03:好青年の皮を被った狼

入寮手続きを済ませると管理人がルームメイトはずいぶん前に入寮したと聞かされた。
聞いたことない名前だったしおそらくは高校からこの学園なんだろう。さして興味はないが出来るならまともな奴がいい。少なくとも1年は同じ部屋なのだから。

ドアを開けると人が寝てて、真新しい制服にリボンがないので入学式に行かなかったことが予想される。布団から見える頭は小さくて髪はすこし茶色っぽい。
まさか不良なのかと怪しみひっそりと顔をのぞくと可愛い顔がそこにあった。頬が真っ赤で暑そうだから熱あんのかって思ってそっと頬に触ったら擦り寄ってきた。
何この小動物・・・!
目を覚ましたらさらに真っ赤になって可愛「間々原充です!好きな食べ物はポテチです!」ドン引きした。
すると今度は泣き出した。めんどくさい。
無理矢理布団をはがしたら丸まって顔必死で隠しちゃって。耳まで赤い。
悪戯心が芽生えて服に手を入れたら涙目で焦っちゃって可愛いの何の。思わずキスして彼の息子にボディタッチした。

息子にボディタッチが衝撃的だったらしく泣き出した彼に好きだと言ったポテチを買い与える。
それでも許してくれない彼に犯すぞと言ったら振り向いた。
なるほど、意味は分かるらしい。
許してもらったとこで思わぬことが発覚。おそらく彼は今まで友達が少なかった。なんか友達と言うとなんでも許してくれそう。
思わぬ収穫を得た。一度自分好みに躾てみたかったのだ。容姿は問題ないし性格はアレだがこの場合は好都合。泣き顔も可愛いし申し分ない。
新学期早々いい出会いがあった。



夕飯を食べ過ぎたらしい間々原を待って風呂に行くことにした。お腹いっぱいで動けない間々原の身体を触りまくる。

「高岡君、くすぐったい」
「だって間々原の身体スベスベするから気持ちいい」
「きっ気持ちくないよ!」

お、恥ずかしがってる恥ずかしがってる。

「ひっ!」

あ、うっかり乳首触ってしまった。あくまでうっかり。

「うー!!!」

なんか唸り始めたと思ったら俺の手をはたき落としてシャツをスウェットに入れるという防御策にでた。え、だ、ダサッ・・・!
耳まで赤くしている彼に免じてここは引き下がることにした。



大浴場が閉まるまで一時間を切ったので風呂の用意を始める。

「間々原、そろそろ行くぞ。平気か?」
「うん、だいぶ楽になったよ」

そういう間々原はまだ腹が重いのかのそのそ準備を始めた。
途中で思い出したのかスウェットからシャツを引っ張りだしてる。ついでに顔も赤い。

さすがに閉まる間際の大浴場には誰もいなかった。俺はさっさと服を脱ぎ始めるが隣の間々原はシャツをつかんだだけだ。腕がぷるぷるしてる。
なんか葛藤してる間々原のスウェットと下着に指をかけ一気に下げてやった。

「おー、可愛いおちんちん」
「・・・」
「先行くから早く来いよ」

口をぱくぱくしていた間々原に声をかけ先に行くことにした。扉を閉めたら少し遅れた悲鳴が上がった。
可愛い奴。
しばらくしてようやく間々原が来た。小さくなってこそこそしてる。俺はもう髪も体も洗い終わって後は間々原で遊ぶだけだ。
隅っこで地味に髪を洗い始めた間々原の後ろにそっと回り込む。目を閉じて必死に髪を洗う間々原の両乳首を抓った。

「いっ!」

おお、背が真っ直ぐになった。今度はグリグリと潰してみたり引っ張って見たりする。

「あっやっ、高岡っくん!んっああっ、や、やめっ」

手を退かせようにもシャンプーで滑りうまくいかないらしい。間々原の身体から徐々に力が抜けて俺にのしかかる。

「ふ、ああっ!だ、だめっやああっあっ」
「間々原さあ、気持ちいいの?」

たぶん彼は目の前にある鏡なんてもう覚えてないんだろう。鏡には間々原の痴態が映っている。

「ちがうちがあああっ!やだやだあ」

そんなことを言いながら大股開いて。その中心はきちんと反応してる。

「間々原の可愛いおちんちん勃ってるよ?」

ほら、と言いながら触ってあげるとビクビク反応する。

「あうっあっやだやだ触んないでっ・・あっだめだめっ」

間々原は背をのけぞらせながら俺の手を退けようと必死になってる。

「間々原、鏡見て」
「ひぅっえっかがみ・・・?」

思い出したように前を見る。
そこには片方の乳首を赤くしてペニスは扱かれ勃起している間々原の痴態があった。
退けようと俺に重ねた手は間々原自身が誘導しているようにも見えなくない。極めつけは足を開いてしまったために絶対人には見せないその奥まったアナルまでしっかり見えてしまったことだと思う。

「あ、やっあっ」

間々原は完全にパニック状態で足を閉じることも忘れているようだ。

「間々原、アナルまで見せちゃってやらしー」
「あっちがっ、ちがうちがう」

必死に弁解をしようとこちらを向いた瞬間に間々原のペニスを性急に擦りあげた。

「アアアっ!やっ、あっだめ、っだめ!」

俺の手を止めようと必死の間々原。お構いなしに鈴口をグリグリすると先走りが溢れてきた。どうやらこれが好きらしい。

「間々原の可愛いおちんちん、先走りでぐちゃぐちゃだよ?」
「ふあああっ!見ちゃだめっみないでえええ!」
「うわあお尻までぐちゃぐちゃ。ほら、間々原鏡みて」

先走りでどろどろのアナルに指を当てる。さすがにキツいので全部は無理か。

「は、あっやだやだ!触んないでっヒィっあああっ!」

トントンとマッサージしてたら指が埋まった。ぎゅうぎゅう締め付けてくるので少し押し進める。

「抜いて、ぬいてえ!変、おしりがへんだよお!」

腰を振りながら訴える間々原に説得力がなかったのでアナルに入る指を抜き差ししてみた。

「やああっ!うごかないでっうごいちゃあああ!!」
「間々原の可愛いおちんちんは泣いて喜んでるよ?」

ドロドロととめどなく先走りが溢れてた。鈴口をグリグリすると更に感じたらしくペニスがビクビクしてる。

「あ、高岡くんっも、だめええ・・・でちゃ、でちゃうからああっ」
「じゃあ見ててあげる」
「え、やあっあああっ!!!だめだめっンアア・・!」

性急なラストスパートに背をのけぞらせて喘ぐ間々原。片方だけいじりすぎて赤くなった乳首を更に吸い上げる。

「はあっあっ!やっやっ、でちゃうっ・・・あっやっひい!あっあっああああっ!」

ビュクッビュクッと出された精液は鏡に向かって飛ばした。
ぐったりして肩で息をする間々原は放心状態だ。

「間々原の精液鏡に飛んじゃった」

教えてあげると間々原は顔を真っ赤にして身体を起こした。

「うっ・・・あ、あっ・・・」

間々原の顔がみるみる青くなっていった。

「あ、アナルに指入れままだった」
「なっ・・!んんっっ!」

一度押し込んでぐるぐるかき回してから抜いてあげる。
ちゅぽんって音が鳴った。

「あんっ」
「わあ物欲しそうな声」
「・・っっ高岡君のばかー!」

シャンプーボトルで殴られた。



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