魔女っ子

ハロウィンなんか嫌いだ。
お菓子くれなきゃ悪戯しちゃう?
くそくらえってんだ畜生!

「と、とりっくおあとりーと・・・お、お菓子、く、く、ってやってられるかボケエエェ!!!」
「魔女っ子の反乱!ぐほっ、う゛っまっ、パンチラ!パンチラしてるよ!」
「知るか!」
「痛いよ、痛い!ステッキは振るものだけど殴っちゃ駄目!」

ハロウィンだから魔女のコスプレをしてほしいと言われ、俺はあっさり承諾した。
俺の中の魔女っつーのは白雪姫に出てくる林檎売ってる魔女なわけで。
顔以外に露出がないものだと思ったのだ。
なのに手渡された衣装は黒光りするホルターネックワンピース。
フワフワと広がるスカートはものすごく短い。
それに裏地がオレンジのマントと帽子だった。
何かの間違いかと思えば紐パンまで渡されて目眩がした。
最近の魔女は何と戦うんだ?
ホグワーツもびっくりじゃねぇか!
着たくないと言おうと思ったのに大地があまりに嬉しそうに目を隠しているから言えなくなって。
反抗を示すために紐パンは拒否してボクサー。
でも浴衣を着たときに無理矢理脱がされたのを思い出して。
ノーパンよりはマシな紐パンにするしかなくて。
何かを失って現在。
ステッキやら網タイツやら渡されて俺はもう限界だった。

「短すぎるだろうが!もっとマシなの買えよ!」
「そこなの?!」
「できるならもうコスプレさせるのやめてくれ!お前がしろ!」
「俺がやっても何もおもしろくないでしょ?!よく考えて!」
「キモいって言ってやるわ!」

ひとしきり殴ったところでどっかりとソファーに座る。
懲りた様子がない大地は俺の足を撫で回していた。
蜘蛛の巣とか蝙蝠がデザインされた網タイツは可愛いし凝っていると思うが俺が着るなんて思いもしなかった。

「脱がせていい?」
「ハァ?」
「網タイツっていったらエロい感じで脱がせるのが醍醐味じゃない!」
「俺は至って普通の人でニュートラルだからそんな趣味はない」
「んふふー!脱ぎ脱ぎしましょーねー」
「話を聞け、駄犬!」

バタつかせる足は簡単に掴まれて膝でホールド。
それから俺をソファーに転がすとすっごく変態くさく、ケツを撫でるようにして脱がし始めた。

「うおおぉ・・・まじ幹也、ちょー悩殺ポーズ」
「させてるんだろうが!」
「ヤバいよ!ストリップ嬢も真っ青だよ、コレ!」

俺の足を組んだり伸ばしたり曲げたり自由にしやがって!
殴ろうと思ったが腕は空を切った。
ムカついたから足を開かれた瞬間に腹筋を締めて頭突きをしてやった。

「痛いよ!」
「痛くしたんだよ!」
「でも幹也のV字開脚に俺興奮した!」

変態の言葉に顔がひきつる。
ゆっくりと視線を下に向けるとそこには存在を誇示している大地のちんこ。
馬鹿だ、絶対馬鹿。
大地は鼻息を荒くして網タイツをするすると脱がせる。
それから内股を擽るようにして俺の足を撫でた。

「シてもいい?」
「駄目と言ったらやめるのか?」
「無理です!ごめんなさい!」
「んっぐぅ、んんっ!」

大地が俺に飛びかかって来て覆い被さるようにキスをする。
スカスカのホルターネックワンピースの胸元に手を忍び込ませて布で擦れた乳首を摘まむ。

「乳首立ってる。可愛い」
「うっせぇ」
「あっ!みきちゃんにお菓子あげないと!」
「はぁ?いらねぇよ」

俺の上から退いた大地が俺に差し出したのはピンク色の包み。

「あけてあけて!」
「お、おう・・・」
「すっごい可愛いんだよー」

リボンをほどいて出てきたのは顔が描かれたボールが繋がった奴とドーナツのモチーフがついたマドラー。

「ほー。可愛いな、このマドラー。このボールはインテリアか?」
「ううん。アナルパール!」
「・・・ん?」
「ちなみにコレ、マドラーじゃなくてブジーね」

あ・・・開いた口が塞がらない・・・!

「ハロウィン仕様なの。せっかくだから、使ってみようよ。ね?」
「ね、じゃねぇよ!嫌だ!」
「大丈夫だよー!いつもよりブジー太いけどいけるってー!」
「変態!近寄るな!」

暴れる足も腕も簡単に掴まった。
身体を捻って逃げようとすればぐしゃりと床に落ちてもうこれは大地の思うつぼ。
いつから用意していたのか知らないがローションまでケツにぶっ掛けられる。

「大丈夫、みきちゃん!りっちゃんオススメのブランドだから!」
「余計信用できるか!」

あの野郎オオオォォォォ!!!
すました顔してとんでもねぇな!

「ふひぃ!」
「あ、やっぱアナパーはいけるね。コレ、小さいし」
「嫌だっんんぅ!」

ローションのぬめりも手伝って小さなボールがどんどん中に挿ってくる。
確かに小さいけども、これぐらいなら慣らさずともいけると思ったけども・・・!
でもやっぱり嫌なものは嫌だ!

