ComingOut:73

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普段割と温厚でチャラチャラしてる原田も結局は元ヤンなんだと思った。

「テメェ何のつもりだ?あ゛?髪毟るぞボケェ」
「俺のケツ崩壊の危機だったんです」
「テメェのケツがぶっ壊れようがクソ垂れ流そうが俺の知ったことじゃねぇよ」
「あの、ホントすみません・・・」
「どうすんのコレ。マジ臨戦態勢だったんだけど」

原田が指した己の勃起したちんこ。
それこそ俺の知ったことじゃない。

「マジ、マジ綾平がっ綾平が今日はフェラしてもいい気分言ってたのに・・・!もしかしたらもしかしたら甘えてくれたかもしれないのに!」
「それはないだろ」
「黙れ!このクソ垂れ流し陰毛頭!!!」
「お前現実見ろよ!山下が甘えるとか寝ている間と父親にだけだろうが!つかクソ垂れ流しじゃねぇよ!」
「えっ?!ちょっお前なんで寝ている間だけ甘えるとか知ってんの?!」
「アイツ人の横に寝ると指くわえながら寄ってくるじゃん。誰にでもするじゃん」
「だっ誰にでもだと・・・?」
「クセじゃん。父親とそーやって寝てんだろ」
「お父様っ・・・!お父様に勝てる気がしない・・・!」
「・・・お前山下について知らないこと多いよな」

馬鹿だからな・・・きっと夢見てたんだな・・・。
山下が自分にだけしてると思ってたんだな・・・。
自分の彼氏がビッチだと言う自覚はないのか。
それに山下の優先順位は父親がダントツだろうよ。

「お前馬鹿ってかもうダメ男だな」
「お前にダメ男言われたくないわ!」
「うるせぇ!お前よりマシだ!」
「ハァ?!佐藤大好きなくせに!ドMのくせに!フィストだけ嫌がってンなよ!」
「当たり前だろうが!もうなんか元に戻れない感満載だろうが!お前も山下がゴム手袋つけて浣腸手に優しくするからとか歪んだ顔で言われてみろ!マジで怖かったんだからな!」

ホント、佐藤と山下ン家に遊びに来たら風呂場直行の手にゴム手袋と浣腸装備なんて口から内蔵飛び出すぐらいに焦ったんだ!
まさか山下ン家に来てフィストしようとするなんて思わなかったしホントっホント必死に逃げたんだぞ!
山下も原田も助けてくんなかったから結局原田を盾にしながら逃げたんだけどな!

「はぁ・・・綾平といちゃいちゃする予定だったのに・・・」
「予定じゃない、夢だ」
「お前でいいや。はい、口開けてくださーい」
「なんでそうなる?!ちょっ原田!待っう゛ぐぐ」
「はーい、ちゃんと舐めてねー」

話を聞けこの野郎!
せっかく佐藤から逃げたのになんで原田の相手をしなきゃならないんだ!

「お前ちんこ踏まれンのが好きなんだよな?」
「ん゛ぐう゛う゛う゛う゛!」
「い゛いっ!ちょっ歯立てンな!」
「あ゛ん!あ゛ぐっう゛っあ゛うぅん!」

原田が足を揺すりながら俺のちんこを踏む。
散々佐藤にいいようにされてる俺のちんこはあっさりと勃起してしまった。
俺のちんこ、俺の意志に反しすぎだろ・・・!

「はふ、あっ踏むなあぁ!」
「踏んでない。押さえてるだけ」
「同じらばか!」
「腰揺すってるくせにうるさいですよー。ただでさえフェラ下手なんだからちゃんとやれよ」
「ん゛う゛ぅっ!う゛っう゛っう゛っ」

原田は俺の喉にちんこを叩きつけるように腰を振る。
苦しい、息できない。
生理的な涙をこぼしながら必死のタップ。
嘔吐寸前でようやくちんこが口から抜けた。

「はっあ゛っお゛えぇぇ・・・」
「ダメだ。鈴木の喉じゃイけない」
「だったら゛、う゛えぇっはぁっすんなぁ!」
「やっぱ暴力的なセックスに慣れてる奴の喉よりは慣れてない奴だよな。吉田の喉ちょー締まるぜ」

それは俺の喉がこの行為に慣れてるといいたいんだろうか。
聞き捨てならない・・・!

