1割の興味

Present for きょーすけsan.



ある日の放課後、部活の練習が終わった後の真っ暗な夜の話。
グランドを照らすライトも消え、校内を照らす廊下の明かりと薄暗い外灯だけが学校を照らしていた。
部活の練習後に宿題と渡されたプリントを忘れたことに気付いて、いつもなら取りに行かないけれどその時は本当になんとなく取りに戻った。
その宿題が苦手な数学のプリントで、担当がとても厳しい千村先生だったからかもしれない。
ともあれ俺はなんとなく忍び足で校内に入り、1年3組の教室を目指した。
教室は明かりが灯っていて、誰かいるのかとそっと中を覗く。
薄いブルーのシャツにベージュのスラックス、それから夜よりも暗い、真っ黒な髪。

「ち、千村先生?」
「ひっ!」

ガタガタ音を立てて、慌ててこちらを見たのは間違いなく千村先生だった。
それなのに、よく見たらベージュのスラックスは太ももまで下がっていて、薄いブルーのシャツは少しはだけていた。
先生の手に握られていたのは先生のペニスで、もう片方の手はペニスの奥に差し込まれている。
そして、先生が座っているのは俺の席だった。

「なに、してんの?」
「も、百瀬っ」
「ねぇ」
「だっ誰にも言わないでくれ!頼むから!」

先生はスラックスをあげることもせず、そのまま教室の床に手をつき、恥ずかしげもなく土下座をした。
ものすごくガタガタ震えていて、カチャカチャとベルトが鳴る。
俺の席は先生から垂れた何かしらの液体で汚れていて、明かりに照らされてぬらりと光っていた。

「ごめんなさいごめんなさい許してください」

涙声で謝る先生が可哀想で、俺は少しの慈悲を与えることにした。

「あのさ」
「ごめんなさいごめんなさい」
「何してたのか聞いてるんだけど」
「あっあの、」
「何してたの?」
「も、百瀬の席で、おっオナニーしてました」
「ふーん」

ぎゅうっと小さくなる先生の肩をぽんっと叩く。
一層震える先生の髪を掴み、ぐっと上に持ち上げる。
鼻水まで垂らしながら、ごめんなさいと言う先生の顔をスマホのカメラにおさめる。
かしゃりと音がなり、先生の青い顔がさらに青くなる。

「先生はさ、先生なんだからさ、もっとちゃんと、言えるよね?」

優しい俺は先生のことをクビにしろ、だなんて、教育委員会どころか校長先生にだって言わないよ。
ちょっと脅しはするかもしれないけどね。

***

とても厳しい千村先生は、とても堪え性のない変態だった。
朝昼晩と俺でオナニーをし、俺のクラスの授業がある日は俺の机でもオナニーをする。
俺と話した時なんて、我慢できずにトイレでアナルをめちゃくちゃにかき混ぜて2回は必ずイく。
俺の上履きでペニスを扱いたこともあるんだって。
もうなんでも性的な欲求に直結してしまって、始末におえない人だった。

「あっ、あぁっ百瀬ぇ」
「先生ってさ、先走り多いよね」
「ひっ、いっ」

ぐりぐりと尿道を弄り回すとさらに先走りが漏れ出す。
厳しい千村先生の面影はそこにはなく、足を大きく開いてペニスを生徒に晒し弄らせる、とても最低な変態の千村先生。
その先生が俺の言うことを聞くのは土下座した写真と、その後に撮った全裸の写真を俺が持っているから。
あと俺のことが好きだから。

「先生の先走りの量もすごいけど、アナルもすごいよね」
「う゛あ゛っ」
「ほら、すぐに指が3本も入る。俺の彼女だって入らないのに」
「ご、ごめんなさいっ」

そう言うと先生はとても悲しそうな顔をする。
本当は彼女なんていなくて、正確にはいたって話。
もう別れてるから今はいないんだけど、俺は先生が悲しそうな顔をすると気分がいいから教えてあげないでいる。
彼女と比べると悲しそうな顔をして、その彼女に負けまいと俺に奉仕する先生が面白い。
テクニックなんてない俺の指をアナルで舐め回すように先生が腰を揺らす。
何度目かの行為で覚えた前立腺を押し潰し、引っ掻くようにして指を動かす。
そうすると先生はひぃひぃ言いながら先走りをピュッピュッって撒き散らす。

