ComingOut:72

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杉田さんが持ってきたかき氷作る機械初体験。
クマの形してんだけどさ、氷入れたらガリガリなってぼろぼろ出てくんのな。
かき氷なんて縁日でしか食べねーし、初めて見た時にはびっくりしたぜ。
氷にジュースかけて300円とかぼろ儲けじゃねぇかと思ってた。
しかしこれは結構な肉体労働だな。

「・・・ねぇ、綾平」
「なんだよ」
「もしかしてコレの為に氷買ってこいとかいったの?」
「うん。かき氷ってブロックの氷削るんだろ?」
「冷蔵庫の製氷機で作った氷でいいんだよ!家庭的なかき氷を楽しめよ!」
「縁日だとブロックの氷削ってるじゃん」
「っていうかカルピス買ってこい言うから買ってきたけどかき氷はシロップだろ!」
「シロップよりカルピスで食った方がうまい」
「お前実はかき氷知らねーだろ!」

失礼な。
一応毎年食べている。
どうもあの安っぽい甘さのジュースがあまり好きではないから氷とけてもうまいようにカルピスかけようと思っただけだ。
断じてあのパックのシロップがいろんな味のカルピスだと思っていたわけではない。

「俺たまに綾平のぶっとんだ金持ちっぷりにびっくりするよ・・・」
「アメリカ育ちなんだ。かき氷なんかアメリカにはない」
「そうなの?」
「・・・たぶん」
「テキトーかよ!!!」

あったのかな・・・。
夏つったらアイスだったよな。
アメリカ生活の思い出なんてBBQとマイアミ旅行とミサとあと無駄に豪華なバースデーパーティーぐらいの記憶しかねぇな。
中学のしょっぱい思い出が印象強すぎる。
何が一番しょっぱいって挨拶に『Hi!』なんて言ったもんだから原田しか友達ができなかったことだよな。
日本人は初対面の奴に冷たいと学んだ瞬間だった。

「疲れた。交代」
「もう!?」

体力だけは人よりある由希也とチェンジ。
かき氷って割と面倒なんだな。
しょりしょり音を立てて落ちる氷をムービーで撮って鈴木に送信。
返事は期待していない。
いつのまにか皿から溢れんばかりになった氷に由希也が買ってきたカルピスをかける。

「いただきまーす」
「めしあがれー」
「・・・濃い」
「だろうな」

濃すぎるかき氷を薄めるために冷蔵庫からミネラルウォーターを持ってくる。
マジ無理、カルピス原液はキツイ。

「ちょ、水かけるの?」
「だって濃いじゃん。不味い」
「水で薄めたらかき氷じゃなくてただのカルピスだろ!」

馬鹿に突っ込まれた。
立ち直れない。

「・・・かき氷ってなんだろうな」
「今更でしょ。もう氷溶けるの待てば?」

せっかくもらったかき氷作る機械だったんだけどな。
早く溶けねーかな。
・・・原田で遊ぼうかな。
後始末してる原田の背中に氷を入れてやる。

「うおおおお!!!つめたっうわっちょ、寒い!」
「寒くはねぇだろ」
「気分的な問題!」

原田のシャツの裾から落ちてきた氷。
ソレを掴んでまた入れてやろうと思ったのに原田のが行動が早かった。
ソッコーで踵を返す。
足は俺のが早い、逃げ切れる!

「逃がすかこの野郎!」
「うおっ!ちょ、まっあ゛あ゛あ゛!」

Tシャツ掴まれて、後ろに引き戻された。
そのまま俺のスリムパンツに氷をねじ込む馬鹿。
ち、ちんこが凍傷になる・・・!
ソッコーでスリムパンツ脱いでちんこに当たる氷を取り出す。

「お前俺がインポなったらどうしてくれんだこの野郎!」
「俺のテクで治してあげる」
「お前のテクなんかで治るか!うわーもうちんこ縮んだ。鈴木サイズになった」

粗チンとか冗談じゃねーよ、マジで。
男は死ぬまでちんこサイズ気にするんだぞ。

「見せて見せて」
「マジでこれやばくねー?」
「・・・綾平に恥じらいを期待したんだけどな」
「自分にも似たサイズのもんがぶら下がってるだろうが。今更何を恥ずかしがる」
「俺そんな粗チンじゃねーよ!」
「うるせぇな!誰のせいでこんななったと思ってんだ!」

擦ったら元に戻るかと思って擦ってみる。

「え、何突然オナニーとかはじめてんの?誘ってる?」
「ちげーよ。ちんこ元に戻してんだよ」
「誘ってるんでしょ?そうだよね?」
「オイ、話を聞けって」
「まーまー、すぐ大きくしてあげるって」
「オヤジか!つか、待て待て!まっ、んんっ」

制止の声は完全無視、由希也の手はそのまま俺のちんこに伸びる。
スナップ利かせてちんこ扱いて、あっという間に元通りになる俺のちんこ。
でも由希也の手は止まらねーってかマジさっきよりも動きが早くなる。
身体は前倒し、太股で止まってるスリムパンツが間抜け。