「ふんっ山下も慣れてるだろうが」
「馬鹿言うな。山下にはこんなことしないから」
「やれよ!他でやるなよ!」
「できるわけねぇだろ!山下にしたら間違いなく噛み千切られるだろうが!」
「確かに・・・!」

考えただけで恐ろしいな!

「あ、ローションないからとりあえずイっといて」
「ひぎぃ!」

ちんこに置かれてた足をギリッと捻られた。
俺のちんこが床に押し付けられてべしゃりと潰れる。

「お前・・・ホント簡単にイくよな」
「うる、せぇ・・・」
「ほら、脱げ。手遅れだとは思うけど」

原田の足が退けられた時に粘ついた感じがした。
ボタンを外してジーンズを脱ぐ。
恐る恐るパンツの中を見たら大惨事。
ちんこ周辺が大変な被害だ。

「溜まってたわけ?」
「みっ見るなよ!」
「やだ、反応が新鮮」
「ひぃっ!あっあっ待って、まっああぁ!」

まだパンツを脱ぎ終わってないのに原田の指がアナルに当たる。
俺の精液を指に纏わせて、それからアナルにずっぷり。
中で指をぐるぐると回して、それから慣れた頃に2本目。
些か性急なのは原田が俺に遠慮をしていないからだ。
原田が何ともない顔で俺の前立腺を指で挟んだ。
あれ・・・これもしかして山下が漏らしたやつされるのかな・・・?

「まっ待て待てっう゛うああぁぁ・・・!」
「あ、漏らすなよ。お前のお漏らしには何もたぎらない」
「ひっひいい゛い゛!!やっあ゛あっあ゛ぁあ゛あ゛!やだっい゛やだあああっ!!!」
「あははは!またイきやがった!」

苦しいどころじゃない!
そら山下だって漏らすわ!
身体が弛緩してきて、足から力が抜ける。
俺がなんとかして逃げようと身を捩ったら原田の指が抜けた。

「俺これだけでお前だったら失神させられそう」
「す、するかばかあぁ!」
「試してみる?」
「失神します!ホント、ホント無理!」

試そうと指を鳴らす原田からケツを死守。
マジ次されたらリアルに失神する。
ホントコイツヤバい。
佐藤とは違う意味でヤバい。

「残念。いつかやらせろよ」
「うあぁん!あ゛っあぁぁ・・・」
「はー・・・キツ」

俺のアナルにぴっちりとハマる原田のちんこ。
慣らし足りないうちに突っ込むのやめてほしい。
原田だけじゃないけど俺相手だとそれが普通みたいなノリをやめてほしい。
慣れたとはいえ痛いのには変わりないんだ。

「あんっあっあぁぁ!そこ、あっやだやだ」
「やだじゃないっしょ。気持ちいいくせにー」
「あっああんっ!あっあっやだ、やっあっイくからやだあぁ!」
「早っ!我慢しろって」
「いや、あっああっはな、あっ離せ、嫌っイきたいぃっ出しっああぁん!」

原田は俺のちんこの尿道口を塞いで腰を振る。
佐藤は基本的に我慢させないから俺我慢するのに慣れてないのに!
無理矢理イくのは慣れたけども・・・!
原田の手を掴んで退けようとするけれど前立腺カリで引っかかれたらもう駄目。
オマケに尿道口塞いだままちんこ扱き始めた。

「あぁん!やだっそれ嫌!いやだぁっあっあっあん!」
「あと少し我慢しろ。イくから」
「あっやっあんっああんっ中っひん!あっ出すなよっあっあっんあぁ!」
「えー・・・奥抉ってやるから中出しさせて」
「ふああぁぁ・・・!あっあっらめ!あっひいぃん!あっあっイきた、あっイきたいっああん!」
「あーもーうるせぇな。イかしてやるから締めろよー」
「はぁっあっイく、出る出る、ンアアアァァ!!!」
「ンッ」

ちゃっかり中出ししやがった。
くそー・・・腹ン中ぐちゃぐちゃする。
原田は満足そうな顔でちんこを拭いて俺にティッシュ箱を投げてよこした。

「中出しすんな言ったじゃん」
「いいじゃん。気持ちよかったろ?」
「お前最低だよな」
「お前の彼氏程じゃねぇよ」

遠くで山下の絶叫が聞こえた。




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