「らめ、だっだめだめ!そこは、ひぃっいぃっ」
「なんでダメなの?気持ちいいでしょ?」
「き、気持ちひぃからっひっだめな、のっ」
「ふーん?よくわかんないね」
「ひゃあ゛あ゛!」

手の動きを早めて擦ると先生は腰を浮かせて、勃起したペニスを揺らす。
犬のような鳴き声をあげ、とろりと白っぽい先走りを零す。
それを見て俺は指を引き抜く。

「あっ・・・」

なんで、とばかりに先生は俺を見つめる。
ぱっくりと開いたアナルを収縮させ、もっとと強請る。

「もっとしてほしい?」

先生は顔を真っ赤にし、ゆっくり頷く。

「でも俺疲れちゃったからさ」

どっかりとソファーに座り、自分の顔の前に手を伸ばす。

「手、貸してあげるから。自分でやって?」
「そ、そんなっ」
「じゃあその勃起したペニスのまま、俺のクラスの授業するの?昼休み終わったら、俺のクラスの授業だよ?」

先生はしぶしぶ、俺の顔の前にお尻を向けて立つ。
それから自分で尻朶を掴み、アナルを拡げる。
それからアナルへゆっくりと俺の指を押し込んだ。
先生は自分で乳首を弄りながら俺の手でアナニーをする。
わざと腕を引くと先生は腰を突き出し、押し込めば背筋を仰け反らす。
このみっともない姿を見たら、俺のクラスのみんなはどうするんだろ。

「うん。楽しそう」
「なに、が?」
「なんでもない」
「ひぃ!」

前立腺を押しつぶし、不安そうな先生の顔を歪める。
ペニスには触らず、睾丸だけをなぞり、手のひらで弄ぶ。
普段と違う感覚に戸惑いを覚える先生を楽しみ、イきそうになったら手を休める。
それを何度か繰り返すと先生は我慢できないとばかりにペニスへ手を伸ばしてくる。
俺はその手よりも先に先生のペニスに触れる。
先生は俺が触っているところは自分で触らないのだ。
だって、俺に触ってもらえるのが嬉しいから。
イきたいのを堪えてまで、俺に触って欲しいんだから、変態以外の何者でもない。
不憫な千村先生。
授業中みたいに俺を注意したらいいのに。
早くペニスを扱いてイかせなさいって。
宿題をなんでやってこなかったんだって、あのテンションとあの声で叱られたら、もしかしたら俺は言うことを聞くかもしれないのに。

「も、百瀬」

堪え切れなくなってこちらを見た先生。
でもタイムオーバーの鐘が鳴る。

「時間だよ。予鈴がなったから、早く教室行かなきゃ」
「む、無理だ。このままじゃっ授業なんて」
「じゃあ自習って言っておこうか?厳しい千村先生が、オナニーしたくて授業自習にするって言ってたって。間違いなく伝えるよ?」
「そ、んな」
「下着着せてあげる」

先生の脱ぎ散らかした下着とスーツを持ち、先生に近付く。
先生は本当にイかせてくれないのかと涙ぐんでこちらを見た。
そんな先生のために、先生のペン立てからこっそりマジックを引き抜く。

「も、百瀬。やっぱりっ」
「駄目」
「う゛あ゛ぁっ」

油断した先生のアナルにマジックを突っ込む。
それから無理矢理下着を引き上げ、ペニスを押し込んだ。

「やだ、いやだっ」
「嫌なの?あんなにアナルに何か突っ込んで欲しそうだったのに?」

先生は顔を真っ赤にして俺を見た。
俺はにっこりと笑ってやって、スラックスを履かせる。
終わったよ、と知らせるためにスラックス越しにアナルに挿入されたマジックを突く。
先生は大袈裟に跳ね、急いで必要な教材を手に取り、濡れた瞳を拭った。

「じゃ、行こっか?荷物持とうか?」
「大丈夫だ」

なんとか取り繕う顔、股間は膨らんで、アナルにはマジックを突っ込んでるくせに。

「今日はね、ちゃんと予習してきたから、あてていいよ」
「そんなこというと、本当にあてるからな」
「オッケー」
「ひっ、ふぅっん!」

ドスっと先生のアナルに挿入されてるマジックを突く。
スラックスの前に先走りが少しだけにじんだ。

***

授業が中盤になると、先生の様子も大分落ち着いてきた。
平気そうな顔して授業をして、訳がわからない数式を書き連ねる。
教卓の前からあまり動かないのはまだ勃起が治りきってないから。
その証拠にやたらに俺を睨みつけてくる。
ふいっと目をそらしたら不機嫌そうな顔をして、目を細める。

