狐と狸

この辺は繁華街の裏通り。
いつもは酔いつぶれたおっさんとかアッチ系のお兄さんとか客引きの外国人にシャブやってアヘってるギャルとかで溢れかえっている。
しかし最近強姦魔が出るとかで今日の裏通りは大変静かだ。

まあ俺なんだけど。

大抵酔いつぶれた女とか不法滞在っぽい外国人とかシャブやってアヘってるギャルとか狙うんだけど。
意識が定かでなかったりやましいことがあったりで警察に届けが行かないからだ。
しかし噂は広まるもので俺が狩りする頃には人がほとんどいない。
ちなみにデブったおっさんとかホームレスは勘弁だ。
俺にも選ぶ権利はある。

今日はもう無理かと諦めて帰ろうときびすを返した時、ふらふら歩く女を発見。
明るい茶髪で緩くウェーブする髪、白いニットのカットソーに花柄のフレアスカート、茶色のジョッキーブーツ。
整った顔は火照り、息が荒いとこをみると飲み過ぎたのか。
俺は女にゆっくり近づいて手で口を塞ぎ、腰を抱えて暗い路地に引きずり込んだ。

「ンああ!」

路地へ女を投げ捨てると酔っているからかなんかワオ、艶めかしい声。
急いでスカートを押さえる女の目は不安と期待。

「口開けろ」

まだ勃っていないペニスを唇に押し付けるがなかなか開かないので頬を叩く。
それでも開けないから鼻をつまみ、腹を蹴って口が開くのを待つ。
苦しくなったのか口が開いたのでペニスをねじ込む。

「歯ァ立てたら殺すからな、ちゃんとしゃぶれよ」
「ンぐうっうう!」

屈辱からか涙を流して必死に頷く無様な姿ったらない。
たまんねー。
ガツガツと喉にペニスぶつけてやると涙と涎垂らしながら嗚咽する女。

口からペニスを抜いて髪を引っ張り立たせる。
いや、正確には立たせようとしたら髪がとれた。
女は顔を青に染め、下を向く。
ウィッグを投げ捨てて女の地毛を掴み今度こそ立たせた。
壁に頭を叩きつけ、アソコの具合を確かめようと手を伸ばした。
女は必死の抵抗。
俺は本気の暴力。
腹を何度も蹴り上げ足をはらうとなんなく足は開かれる。
下着ごとにアソコに指を突っ込もうとして違和感。

「・・・は?」

俺は女のフレアスカートを一気にずり下げて股間を凝視。
そこには男の証、ペニスが涎を垂らしてそそりたっていた。

「はあ・・・ばれちゃった」

女・・・ではなく男は自身のペニスを扱き、こともあろうに俺の股間に射精した。

「あはっ!その顔最高っ」

男のペニスはまた勃起し始めて、自身をまた扱く。
そこで俺はあるものに気付いた。
ケツから生えたコード。
まるで尻尾のようにぷらぷら揺れるソレを引っ張ると男は顔をしかめた。

「んっ・・!触んないでよ、変態」
「はっ!どっちが変態だよ!ケツにこんなん突っ込んで男に強姦されようとして勃起させてたくせによ!」
「いぎぃぃぃぃぃ!」

睾丸をゴリゴリと握りつぶしてやると面白いぐらいに悲鳴を上げる。

「強姦されんの期待してただろ?口にペニス突っ込まれて喜んでたろ?殴られて感じてたろ?」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」
「今だって勃起させたままじゃねえかよ!はっ、みっともねえ!」
「い゛だい゛っい゛だい゛いぃぃぃぃ!」

涙を流して痛みを訴える顔はやめないでと言っている。
だから手を離して足でペニスごと潰した。

「ぎあああ゛あ゛あ゛あ゛ァァァァァ!!!」

ペニスから精液が出た。
足を離すとその場にへたり込んだ男は小便漏らしながら失神していた。
俺はポケットからデジカメを取り出す。
訴えると叫ぶ女達用にいつも持っているのだ。
つまり脅すネタを握るわけで、まあ二重の保身だ。
訴えられたことはないからもっぱらオカズ用なんだが。

