魔王退治

魔王佐藤をやっつけるために城へと向かった勇者一行。

パーティは勇者原田、妖精中村、魔法使い鈴木

辿り着いた先には魔王佐藤、犬の獣人吉田、淫魔山下


勇者側のパーティに妖精とか馬鹿じゃないのかと思いますよね。でも、よくよく考えると勇者は町一番の馬鹿で有名な原田君です、仕方ありません。きっと見た目と響きで決めたのでしょう。なので魔王の城まで到着できた事自体奇跡と喜びましょう。


魔王の城に到着するまでレベルを上げないといけないのに「鈴木の魔法で何とかなる」の一言で、目に付いた可愛子ちゃんを手当たり次第宿に連れ込みアハンウフン三昧の勇者と妖精。二人の部屋に挟まれていた鈴木君の部屋までギシギシアンアン響く始末。

毎晩毎晩鈴木君は聞こえてくる声をオカズにアナニーを繰り返してしまって気付けば穴はユルユルになっていました。替えの下着すら途中でなくなり魔法使いの制服、股下5cmの短いワンピースにノーパン姿です。恥ずかしくないのでしょうか


そんな中、漸く辿り着いた魔王佐藤の前に立つ勇者一行。いざ!と鈴木が先にハートの着いた魔法のステッキを手にすると


「ちょ、鈴木やばい!!あの子超可愛い!!魔王なんてどうでも良いからあの子を手に入れて!!早く、封印魔法とか使って!!」


淫魔山下に向かって指さす勇者は最早魔王退治なんて文字は頭の中にありません。


「なぁ、魔王やっつけたら淫魔位…いくらでも…」

「あーやっぱ魔法使い馬鹿!!魔王を守るために淫魔がやってきたら一番に倒してしまうじゃねぇか!!先に可愛い淫魔を捕らえて俺のモノにしてしまうの!!」


もうだめです。
勇者原田は淫魔を手に入れることしか頭になく何言ってもだめです。

仕方なしに鈴木はステッキを振ってレベルが10分の1減る魔法と暫く全身麻痺の魔法を同時に掛けました。


「ガチムチ〜!!」


鈴木は勇者が下半身を鍛えている間に魔法のレベルを上げていたので、複数同時に魔法を掛けるなんて簡単に出来てしまいます。魔法使うための妙なかけ声の後、淫魔は簡単に麻痺を起こしてその場に倒れ込みました。鈴木は満足そうに特殊レンズでレベルを見ます。今は淫魔がレベル3。

これで勇者原田は魔王を倒しに…


「っておい!!魔王倒さねぇのか!」


「馬鹿野郎!この可愛い子をアンアン泣かせるのが先だ!!お前の魔法さえあれば何とかなる、頑張れ勇者兼魔法使い!」


淫魔を捕らえた勇者原田は、なんと戦線離脱。魔王の城を去っていったのです。


「残りが妖精と魔法使いだけだなんて…」

「おい、魔法使い!俺はあの無駄にちんこデカい犬の格好した奴が欲しい!アイツにも魔法掛けろ!!」

「はぁ?お前も馬鹿なんじゃねぇの?んな事したら大して役にもたたねぇ居るだけの妖精まで逃げっ…ぐぇっ」

「勇者に淫魔与えて俺にちんこ与えないとか、この粗チン、早漏、包茎!!」

「いたっ、痛い痛い痛い!!蹴らないで、ちんこ潰れるっ!!ってか俺包茎じゃ「うるせぇぇえっ、てめぇのチンコが包茎であろうがどうでもいいんだよ!!」分かった、分かったからやめてぇっ」


