バンビちゃん

ねぇ、本気で言ってるの?
Present for 深緑san.



「原ちん」
「どうしたの、さとちん」
「エッチしたくない?」
「お前とはガチで嫌だよ」
「俺だってお前嫌だよ。なんでそこで俺とお前って選択肢出てくんの?いっそ殺すぞ」

エッチしたくない?とか軽ノリで聞いてきたとは思えないほどの般若顏で睨まれる。
ヤベェ、ガチで殺される。

「山下とエッチしたいなー」
「俺は中村がいいなー」
「お?怒らねーの?」
「なんか最近鈴木と付き合ってるお前が可哀想だから目を瞑ってやろうって」
「お前に可哀想とか言われたくねーよ」

本日二度目の般若顏。
なんだお前情緒不安定か。
いやいや、でもね、彼氏が山下ってどこの誰よりも俺って勝ち組だと思うね。
あんなに美人なの珍しいって。
身に付けてるものも聴いてる音楽も何もかもなイケイケ系。
なんで鈴木と仲が良いのかわかんねー。

「山下くん呼び出しちゃった」
「帰ったんでない?」
「あれ、鈴木が山下とコンビニ行ってくるって教室出てったからいるにはいるんじゃねーの?鞄置いてたぜ?」
「俺何も聞いてない・・・!」
「お前SHR終わっても寝てたしな」

確かに爆睡してたから、軽く昼過ぎから放課後しばらくまでの記憶がないけど。
いや、ほんと、目が覚めたら教室に誰もいなかったんだよ。
起こせよとか思ったよ。
でもとりあえず時間的に視聴覚室と思って視聴覚室来たら佐藤しかいなかったから、山下は鈴木と帰ったのかと思ってた・・・!
とりあえず委員会に出てるはずの中村呼んでしゃぶってもらおう。
元気出る気がする。
主にちんこが。

「中村呼ぼう」
「あれ、中村いるの?」
「委員会」
「・・・お前山下の予定知らないのに中村の予定は知ってんだな」
「本当だ・・・!なんで俺知ってんだろう・・・!」

佐藤が哀れみの目で俺を見る。
ついでに吉田も委員会だって言ったら泣かれるんじゃないかな。
なんで俺山下の予定知らないのに中村と吉田は知ってんだよ。
自分でも自分が不思議でならないわ。
泣きたい。

「山下があと20分待てとか言うんだけど」
「なんで徒歩10分圏内のコンビニで20分だよ。まだ行ってねぇのかよ」
「コンビニのスタバシリーズ見たらスタバ行きたくなったって」
「コンビニシリーズで我慢しろよ!」

そういえばスタバの限定モカが飲みたいとか言ってたな。
なんでちょっと買い出し的ノリで外出たのに遠いスタバに行こうとかするの。
フットワーク軽すぎてびっくりするんだけど。
俺なら絶対行かねーわ。
多分隣でだらんとしてる佐藤も行かない。
基本的にアクティブとは縁遠いのだ。
普段家に居たくないから外に出るだけであって、別に外を出歩きたいわけじゃない。

「仕方ないかなー」
「えー、止めてよ」
「山下来るまでお前しゃぶってよ」
「なんでだよ!俺お前とヤりたくねーって言ったよな?!お前同意したよな?!」
「舐めるぐらいなら全然オッケーよ」

ベルトを緩める佐藤に寒気がする。
なんなんだ性欲オバケか。
知ってたわ、ちくしょう。

「ノーマルフェラでいいよ?」
「なんで譲歩してやるみたいなノリなの?ノーマルフェラだろうが嫌だよ」
「まーまー、舐めてみてよ」
「嫌だよ!出すなよ!近付けんな!吐くぞ!」

謎に目の前に出された佐藤のちんこ。
え、コイツマジで言ってんの?
俺が佐藤のちんこ舐めて何が楽しいの?
佐藤のちんこ舐めるぐらいなら吉田のちんこ舐めるんだけど。
つーかフェラは俺が中村にしてもらいたい事であって、俺自身はまったくやりたくねーんだけど。
相手が佐藤とかマジで無理なんだけど。

