職になります」
「ハアァ!?」
「いや、本当、ジュニアは絶対怒ると思ったんだけど! でも俺とヤスからすれば、これは五年かけてやってきたことだから、このチャンスは逃せないっていうか……! 製薬で新薬研究できるの、レアなのわかるだろ!」
「う゛う゛んんんん」
「だから、もう少し大学で結果出しておきたいって思ってて、最近マジで忙しくて、マジで寝るためにしか帰れてないから! 誓って何もないから!」
「う゛う゛う゛んん……!」

素直に喜んであげられないらしいジュニアは見たこともない顔をして苦悶していた。
あんな顔をされては、まっちゃんの成果はすごいことなのに、俺たちまで祝ってあげられない空気だ。

「俺も白状するけど、来年から武地さんがコージーのチームに入ります」
「嘘だろ!?」
「コージーから誘って欲しいって頼まれてさ。武地さんは絶対拒否すると思ったから言ってみたんだけど、暇だからいいよって」
「俺が誘った時には死ぬほど嫌そうな顔して拒否ったのに……!」
「でも良かったじゃん? 準優勝校の四番バッターゲットだよ!」
「嬉しさと悔しさと嫉妬のせめぎ合いがすごい……!」

アサが頭を掻きむしり、はーちゃんは来年はもっと応援に行くのだと言って、さらにアサを苦しめていた。
フッ……大人の醜さが嫌になるな……。
翔平くんにはこうなってほしくないな。

「翔平くん、キムチ鍋のおかわりは?」
「食べます!」
「よそってあげるよ」
「やったー!」

わーわー言いながら酒を飲み、互いへの不満をここぞとばかりにぶつける同級生を見てため息をつく。
十年近く一緒にいても、わからないこともあるもんだな。
情けない顔して謝るまっちゃんも、はーちゃんに下手くそな説教するアサも、不真面目に人の話を聞き流すはーちゃんも、あんなに顔を歪めて苦悶の表情で悩むジュニアも初めて見た。
恋と友情は違うと思い知ったね。

「はい、大きく育つんだよ」
「任してください。最近、育乳ブラも買いました!」
「いや、別に君のおっぱいに大きく育てなんて思ってないから……」
「大きくなったらなったで、きっと楽しいですよ!」
「そう? 胸板には胸板の、大きい乳首には大きい乳首の魅力があるよ」
「大きくない! ちょっと主張が強いだけ!」
「フフッ……」

俺も、風俗は週一ぐらいにして、オナニーの回数でも増やすかな。
一週間に一回は勝負下着で俺に挑んでくる翔平くんがいるから、オカズには困らないしね。

「ほらほら、いい加減にして。痴話喧嘩は帰ってからやってよ」
「そ、そうだな」
「まっちゃん!」
「ジュニア、そんな怒るなって。まっちゃんが何もないって言うんだから、信じてあげなさいよ」
「う゛ー」
「まっちゃんもさ、隠し事できないんだから、変に隠そうとするなよ」
「はい……」
「アサも、先輩のこと嫌いじゃないんでしょ。四番バッターできた喜びが隠しきれてないから。ニヤニヤしてきてるから」
「それはそうなんだけど」
「はーちゃんもそんな態度取るからアサがムキになるんでしょ。慣れないことしないの、やめなさい」
「ごめん……」

とりあえず、仲直りとはいかずとも落ち着いたみんなにキムチ鍋をよそってやる。

「俺は真面目な話が苦手なんだから、こういう空気やめてよ。なんかもっと面白い話して」
「ハイ!」
「はい、翔平くんどうぞ」
「昨日、うたた寝しながらピクミンやってたら、ヨネさんのピクミンを全滅させてしまいました!」
「許されなーい! え!? 嘘だよね!?」
「ガチです!」
「えっ嘘、ちょっ、全然面白くないんだけど……! ピクミンの攻略ブログの締めが恋人に全滅させられたは何も面白くない……!」
「きっとみんな笑ってくれますよ!」
「あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁ……俺のピクミンンンンン……」
「僕がヨネさんの死んだピクミンの真似するから許してください」

ニコニコしながらキムチ鍋なんか食べちゃって……全然反省してない……。
絶対昨日ピンサロ行ってきたのにキレてやったんだ……。
クソ……死んだピクミンの真似したところで許さないからな。
乳首クソほど引っ張ってコリコリしてやるわ。
大きくなれ。

「ブフッ……ふ、ハハッ!」
「ウケる! ヨネのそんな顔初めて見たわ!」
「うるせー」
「えー? よくこんな顔してますよー」
「いやいや、ちょーレアだよ!」
「ふふ、ヨネはね、昔っからあんまり顔に出さないんだよねー」
「そうなんですか?」
「うん。ヨネも翔平くんが可愛いんだねー? フッ……フッ、グウゥ……!」
「ジュニア、笑いが堪えられてないからね」

同窓会なんだか、トリプルデートなんだか、なにがなんだか。
変わらないようで、みんな変わったってことかな。
歳をとるのも、恋に溺れるのも、まぁ、悪くないんじゃないの。

「いつまでも笑ってないで、みんなさっさと鍋を食べろ。マリオテニスで泣かしてやるわ」
「お? デスクワーカーがコージーに鍛えられた俺に勝てると思ってんの? 俺の割れた腹筋見て泣くのはヨネだぞ」
「アサ、脱ぐなよ。暑苦しいわ」
「まっちゃん、自分が腹筋割れてないからってそんな言い方したらダメだよ。顔に羨ましいって書いてあるよ」
「確かに、まっちゃんはあばら浮いてそう! なんか前に見た時よりさらに痩せてる!」
「ヨネさんは風俗で駅弁するために腹筋割ってますよ! ヨネさんの腹筋、ちょーかっこいいんですよ!」



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