見た目だけ妖精の中村が鈴木の股間だけを狙って蹴り続けます。妖精中村の無意識の言葉責めと暴力で降参した鈴木は泣きながらステッキを振ります。


「ギシアン〜!」


するとどうでしょう。
獣人吉田が尻尾を振って中村に駆け寄ります。


「おっぱい!ねぇねぇ、おっぱい吸って良いなら俺何でもする!ね、おっぱい吸わせて?」

「き、均等に吸えよ?そんなに言うなら仕方がないから入れさせてやる。こんな古くせぇ城じゃなくてラブホ行こうぜ!着いて来いポチ」

「ワンワン!!」


鈴木が掛けた魔法は副作用ありの主人変更魔法。どうやら副作用はおっぱいを吸う、という事だったみたいですが…

無駄にデカいちんこを手に入れた妖精中村はポチ吉田を連れてラブホへと行ってしまいました。


「俺一人かよ!!」


鈴木の虚しい声が響きます。


魔法使い一人で魔王の相手なんて無理なのは分かっていますが、真面目な鈴木は勇者に頼まれた以上自分が頑張らねば!と魔王佐藤に向き合います。


「なぁ、お前さっきの妖精?に蹴られてからチンコ勃起させてスカートから丸出しなんだけどいいわけ?」


佐藤は鈴木の股間に指をさし問いかけます。もちろん遠慮なくガン見+鼻で笑うというおまけ付きです。


「うわぁぁああっ、見るな、みるなぁぁっ!!」


佐藤に注意された鈴木が下を見ると、スカートの裾から勃起しているチンコが確かに丸見えでした。

蹴られて勃起したチンコを隠すため慌てて佐藤に背を向け四つん這いになります。どういう訳か、尻を高く上げた雌豹のポーズで、です。


するとどうでしょう!今度は毎日アナニーを繰り返し緩くなったアナルが魔王に丸見えです。

チンコを隠すのに必死な鈴木は気付くこともなく息をする度に誘うようにパクパクと動くアナルを晒し続けます。


「誘ってんの?こういう淫乱ドM欲しかったんだよね〜俺」


唇をペロリと舐める佐藤は、先手必勝と気付かれる前に先に鈴木に魔法を掛けてしまいます。


「舌噛み〜!」


自分に魔法が掛けられたことも知らず、アナルを佐藤に晒したままステッキを握り振りかざします。


「フィスト〜!」


鈴木は佐藤に淫魔にしてしまう究極魔法を使ったのです。

するとどうでしょう。佐藤に掛けたはずの魔法は鈴木自身に掛かってしまったのです。


「ふはははっ、お前の魔法は全てお前に掛かる魔法を先に掛けておいた!お前が淫魔か…大して変わりなさそうだけどいっか」


楽しそうに笑いながら丸見えのアナルにローションをおざなりにかけると、ロクに解しもせずちんこを突っ込んだのです。


「ひゃぁぁあっ」


突っ込まれたと同時に鈴木はイってしまいます。


「ふははっ、トコロテン。痛いのが好きなのはそのままかぁ、いいねお前。毎日毎日可愛がってその内毎日フィストしてって強請るくらいに育ててあげる」

「あんっ、あひぃん…嬉しい、うれひぃぃっ…!!」


毎日アナニーしかしていなかった鈴木のアナルに漸く本物のチンコが入り、咽び喜ぶ鈴木と、自分性癖を受け入れられる鈴木を手に入れてご機嫌の佐藤。


この後、もっと突いて欲しければ魔法をかけ続けろと、佐藤の魔法の効力が続いている間に何重もの魔法を鈴木自身にかけさせ遊び、城に鈴木が住むよう仕向けてしまいました。



暫くすると、逃亡した勇者原田が淫魔山下を、ラブホへ向かった獣人吉田と妖精中村の仲間達が鈴木の様子を見にそれぞれ駅弁スタイルで魔王の城へと戻りましたが、佐藤と鈴木の姿に当てられて魔王の城で乱交が始まってしまいました。


結局、居心地の良さに原田と中村が住み込んでしまい、6人仲良く?末永く城で暮らしました。


めでたしめでたし。



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やらかしましたorz
笑って許してください。


恭介

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恭介さんより、頂きました!
あ、あざああああああああああああっす!
もうこれまじイベント準備中に読んで頭パーンなりましたよ!
まじなにこれまじなにもえる・・・!
鈴木が馬鹿すぎて好きです。
佐藤と原田がデフォルトですよね!
吉田とか、ホント、魔法で欲求が目覚めたんじゃねぇの?とか思ってました。
中村なんておっぱい腫れるまで毎日吸われてしまえ、吸われろ。
山下の淫魔設定とかうまかったです。
原田のテクに翻弄されながら上に乗っているとかそーゆー感じでお願いします。
ホント、マジで、ありがとうございました!




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