「お前がノーマルフェラで俺をイかせられたら、俺鈴木に掘られてもいいよ」
「お?言ったな?秒殺すんぞ」

あ、ヤベェ、俺の馬鹿。
ひょいっと挑発に乗ってしまった。
つーかノーマルフェラじゃイけねーって思ってるから掘られてもいいとか言ってんだろ。
まぁ、確かにあまり割のいい賭けではないが、ニヤニヤ笑う佐藤の顔ぐらいは歪ませてやりたい。
そんでもってあわよくば全員いる前で鈴木に掘らせよう。

「飲むのは勘弁だからな」
「オッケー」

舌を滑らせ、佐藤のちんこを口に含む。
フニャってるとこから舐めんの嫌いじゃないけど、佐藤のちんこってだけでなんか萎えるな。
途端に気分が乗らねー。

「やめてもいい?」
「ひと舐めでやめてもいいか聞かれたの初めてだわ」
「なんかお前のちんこ育ててもいいことない気がして」
「あるある。なんかある」
「い゛っで!」

頭掴まれて股間に沈められる。
これが山下だったら仕方ないなぁで終わるけど佐藤ってあたりがもう無理。
口にちんこが当たってるのすらイライラする。
つーかこのフニャチン、俺のフェラで勃つんだろうな。
勃たなかったらものすごい舐め損だぞ。

「はやふ、ほっきひてー」
「そのやる気ないフェラじゃ無理」
「らってはー、やるひがはー」
「お前の口ん中に漏らすぞ」

その言葉を聞いて佐藤のちんこを必死で舐める。
やると言ったらやる奴だ。
口の中におもらしとかマジ勘弁。
山下以外のおもらしマジで勘弁。
つーか山下のでも飲むのは無理。

「あー、その辺好き」
「へーへー」

さ、佐藤の性感帯情報とかクソいらねぇ・・・!
裏筋とかだいたいの男は好きだろうが・・・!

「おつかれさまんさー」
「中村くん、それ竹野内豊が言うからかっこいいのであって、俺らが言ってもただの痛い奴だからやめようよ」
「バブリーだろ、バブリー」
「バブリーってか・・・」

あ、吉田と中村委員会終わったんだ。

「おふー」
「おつー」

顔だけ向けて声をかける。
吉田と中村は俺等を見てすぐさま視聴覚室から出て行った。

「何アレ何アレ何ー?!」
「欲求不満だからってお前らで何すんだよってな!!!」
「無理無理!原田が掘られんの?!佐藤?!お腹痛いい゛い゛い゛ぃぃ!!!」
「気持ち悪いわー!!!」
「「聞こえてんぞお前等ゴルアァァ!!!」」

俺だって嫌だったと叫んで佐藤のちんこを噛みちぎりたい!
っていうか吉田のテンションが腹立つ。
吉田と中村はこっそり中を除き、盛大に笑いながら中へ入ってきた。

「ぷ、ぶふっおま、お前等何してんの?」
「原田にフェラしてもらってたんだよ」
「ヒイイィィ!!!お腹痛いいいぃ!」
「吉田殺す」
「そうだな。中村のテクは必要だからとりあえず吉田だよな」
「ごめんなさい!!!」

吉田が何の恥ずかしげもなく土下座する。
佐藤はその土下座する吉田の前に移動し、どっかりとあぐらをかいた。

「原田くんのフェラじゃ勃たなかったの。勃たせて?」
「ちょっ原田で無理なら俺じゃ無理だよ!」
「早くしろ。殺すぞ」
「そんな・・・!」

佐藤は叫ぶために開いた吉田の口へちんこを押し込んだ。
理不尽にもほどがある。

「中村、笑ってないで俺の舐めて」
「い゛っい゛まやっだら、噛む!」
「そうだね、少し落ち着いてからでいいかな」

そうこうしているうちに吉田は頭がガンガンに振られ、佐藤のちんこを無理矢理喉で扱かされている。
吉田は泣きながらタップしているが佐藤にやめる気配は見られない。
息をするためにしばらく放置、でも息が整う前にまた喉を使われる。
ものの数秒で顔面ぐしゃぐしゃなった吉田は最早可哀想の域。