「こーやってね、みきちゃんのアナルに半分ぐらい押し込むとね」
「んあぁぁ・・・」
「みきちゃんのアナルが自分で食べるの」
「は、あんんっ!」
「ヤベーコレマジデジカメどこやったかな・・・」
「あっ撮るなよ!絶対っ!やったら、んっ!口きかないからな!」
「ごめんなさい!」

狭いアナルにボールが限界まで押し込まれる。
それなのにまだボールが余っていて、大地もどんどん詰めてくる。

「も、無理ぃっ!苦し、からっ」
「あと3つだよ?頑張って」
「ああぁん!」

大地の指がボールを奥へ押しやる。
腹が膨れているような錯覚を感じる。
息も絶え絶えで、震える足腰は大地に支えられて上がっているだけ。

「大丈夫?」
「大丈夫なわけ、あるか・・・」
「じゃぁ次ブジーしよ?ね?」
「あぅ!あっやだ!後ろの、抜け!」
「だめですー」
「んひぃ!」

ぐるりと身体を回転させられて、アナルに大地の指が挿ってくる。
器用にボールで前立腺ばっかり弄られて余計に力が入らない。

「あっあぅっそれ、いやぁ!」
「気持ちいいでしょ?」
「あっ待っ、ん゛あ゛あ゛あ゛!!!」

俺のちんこに裂けるような痛みがした。

「まだ先っぽだよ?」
「む、むりぃ!いらいっやあぁ!」
「もうちょっと我慢して?気持ち良くなるよ」
「ふあっあっああぁぁん!」

くるくるとブジーを回されて、ゆっくりと奥へ挿入される。
ブジーの刺激に慣れてくるとこれがたまらない。
ビクビクと腰が跳ねて、気がついた時には俺のちんこの先にはドーナツが付いているだけになった。
狭い隙間から溢れてる先走りが恥ずかしい。

「挿っちゃったね、いつもより大きいの」
「うる・・はい・・・」
「でも気持ちいいでしょ?」
「あっあぁっ!うご、あっしゃ、わるなぁ!」

大地がドーナツのモチーフを掴んでぷるぷると揺らしてくる。
下っ腹がじんじんとしてたまらない。
なのに大地は楽しそうに俺のアナルを掻き回す。
やめてほしくて伸ばした手には力も入らないし、足ははしたなく投げ出したままだ。

「あっああ!やだ、あっくるぅ!まってぇ!」
「もうドライしそうなの?」

声を出すのも辛くて必死に頷く。
大地の指が抜けて、ちんこを弄る手も止まる。

「幹也」
「・・・う、ん?」
「イってもいいからね?」
「・・・は?」

楽しそうに大地が笑って、アナルに違和感。
下に目を向ければアナルパールのチェーンみたいなところを大地がしっかりと握っている。
待て待て待て待て。

「まっ、やだ、やだやだ!やめろ!」
「俺幹也のイキ顔が見たいの。ごめんね?」
「っう、あっああっんああああぁぁぁ!!!」

勢いよくアナルパールが抜けた。
その瞬間に俺の頭は真っ白で、たぶんドライしたんだなぐらいしか分からない。

「は、あっあぁ・・あ、あうぅ・・・」
「可愛いー、幹也」
「やああっ!待って!や、うあああぁぁ!」
「ん、熱っ」

ドライしてるってのに、大地のちんこがアナルへ押し込まれた。
慣らす様に腰を揺すってくるが・・・本当にたまったもんじゃない。

「あっあうっあっあっんあっ」
「ちょー感じてんね」
「らめっだ、あっはぁんっあ、あぁ・・・!」

ずるりと大地のちんこが抜けて、ずしりと奥を突く。
揺すってた時とは違って確実に攻めてくる。
大地が俺の背と腰に腕を回して抱き上げた。
座って揺する方がそらキツくないし、背中も床より痛くないけども。
でも奥を突かれるのを考えたらどっちも同じだ。

「らいちっ、あっくるひぃ!んうぅ!」
「んっ、1回抜く?」
「だめっ、あっ!らいち、まだイってな、いからっ」

無言の代わりに大地のちんこがでかくなった。
最悪だ、調子づかせた。

「じゃぁ、ちょっと我慢してね」
「あん!あっはうっああぁ!んっあひっあっ」
「あんま、締めちゃだめだって」

ガクガク揺すられてそんなこと考えている余裕はない。
大地にしがみ付くのだって精一杯だ。

「んはぁ、幹也も一緒イこ?」
「あっら、めっ!抜くな!あっああ!」
「んうぅ・・・!」
「あっうああぁ・・・!」

ずるぅっとブジーが抜けて、俺の腰も抜ける。
それから射精して・・・・・やっぱり漏らした。

「あ・・・」
「だから、駄目だって・・ゆったじゃんかぁ・・・」
「ご、ごめん!」

漏らしてる音とか、独特の匂いとか、マジ最悪なんだけど。
自分のだけど最悪なんだけど。
大地のズボンまでぐっちゃぐちゃなんだけど。
全部終わってしまっても顔があげられない。

「大地風呂入れ」
「そ、掃除は俺がするよ?」
「いいからさっさとちんこ抜いて風呂入って来い!」
「は、はい・・・」

大地を無理矢理風呂場に押し込んで、後始末。
衣装を捨てるのはなんとなく気がひけたけど足に引っ掛かったままだった紐パンはソッコーで捨ててやった。
それからドーナツのモチーフがついたブジーと大地が持っているブジーを俺の部屋に隠した。
もう二度とブジーなんか使うものか・・・!



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