「あ、ん・・・も、いいって」
「俺がよくないの、ほら」
「馬鹿、当てんな!」

ケツに押し付けられた由希也の下半身。
ちんこは俺のちんこより数段元気だ。
さらに屈辱の膝カックン。
ガクンと床に膝をつく。
いつの間にかパンツまで太股止まりになってた。

「ヤ、ヤるなら、部屋、んっ部屋いけ!」
「たまにはリビングよくなーい?」
「よくない!杉田さんが掃除したんだぞ!」
「じゃ、後で俺がもう1回する」

床にひっくり返されてスリムパンツとパンツは遠くへ投げられる。
ヤる気満々の由希也に足首を持たれて片足だけ上に。
由希也が自分の指を舐めて、それから俺のアナルに挿し込む。
つかリビングじゃローションもないんだけど。

「んっ、ううぅ!無理、ローションねぇ!」
「・・・綾平の中熱いし氷入れたら濡れると思わない?」
「ば、まじやめろよ!オイ聞けって!待て待て待て!ひいいいい!!!」

暑さでさっきより小さくなった氷がアナルにあたる。
ゆっくり中に挿ってくる感覚がして、必死に腰を引くけど掴まれた足は動きもしない。
空いてる足の上には由希也が乗っていて、これもピクリとも動かない。
氷に添えた由希也の指まで中に挿ってきて、マジで氷が中に挿ったんだと思った。
冷たくて何も分からないけど異物感だけは感じる。

「おー、溶けてる溶けてる。びちゃびちゃだ」
「嫌だ、出せっん!」
「前立腺にあててみる?」
「ひっ!いや、だ!へ、変っあ!」

氷で前立腺を押されれば少し遅れてから刺激がくる。
撫でるだけじゃよくわかんねーし、とりあえず冷たい。
由希也がびちゃびちゃ言ってたのは間違いではないようで足の付け根あたりが濡れている。
そして圧迫感に気付いた時にはすでに指を3本咥えていた。
入口が麻痺してんのか痛みはないし感覚も鈍い。

「やだ、って!まじ、変だってば!」
「でも氷は全部溶けたけっぽいよ」
「知るか!」
「もう挿れてもいいよねー」
「ちょ、マジ、まだ、あ、あぁ・・・!」

麻痺してんのかと思ってたのに圧迫感はいつもと変わらない。
背をしならせて圧迫感に耐える。
由希也は何を考えたのか残った氷の袋から溶けて小さくなった氷を口に含んだ。
それから俺のTシャツを捲る。
ニヤリと笑って、その氷を含んだ冷たいであろう口が俺の乳首に寄ってくる。

「オイ、待て待て待て!ちょっひいん!」
「ふはは、ひまった」
「や、あっ冷たいっ!あん!」
「んは、片方だけビンビンなった」
「黙れ変態!」
「ちゃんとおそろいにしてあげるって」
「しなくていい!いいって、いっ、てば!ふあぁぁ!」

由希也は俺の乳首で遊ぶだけじゃ飽き足らず腰まで振り始めた。
圧迫感にも慣れて、冷たさもなくなったアナルは由希也に擦られる度になんだかいつもより熱くなる。

「嫌だ、あん!あっ中、変だからああ!あっあっ!や、ち、ちくび、や、うあぁん!」
「ひもちひぃ?」
「うあああ!冷た、あん!あっあぁん!」

俺の反応楽しむだけの余裕がある由希也に腹が立つ。
いくらか遊んで、乳首がひんやりしすぎて痛くなり始めたころにようやく解放された。
まだ残っているらしい氷は由希也の口から俺の口へ移動。

「ふあ、あ、んぐ、ううぅん!」
「んはは、涎こぼしてるみてー」
「ふるひゃ、ンンッ!あっはぅ、うあん!」
「あ、氷吐き出しちゃって。床汚れた」

お前のせいですでに床は汚れてるだろうが!
そう言ってやろうと思ったのに冷たくなった舌はまともな言葉を吐き出さない。

「あんっあっああっあん!あ、ああん!」
「あー・・・綾平の中ぐちゃぐちゃで気持ちいいわー。イきそ」
「ひ、うあっあっれる、ああぁ!」
「扱いてあげるから、んっ、イっていいよ?」
「ひ、いっあっあんっあっあっああぁぁぁ!!!」
「っ、ん!」

俺の腹には2人分の精液。
アナルからは水なのか腸液なのか由希也の先走りなのかよくわからないものが零れる感覚がする。
床どころか俺までびちゃびちゃじゃん・・・。

「シャワー浴びようよ。その頃には冷たいカルピスが出来上がってるかも」
「お前は掃除が先だ」
「はい・・・」

冷たいカルピスは1人で飲み干そうと決めて俺は風呂へ向かった。




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