勝てば官軍、負けてなるものか
ねぇ、本気で言ってるの?
Present for なつsan.
俺の家に6人がすし詰め状態で寝そべり、ふと思い出した屈辱の日。
そしてやって参りました、リベンジ戦。
この機を逃してなるものかと入念な柔軟体操。
「山下くん、よく考えて見て。この勝負、俺たちには何も得がないんだよ」
「そうか?俺は3日は襲われないなっていう安心感があるぞ」
「俺にはないよ!原田のテクを味わった後の中村くんは俺にロデオでも1週間はつまんないとか言うから全然ないよ!」
「大変だな。その時には俺が相手してやるよ」
「テメーケツの穴小せぇから俺のマグナムスティック入らないだろうが!」
「なんかムカつく言い方だな!」
俺と原田に手のひらで異論無視された吉田は山下を畳み掛けるつもりらしいが・・・ありゃ無理だな。
興味ないとばかりにポテチを食いながら佐藤秘蔵のSMAVを見ている佐藤と鈴木は最早戦力外通告。
ヤりはじめたら少しは見ると思うが、山下を含めてあのドSMどもの滾るだけのテクは披露できる気がしない。
俺も原田も首絞めセックスには滾らない。
「吉田、諦めたら?」
「うるせぇ、お前が諦めろ」
「いやいやいや、中村見てみ?見たことがない柔軟体操してるよ?」
「裸でなんて格好してんの?!」
「え?首の後ろに足回らない?」
「そこじゃねぇよ!」
股関節を伸ばすにはちょうどいい柔軟体操なんだが、何がダメなんだか。
確かにケツの穴は丸出しだけども。
見慣れたもんだろ。
「吉田じゃないけどな、俺もその格好やめた方がいいと思うぞ。少しは恥じらえ」
「原田が言うならやめようかな」
「俺が言ってもやめてよ!」
「お前は山下を脱がせるのをやめろ!!!」
「うるせぇ!おっぱい貸せ!」
「鈴木くん、俺はお前のおっぱいいらないよ」
「少しは俺を求めろ」
どうだと上着を脱いだ鈴木に佐藤が白眼を向いた。
本格的に俺らに興味がないからって漫才繰り広げやがって。
「さて中村くん。何から始めようか」
「とりあえずフェラからかな」
「俺が先!」
「馬鹿野郎!俺からに決まってるだろうが!」
「譲れない・・・!先にイかされるのわかってて譲れない・・・!」
襲いかかってくる原田の顔面に踵をぶつけ、床に押し付ける。
我先にとボクサーから原田のちんこを引きずり出し、ずるりと吸い上げるようにちんこを口に含んだ。
ぬるりとカリ首を舐め、じゅるりと吸い上げる。
ぴくりと動いたのを見逃さず、また舌を這わせて喉の奥へ飲み込む。
「チッ」
「んぶっ」
「お前、ちんこ弄るよりコッチのが反応いいからな」
原田の上に乗ったのは失敗だった。
ローションをアナルに溢され、原田の指が無遠慮に押し込まれる。
無遠慮に入ってきたくせに、丁寧にアナルをかき混ぜる。
ぬるりとアナルを這う指、前立腺を撫で回し、奥まで伸びてくる。
ぞわりと腰が揺れる。
だが、負けるものか。
「あぁ!ちょっ早っ」
「ふ、んっ・・う゛んんっ・・!」
「あっダメだって!出るから!くそっ」
「んっう゛ぅー!」
前立腺をこね回されるが、意地になって原田のちんこを吸い上げる。
原田のタマを撫で、根元からカリ首まで、頭の動きに合わせて裏筋を撫で上げる。
びくりと足が動いたのを見て、一気に畳み掛ける。
「ちょっ、くそっ!うっう゛ぅ・・・!」
「んぶぐっ」
喉にぶつかる精液を吐き気をこらえながら飲み込む。
ここからが、勝負。
原田の足を腕で抑え込み、イった感覚に浸る原田のちんこを舐めまわす。
亀頭をとにかく重点的に。
「あ゛ぁー!!!ちょっ、う゛!反則だろ!!!」
「おお・・・容赦ねぇな・・・」
「何してんの?」
「イったばっかの原田のちんこを亀頭責め」
「原田ァー腰浮いてるぞー」
「くそっ、このっ」
「ん!」
原田の指がアナルに入り込み、前立腺を押し潰す。
その指が前立腺だけを擦り回す。
悔しいが・・・舐めてられなくなる。
「んあ!あっひいぃ・・・!あ゛っや、あ゛ぁ・・・!」
「イっとけ」
「あっあっやだっやああぁ・・・!」
絞り出されるようにして射精する。
俺がガクガク震えるのなんかお構いなしに揺すられる腕を蹴り飛ばして逃げる。
抜けた腕をさらに押し込もうとする原田を蹴り、狙われてるアナルに手を当ててうずくまる。
「ふ、うぅ・・・ヤバいぃ・・・」
「こっちだって重症だわ・・・」
くそ、吉田の相手ばっかしてるからなまったな。
腰テクは上がるが、あいつじゃ耐性がつかねぇ。
「またっまた俺にはできないことしてるっ」
「ん、でも乳首を弄るのだけは上手くなったな」
「本当に?!」
「あぁ!摘むな!」
「鈴木くん、摘んだらあの反応だよ?わかる?ほら」
「いやぁ・・・なんともないな」
俺と原田を弄っても面白くないからなのか、佐藤と鈴木が俺たちのセックスを見ながら吉田と山下の真似をしている。
なんて屈辱だ、これ。
「・・・中村くん、休憩しない?俺とりあえず吉田から山下くんを取り返したいんだけど」
「そうはいくかよ」
「う゛、おっ・・・ちょっタンマタンマ!」
「だめでーす」
「う゛ぅ!」
ドスリと腰を落とし、ぐるりと腰を回す。
ゆらゆら動いて少しだけ馴染ませる。
「ふん。見え透いた嘘つくなよ」
「くそっ!」
「イったあとの亀頭責めは効いたみたいだな」
腰を揺らしただけでびくりと原田のちんこが震える。
これなら普通にロデオしてもう一発絞れるな。
下っ腹に力を入れて原田のちんこを締め付ける。
ゆっくり引き抜いて、それからゆっくり押し込む。
原田のちんこがリアルに感じられるようになったら準備完了。
少し背を逸らして腰を浮かせる。
「ちょっ、これはダメなやつ!」
「滾るだろ?お前のサイズぴったりだぜ?」
「待て待て!」
「はーい、動かないで下さーい」
「うっ・・・!」
一気に根元まで咥え込む。
原田が俺のちんこに手を伸ばしてきたのでその手をからめ取り、原田と仲良く手を繋いで腰を振る。
ギリギリ手を握るあたり、余裕はないらしい。
「これはまずい・・・!」
「あっ、ははっ。吉田に鍛えられてるからな」
「お前っこのために亀頭責めしただろ!」
「いいだろ?んっよーく擦られて」
ヤバいヤバい言うくせに黙らない。
まだ余裕があるのかと腰の動きを早める。
しばらく腰を振ればうるさい口は黙り、原田の腹筋が震える。
さっさと楽にしてやろうと軽く腰を前後させながら原田の上で跳ねる。
「おおっ、アレはヤバそうだな」
「どう動いてんだよ、アレ」
「さすが万年ロデオだな。腰が別の生き物みたいだぞ」
「どうしてあのテクを原田が体感しないといけないのか話し合いをしないか」
「後で俺もやってもらおう」
「俺も」
「もう佐藤と鈴木は帰ったらいいんじゃないの?」
くだらない言い争いを外野が繰り広げている間に原田が中出し。
ビクビク震えてるちんこを楽しむようにゆっくりと動いて勃起を促す。
「早いぜ、原田」
「く、悔しい・・・」
「早いぞー原田ァー!」
「そうだそうだー!」
「エス春とエム彦は黙ってろ!」
「「ぶーぶー」」
「む、ムカつく・・・!」
「あん!」
勢いに任せて原田のちんこが抜ける。
バランスを崩したと思ったらそのまま原田がのし掛かってくる。
「このままで終わると思うなよ」
必死な顔した原田に寒気がする。
「オイオイ、お手柔らかに頼むぜ」
「どうかな」
原田が俺の片足を抱えて肩にかける。
もう片方の足は原田の足に潰される。
「山下くんだと身体硬いからできないけど、お前なら余裕だろ」
「あぁ!」
原田の身体が前に倒れてくる。
身体は痛くないが、身動きが取れない。
おまけにちんこまで扱いてきやがる。
これで前立腺に当たったら、終わる。
「ちょっ待て!いっ痛いからっ」
「はい嘘ー」
「嘘じゃなっああ!」
「はっ、みーつけたー」
「やだ、やっあっあ!だめ、だめだってぇ!」
「可愛いー」
押し返そうと腕を伸ばすがビクともしない。
上半身を動かそうにも腰を固定されてるから腕と頭ぐらいしか動かない。
勃起したちんこは扱きやすいらしく、原田の腕が腰の動きに合わせて動く。
我慢しようと下腹に力を込めてみるが、だらりと先走りが溢れるだけに終わった。
もう腰の動き方が高校生じゃねーよ。
どこのAV男優だちくしょう。
「ひ、あっ無理、むりっ」
「じゃあイっとく?」
「やっあっああぁ・・・!」
「ははっ、めっちゃ飛んだな」
「あんっあっやらっイったからっ待っ」
「お返しだよ」
イったばっかのちんこを指先が弄ぶ。
さっきの亀頭責めを根に持っているらしく、しつこく亀頭を撫で回してくる。
ガクガクと腰が揺れ、舌が回らなくなる。
このままではヤバいと容赦なく顔面を殴る。
「お゛、うっ!」
「ひ、ひつこい!」
原田に潰された片足を抜き取り、肩に抱えられた足で原田の背を少し押し返す。
「お前もやっただろ!」
「うるっせえぇ!」
「あっちょっ嘘だろっ」
「あ゛ぁっ・・・!」
ぐるりと身体を反転させてスクリューをキメてやる。
自分も辛いが、俺はイったばっかり。
でも原田は違うからな。
原田がビクりと震えて、原田のちんこが一緒硬くなる。
それから中に出される感覚を感じる。
「俺の勝ちら!」
「く、くそっ」
原田のちんこを抜いて、ティッシュを取ってアナルに当てる。
負けたと呟く原田にもティッシュを投げてやった。
くそ・・・早く中を洗わないと腹を下すのはわかっているが、いかんせん身体がダルい。
「いやー、いいもん見たな」
「そうだな。中村が舌ったらずだったぜ」
「うるひゃい」
「ちくしょう!可愛い!」
叫ぶ吉田を後で蹴り飛ばすと心に誓う。
つーかあいついつまで山下の乳首弄ってんだ。
「原田ァ」
「なんだよ」
「山下勃起してんぞ」
「なんだと?!」
吉田のテクなんかにって叫びながら原田が山下を見る。
「くそっ、押し倒したいのに俺のちんこが勃起しない・・・!」
「そらそうだろ」
「これで勃起したらビビるわ」
「じゃあ山下くんは俺と遊ぼうか」
「なんでだよ」
「そうだぞ!俺が勃起させたんだぞ!俺が!」
「でもお前のちんこ、ケツの穴小さい山下には無理だろ」
「小さいケツの穴を頑張って拡げて押し込むんだよ!」
「だからその言い方」
「お前のテクじゃ無理だろ」
「鈴木に鼻で笑われた!」
ギャーギャー騒ぐ阿保共を眺め、この隙に風呂に入ろうと足に力を込める。
ここに長居は無用だ。
巻き込まれる前に消えねば。
俺のアナルとちんこは思ったより重症なんだ。
「中村くん、お風呂入るの?」
「う゛っ」
ドアに手をかけた俺に覆い被さる原田。
「俺が入れてあげるよ」
「風呂は1人で入る!」
「遠慮するなよ。負けたお詫びにちゃんと奥まで綺麗にしてやるから」
ガッチリと掴まれた腕、ぶんぶん振ってみるが手は離れない。
「い、嫌だー!!!」
この後俺は小一時間、地獄を味わう。
←
※無断転載、二次配布厳禁
この小説の著作権は高橋にあり、著作権放棄をしておりません。
キリリク作品のみ、キリリク獲得者様の持ち帰りを許可しております。