「可哀想に」
「いや、佐藤のしゃぶってたお前にそれ言う資格ないと思う」
「笑いがおさまったならとっとと舐めろ。佐藤のちんこ舐めた口でべろちゅーかますぞ」

次笑ったら吉田の二の舞にしてくれるわ、ちくしょうが。

「フェラの気分じゃねーんだよなー」
「じゃあなんなの」
「手コキ」
「却下」
「やってもらう立場のくせになんだお前」

中村はしぶしぶ、本当にしぶしぶ俺の前にかがむ。
ベルトを外しながら片手でちんこをなぞる。
それすらもいい感じ。
パンツからちんこがこんにちはする頃にはゆるく勃っていた。

「早ぇよ」
「まーまー、若いんですよ」
「その言い方はおっさんくさいぞ」
「さぁ召し上がれ」
「うっかり噛んだらすまん。あくまでうっかりだから、すまん」
「噛む予言してんな」

ぬるりと舌がちんこを這う。
手コキの気分だったのは確からしく、舐めまわしながらちんこを扱いてくる。
やんわりタマまで舐め上げて、舌を巻きつかせるようにしてちんこも舐め上げる。
ぞわりと下半身が疼く感じがして、早くもフル勃起。
目の前では吉田が喉ボコされない代わりに自分でケツ弄らされてた。
ちろちろと佐藤のちんこを舐めながら、ぐちゃぐちゃにアナニーしてる吉田。
もどかしそうに腰を揺らしながら佐藤に媚びている。

「おたくの吉田さん、どうしてあんなにアナル大好きなの」
「お前等が掘り過ぎたんだ」

途端に何も言えなくなった。
いや、昔の吉田は何もかもが初めてで面白かったんだ。
あと適度に変態だったからなんかお手軽だったんだ。
それなのにマジにはならないから、なんとなくの気分でヤるにはちょうど良かったみたいな。

「どうせやるならテクの1つでも渡してやればよかったんだ」
「俺のテクをあいつが使えると思ってんの?」
「練習させろ!」
「お前が教えればいいだろっていうかちゃんと舐めろよ!萎えるぞ!」

喋るのに集中してしまってもう萎える!
佐藤なんか吉田の顔面に射精してんのに射精からどんどん遠ざかる!

「うげー、やっぱスタバ行けばよかった」
「マジかよ」
「救世主!山下くん!」
「待て、原田!山下は俺とヤる!」
「誰がお前等とヤるかボケェ」

鈴木と山下がコンビニから戻ってきた。
でも中に入るのをためらっているらしく、ドアの前で立ち止まっている。

「鈴木ヤる?」
「俺・・・最近毎日のようにヤってるからできれば帰りたい」
「お盛んだな」
「うるせー」

とりあえず中に入ることは決めたらしく、2人揃って中に入ってくる。
そして顔面精液まみれにしてアナニーする吉田にドン引きした。

「吉田、キモい」
「顔拭けよ」
「あぁ・・・もっと言って」

俺と中村もドン引きした。

「鈴木勃起する?」
「インポじゃねーよ」
「俺舐めるから勃起させろよ。気分出てきた」
「えー」
「「「「山下がフェラすんの?!」」」」

全員で声を張り上げる。
気分でしかやらないくせに!
つーかなんで鈴木しぶってんだよ!
山下のフェラ貴重なんだぞ・・・!
あの口でもごもごするとかめっちゃかわいいんだぞ!
それに不満を口にするとか鈴木なんなんだよ。
贅沢すぎんだろ。

「お前、口ん中で出すと怒るくせに絞るじゃん」
「お前が堪え性ないからだろ」
「手加減してくれよ。マジで1発出たら勃たない気がする」
「はいはい」

この話を聞いておかしいと思ったのは俺だけではないはずだ。

「ちょ、えっ何その慣れた会話」
「はぁ?」
「なんだよ、慣れた会話って」
「鈴木だよ、鈴木。なんなの?え?山下のフェラそんなに体験してる?」
「・・・お前、原田にやらねーのかよ」
「あんまし。ムカつくから」
「ムカつくってなんだよ!!!」

なんでこんなに山下くん俺に冷たいの!!!
もっと俺にだけっていう何かをください!
フェラしてください!
ふーふー言いながら大きいから舐めにくいって言ってください!

「・・・な?ムカつくだろ?」
「そうだな。あの期待に満ち溢れた感じとかマジで腹立つ」
「何も言ってない!」
「「顔に出てる」」

く、悔しい・・・!
山下どころか鈴木にまで蔑まれた・・・!
ちんこも萎えた!
っていうか中村がどっかいった!

「吉田くん、お尻気持ちいい?」
「うん、うんっ」
「えー?ちんこはー?」
「気持ちいいっきもちひぃっん、ぐっふぅ」
「あっ待て待て!シャツ脱ぐから!上から舐めんな!」
「らって、おっぱいしゃわりたひ」
「わかってるから!」

佐藤と吉田に取られてた。
3Pに勤しんでた。
なんで俺放置したのかな。

「ほんとさー、お前すーぐ勃つのな」
「うるせーよ」

いつの間にか鈴木と山下もヤりはじめてる・・・!
えっこの状況でまさかの俺だけぼっち?!
偶数なのにおかしくね?!
つーか放置した中村もだけど、山下まで俺見捨てるの?!

「山下くん、お相手して」
「中村にしてもらえ」
「まーまー、そう言わずに」
「ばっか、お前やめろ!」
「気持ちいいの、好きでしょ?」
「それは気持ちよくないんだよ!」
「またまたー」
「ひっ」

鈴木のちんこを舐める山下のアナルを舐める。
これは恥ずかしいから、山下嫌いなんだよね、知ってる。
そんでじっくり見られながらアナル弄られんのも恥ずかしいから嫌いなの。
ぜーんぶやるけどね。

「ひ、いぃ・・・」
「山下ったっタマ潰れるからっ」
「黙れ!」
「んぎいい゛い゛!!!」

鈴木が山下にタマをぶっ叩かれた。
ガクガク足を震わせて、その場に尻餅をつく。
それなのに萎えてないってんだからアイツすげーな。
俺なら縮むけどな。
山下のアナルを舐めながら指を奥に進める。
山下はアナルをヒクヒクさせて、オマケにちんこから先走りをだらだらこぼしてる。
あーもう可愛いね。
たまんねーの。

「ヤバい、ぶち込みたい」
「まだ無理!」
「でも俺は準備万端で」
「あっちのガバマン借りてこいよ!」
「誰がガバマンだボケゴルァ!!!」
「自覚あんじゃねーか!」

山下が中村と喧嘩をし始める。
中村が吉田にガンガン掘られてる上に乳首しゃぶられてんのに応戦してる。このしばらく続く喧嘩の隙にゴムをはめ、ローションドロドロにして山下のお尻にセット。
歩けなくなったらおぶって帰るから許してください。