「百瀬」
「はーい」
「授業を聞いているのか」
「聞いてまーす」

前を向かずに間延びに答える。
先生は怒った顔をして、俺を睨み据えた。

「この問題、前に出てやってみろ」

他の生徒はノートに書けと言い、俺を前に呼び出す。
俺に見られたくて必死、視線が欲しくてたまらない。
そんな下心で授業中にあてられるってんだから、たまったもんじゃない。
でもまぁ、今日ばかりはこの機会を待っていたのだ。
難しい数式に頭を抱えるクラスメイトの横を通り過ぎ、先生の後ろに立つ。
こっそりと先生の尻に手を伸ばし、少し飛び出たマジックを指に引っ掛ける。

「っ!」
「そのまま、動かないで」

チョークを手に取り、悩むふりをしながらマジックを掴む。
そのまま円を描くように指先で遊ばせる。
ぐるりぐるりとマジックを回すたび、先生の下半身に力が入る。
教卓を掴み、俯くことでこの行為に耐えている。
堪え性のない先生は俺に尻を突き出しはじめ、生徒が見ているのにおかまいなしにアナルへの刺激を最大限に楽しんでいる。
こっそりと後ろを振り返り全員の進捗を見る。
だいたいの人が問題を解き終わったらしく、前を向いていた。

「んー、わかんねー」
「つ、あ゛っ」
「せんせー、わかんないんだけどー」

指先に引っ掛かるマジックをさらに速く動かす。
先生がイきそうだからと、やめてと、そう手を回してギブアップサインを送ってくるがシカト。
先生の足が震え、前かがみになり、俺を見る目が熱っぽくなった瞬間。
思いっきりマジックで前立腺を押し潰す。

「ふ、いっぎ・・・!」

先生は手を握り込み、歯をくいしばる。
でもそんなのなんの意味もない。
堪え性のない先生は俺のクラスメイトに見られながら、足を震わせて射精した。
スーツの股間の部分が不自然に動き、長い射精をしているのがわかる。
先生は俺にそれを見られてるのをわかっているのに、隠そうとはしなかった。
スーツにじわりとシミができあがった時、チョークを投げ捨て教室を出て行く。

「百瀬!」
「難し過ぎて頭痛くなってきたから保健室行ってきまーす」
「待ちなさい!」

先生に笑いかけ、教室を出て行く。
保健室には向かわず、まっすぐ千村先生が居座る数学科準備室へ行く。
きっと今頃、俺の態度にクラスメイトがびっくりしているんだろうな。
初めてこんなことしちゃった。
先生も今度から俺にたくさん問題を解かせるに違いない。
誰もいない数学科準備室に入り、柔らかすぎるソファーに座る。
しばらくしたらドアが開き、それから鍵の閉まる音がする。

「も、百瀬っ」
「先生、授業中だよ?」
「百瀬っ」
「息切らしちゃって、走ってきたの?」

先生はへろへろになりながら俺に近付いてくる。
俺の前に立つ先生は、先生でもなんでもなくて、ただの変態だった。

「百瀬ぇ」
「楽しかった?気持ちよかった?みんなに見られながら射精してさ。パンツの中ドロドロでしょ」
「き、気持ち、良かった」
「へんたーい」

座り込みそうになる先生の腹筋を押して無理矢理立たせる。

「服脱いで。裸になって。そこに立ったままさ、アナルに入ったままのマジックでアナニーしてよ」

先生は大人しく裸になり、べたべたに汚れた下半身を俺に晒す。
それから手を後ろに回してマジックを掴み、アナニーを始める。

「ひっ・・・んっああっ!あっあっ・・・あひ!」
「ムービー撮るから、やめていいよって言うまで、そのまま続けてね」
「やらぁっど、動画はっやっ」
「後で俺が先生で抜くために撮るんだよ?」
「ほ、ほんと?本当に?」
「うん」

この後先生は立ったままアナニーをして、3回も射精した。
それでもやめていいと言わない俺のためにまた勃起させて俺を楽しませる。
自分のアナニー動画で、俺に抜いてもらうために、必死にアナニーをし、必死に喘ぐ。
堪え性のない変態な先生は、俺のことが好き過ぎて、愛を叫びながら4回目の射精をした。




※無断転載、二次配布厳禁
この小説の著作権は高橋にあり、著作権放棄をしておりません。
キリリク作品のみ、キリリク獲得者様の持ち帰りを許可しております。
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -