ComingOut:49

Thanks 484848hit! TO.マイケルsan



「佐藤ってじゅりちゃんのどこにマジだったの？」
「あらやだ、山下くん。今更じゅりの話？」
「お前のマジがどこにあるのか気になったわけだよ。な、鈴木」
「え？！俺何も言ってない！」
「まぁリアルに気にはなるな。例えもうお前に興味ないんだよねーなんて振った相手でも」
「待って、中村くん。なんで知ってるの？」
「じゅりちゃんがクラスの女子に言ったらしくてな。事実かどうか聞かれた」
「うわー・・・佐藤くんそんな振り方したの？そら鞄で殴られちゃうよねー」
「吉田くん、何で知ってるの？ねぇ、何連絡網？やだ、女って恐ろしく口軽い」
「ちゃんと本気だったのにな。ドンマイ！」
「原田殴るぞ？なんだその顔、腹立つ」
「落ち着けよ、佐藤。で、結局あの女のどこが好きだったわけ？」
「外見、おっぱい、足」
「外見かよ」
「後さばさばした性格？」
「性格オマケなの？しかも疑問系？」
「外見判断とか引く」
「そーゆー鈴木くんも大概面食いよね」
「佐藤の顔が好きとかね」
「誰だっけ、ほら3組の子。鈴木の元カノの名前がわからねぇ」
「芦屋ちゃん？」
「ソレソレ！芦屋絵里奈だ！アレも顔が好きだったんだろ？」
「山下、アレとかソレとか人の元カノに失礼な」
「俺あの女タイプじゃないし。シュシュの色が似合ってない」
「厳しいな！」
「ソレだけで駄目なの？！」
「無理。似合わないものを1つでも身につけてる女が嫌い」
「それは山下くんの嗜好なんじゃないの？」
「俺と付き合いたいなら俺の意見を尊重しろ」
「お前原田にだけ甘いんだな・・・」
「かわいそうな子・・・」
「残念だな・・・」
「原田、お前別れてやれよ・・・山下くんすごくかわいそう。モテるのにすごく不憫」
「ごめんね！綾平ごめん！」
「お前等うぜぇな！いいんだよ！俺はこれでいいんだ！」
「いや考え直せよ！お前の元カノ陣レベル高いじゃん！」
「えー・・・そうでもねぇだろー・・・」
「いや、高い。まゆちゃんは俺ほしい」
「え、渡辺？アイツデートに遅刻してくるぜ？3分も」
「たった3分？！お前ソレだけで別れたの？！」
「うん。俺様の貴重な3分を無駄にしたから」
「じゃあ美晴ちゃんは？！付き合った理由が原田への当てつけとか大変ひどい理由だったじゃん！俺好きだったのに！」
「え、ウェッジソールが似合わなかったし原田と仲直りしたからもういらないなみたいな」
「畜生！モテる奴は違うな！中村くんっおっぱい貸して！泣くからっ」
「鼻水付けるなよ」
「努力します！」
「つか原田も女は外見判断だよな」
「そんなことはない。俺はちゃんと中身まで見ていい子をだな」
「矢野先輩の好きだったとこは？矢野藍さん」
「目が綺麗だった。まつげバシバシ」
「じゃあ榎本芽衣ちゃんは？」
「足が良かった。特に太股」
「清瀬愛麻ちゃんは？」
「スタイルがよかった。おっぱいとお尻の形が特に」
「小坂田先輩は？小坂田唯香だっけ？」
「腰。ヘソピが似合ってた」
「ほらな。素敵な浮気ラインナップ」
「「「「外見だけじゃねぇか！」」」」
「しかも1回ヤればだいたい捨てる持って2週間のお付き合いの人達」
「ホントチャラい」
「チャラ田最低」
「そんな言うけど佐藤なんか鈴木が可愛い言ってた玲央奈ちゃんヤり逃げしたからな」
「あ゛あ゛っ？！」
「ヤり逃げ最低」
「もう終わった話じゃないの」
「俺っ伊崎ちゃん可愛いって、玲央奈ちゃんお気に入りだったのに！」
「いやさー、ヤってからコイツ鈴木くんのお気に入りだったなぁと思ってさー」
「気付くのおせぇよ！事後かよ！」
「手出すのマッハだな！」
「いや、だから鈴木くんのことも考えて、身体の相性ヨくなかったしリリースしたって」
「もっと最低！！！」
「ちんこ腐れよ！」
「ちんこ腐れは聞き捨てならない！中村だって姫子ちゃんヤり逃げだろ？！」
「アレは仕方なかったんだよ！」
「同じだろ！」
「違いますー！ちゃんと2ヶ月付き合った結果ですー！」
「でもヤった後に別れたじゃん」
「仕方ないだろ！喘ぎ声がカエルみたいだったんだよ！むしろ頑張って最後までヤった俺を褒めろ！」
「「「「「お疲れ様です」」」」」
「わかってくれて何よりだ」
「しかしカエルって残念だな・・・」
「ホントだよ・・・グエッグエッて喘ぐから・・・俺萎えないように必死で・・・」
「中村くんも大変だったのね。よしよし」
「そうだな。お前の初体験の相手が実はビッチだったよりはマシだがな」
「う゛・・・！」
「あぁ、加藤か。1組の奴だろ？加藤明日香だっけ」
「まぁそこは逆に良かったと思おうよ、吉田くん」
「そうだぞ、初めては慣れてる奴のがいいぞ。お前のデカいんだし」
「うるせー！初めてだ言ってたから俺めっちゃ気ィ使ったんだぞ！俺も童貞だったのに！その気持ちがお前等にわかるのか！」
「「わからねぇけど」」
「中村くんっ俺この節操なしとチャラ男嫌い」
「吉田、加藤に何か言われたわけ？」
「いやな、コイツ初めてだからいろいろ考えながらセックスしてたらしくて。なのに加藤がコイツのちんこみてデカッて言ったンだと」
「うん。ドンマイ」
「処女にそんなリアルな感想は出てこないよな」
「しかも吉田のが挿ったんだろ？処女に吉田サイズは無理だもんな」
「もう傷を抉らないで！忘れた過去なんだからっ！」
「グイグイ系嫌いだもんな、お前」
「俺は小さくてちょっと気が強くてでも性行為には割と消極的なワンピースが似合う子が好きなんだ」
「いや、お前の今彼はグイグイ系どころかガンガン系だろ」
「中村くんはおっぱいでその辺カバーしてるの」
「中村のおっぱいに夢と希望詰めすぎだろ」
「カバーできてねぇよ」
「そうだぞ。ついこの間もゆきちゃんと浮気してたしな」
「原田アアァ！！！裏切り者っ！あんっ！あっ、吉田ごめっんっ」
「やだ、眼福。中村くんが乳首抓られてアンアン言ってる」
「やーん、かわゆーい」
「・・・・・モロ感羨ま」
「鈴木、口に出てるぞ」
「はっ？！」
「んっ！だいたい原田も、花南ちゃんと遊んでただろ！」
「あ、そう言えば最近花南ちゃんが彼氏できたーって」
「シャラアアアップ！！！鈴木シャラアアアップ！！！」
「・・・佐藤、俺と付き合って」
「鈴木くんも混じるけどいい？」
「いい。もう原田なんか嫌」
「じゃあ誠実なトライアングルラブをしようねー。毎日ちゅっちゅしてあげるよ」
「ちょ、佐藤っ俺の意志は」
「ほら、鈴木くんもちゅっちゅしてあげるから」
「ちょっ待って待って！今花南ちゃん切るから！」
「んっ、佐藤っ」
「鈴木くん、見て見て。山下くん乳首立った」
「オイ、節操なし！それ以上俺の綾平に触るな！」
「もう俺のだしー」
「俺佐藤のだしー。鈴木も入れてトライアングルラブするしー」
「もしもし花南ちゃん？！俺好きな人いるから全てを無かったことにして！はぁ？意味不？！分かれよ！今緊急事態なんだよ！」
「最低だね・・・」
「ここまで最低だと哀れだな・・・」
「山下が佐藤にちゅっちゅしてるから焦ってるんだろうね・・・」
「佐藤も鈴木も山下にちゅっちゅしてるしな・・・」
「混ざる？」
「混ざるか」
「うおおぉぉぉい！！！ちょっ頼むから無かったことにしてくれよ！マジで！そうだ！佐藤のメアドで手を打ってくれ！！！」



←
※無断転載、二次配布厳禁
この小説の著作権は高橋にあり、著作権放棄をしておりません。
キリリク作品のみ、キリリク獲得者様の持ち帰りを許可しております。