「クッソこのチビぃっあ゛あ゛あ゛!!」
「痛だだだ!」
「あ゛ー・・・至福・・・」

うねる中を堪能し、山下を見る。
山下どころか鈴木まで瀕死だった。

「ひだいっ、ぐるじぃ・・・」
「や、山下っか、カリがっ、つ、爪食い込んでる・・・」
「だ、大丈夫?」
「「お前なんか死んでしまえ」」

2人に罵られた。
俺楽しくてごめんなさい。
山下が鈴木のちんこをギリギリ握りながら苦しさに耐え、鈴木は鈴木で山下が離さないもんだから必死になだめている。

「や、山下くーん?鈴木のちんこがもげっう゛!」

ちょっと揺すったら太ももにグーパンが落ちできた。
う、動くなって暴力で示してくるぐらいに瀕死なのか・・・。

「抜け、無理」
「お?喋れる?」
「早くしろ」
「じゃあ平気だよねー!」
「平気じゃなっあっやめっ」

馴染んできたらしい山下の腰をつかんで、腰を揺する。
控えめに出す声が可愛いと思ってたのに鈴木のちんこ咥えはじめた。

「あ゛っ、山下っ手加減って」
「むい」
「出るからぁあ゛!っだ!」

目の前に座っていたはずの鈴木が消失。
代わりに悪い顔した中村が出てきた。

「何すんだよ!頭打っただろ!」
「お前暇そうだなって思ったから」
「はぁ?」
「吉田が使い物になんねーから、お前にちんこ舐めてもらおうと思って」

中村に突っ込んでる吉田は最早佐藤に揺さぶられてるだけ。
それを察したらしい鈴木がちろちろと中村のちんこを舐め始める。
意識飛びかけの吉田を掘る佐藤は楽しそうで、こっちが萎えそうだった。
いけない、これ以上前を見たら萎える。
山下くんのアナルに集中しよう。

「山下のちんこ小さくなっちゃったね」
「られのせいら、られの」
「大丈夫、すぐ勃起させる」
「んん!」

山下の前立腺狙って腰を揺する。
やんわり揺すっているともどかしそうに腰を揺らしちゃって、もう可愛いったらありゃしねー。
抉るように動かすと太ももがびくりと揺れる。
それを何度か繰り返せば見事にフル勃起。
どっしりと山下の背に乗りかかり、やんわりとちんこを掴む。
俺、山下イくまでもつ自信がないから先手を打たないと。
もう結構やばい。

「ふ、んっあっんんーっ」
「そんなに必死に鈴木のちんこ舐めなくても。声漏れてるよ」
「うるひゃっあ゛ぁっ」
「一緒にされるの、好きだもんね?」

ちんこを扱くタイミングに合わせて前立腺を抉る。
山下がブルブル震えて、声を出すまいと必死に鈴木のちんこを舐める。
アナルをぎゅうぎゅう締め付けてくるからマジヤバい。
イきそうなのを堪え、山下を攻め立てる。
腰がガクガク揺れ始めて、さっきよりもさらに締め付けてくる。
もうイく直前なの丸わかり。
あえてゆっくり、前立腺を撫でるだけにして、山下の力が抜けたのを見計らって抉る。
山下の背が固まり、身体に力が入る。

「んぐっんっ!」
「あ゛っ山下、出るからっ離してっ」
「んあ゛っひ、い゛い゛ぃっ」
「あは、山下もイっちゃったね」
「やっやっ早、早く!」
「そんなに、急かさないでよ」

ガクガク震えてる山下を押さえつけて腰を振る。
数回動かしたところでイった。
何度も射精から遠ざかったせいか、出る量が多い気がする。
山下の中をしばらく楽しみ、ずるりとちんこを抜く。
周りを見れば大惨事。
中村に顔射され、山下の精液飛ばされた鈴木と、意識飛んでる吉田、中だしされたとわめく中村に満足そうな佐藤。

「大変なことなってんな」
「俺もお前のせいで大変なことなってるわ」

言われて山下を見る。
避けるのが間に合わなかったのか、鈴木の精液が顔面にびっちゃりついてた。

「それは俺じゃなくない?」
「お前が突っ込まなければこうはならなかった!」
「どふっ」
「チッ。顔洗ってくる」

山下はそう言って俺の腕から出て行く。
寂しいと思ってたらまた腕の中に帰ってきた。
また出て行って、また帰ってくる。
今度は尻餅をついて転がるようにして戻ってきた。

「・・・もしかして、立てない?」
「・・・・・う、嘘だろ」
「お、おんぶしてあげようか?抱っこにする?俺甥っ子育ててるから得い゛ぃ!」

渾身のアッパーを喰らった。




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