俺は小便漏らしてるペニスと女装して失神してる男の写真を撮る。
更に鞄を漁り出てきた免許証と名刺もパシャリ。

あ、楽しいこと思いついた。

俺は起きる気配が全くない男をその場に放置してドラッグストアでイチジク浣腸とマジックを買いその場に戻る。
未だに起きない男は小便臭くて、まだ小便の水溜まりに座り込んでいた。

俺は男をひっくり返してコードを引っ張りケツからローターを引き抜いた。
ぬぽっと音を立てて出てきたローリーをその辺に投げ捨ててさっき買ったマジックでケツに落書き。
ケツを突き出させようとしたがなかなかうまく行かないのでゴミの上に放り投げて身体を浮かせる。
足を開かせて起きても動けないようにスカートを引き裂いて後ろ手に拘束。
ついでに肘と膝で両足を拘束して準備万端。
ケツの穴にイチジク浣腸をぶっ挿して、箱に入ってるやつを全部入れた。
適量がいくつかとか知ったことではない。
マジックを完全に穴に埋めてデジカメのディスクを交換。
ムービーモードで男の痴態を撮影。

ギュルッ・・・ギュルル・・・

男の腹が鳴り始めた。男はまだ意識を戻さない。

プッ・・ブ・・・・ブブッ・・・

ケツ穴がパクパクし始めて屁を漏らし始めた。
俺は笑いを必死にこらえて撮影をする。
いけない、画面がブレる。

「う゛うぅ・・・」

ようやくお目覚めの男は腹の痛みに違和感を感じるが手足が動かない。
さすがに俺も慌てる男に大声で笑ってしまった。

「ははっ!いい様だなあ!!!」
「てめえ!ふざけんな!!!うぐぅっ」
「腹いてえだろ」
「何をした!」
「さあ?何?小便の次は糞まで漏らすの?」
「誰がそんな!」
「まあ精々頑張れ」

グルグル鳴りっぱなしの男の腹。
無意識に出てる屁で限界なのはわかる。
だが脂汗を流しながら必死にこらえている。
無様。

「あ、ちなみにコレビデオね」
「はっ?!やめっと、撮るなあああ!ふひい!」

男が叫んだらケツ穴から茶色い液体が漏れた。
唇を噛み締めるが限界のようで、閉じきらないケツ穴からはドロドロと茶色い液体が出てくる。

「も、やめてっ!撮らないでっ見ないでっ何でもするからあ・・・」
「じゃあ俺が言うことを復唱して。そしたら止める」
「わかったあっ!」

プルプル震える男。
よっぽど糞がしたいらしい。

「『俺は女装して男に強姦されんのが趣味の肉便器です』、はい」
「うぐぅっ・・・俺っおれはあっ女装して、うぅっ男にい強姦されるのが趣味の肉便器ですぅっ!」
「『今日はタマタマ潰されて気持ち良くてお漏らししました』、はい」
「きょおはったっタマタマちゅぶされてえっひいっきもちよくてえお漏らししまじだあ゛」
「『今は浣腸されてうんち漏らしそうです』、はい」
「いまはあっあ゛あ゛っかんちょ、されでっうんち漏らしちゃいそうですっ」

男は最早糞を出すことしか考えてないらしく、何を言わされてるかもわかってないようだ。
あまりの可笑しさに俺の腹筋が痙攣してる。

「『肉便器のうんちを漏らすところを見ていて下さい』、はい」
「にくっに゛ぐべんぎの、うんち漏らすとこっ見ていでぐだざい゛い゛い゛っ」
「よし、じゃあ自分を肉便器って言え。それで糞漏らすの実況しながら漏らせ。じゃなきゃ今のビデオばらまくぞ」
「するっずるがら゛、ばらまかないでえっ」

男は少しケツを浮かせた。

「あ゛あ゛っうんちでるぅっうんち、肉便器のアナルから噴き出るよお!」

そう叫んだ瞬間にケツ穴に埋め込んだマジックを吹っ飛ばして噴水のように汚水が飛び出た。

「ひぎいぃぃぃ!肉便器のっうんち、まだでるぅ!ブリブリいいながら出てるっ!あ゛あ゛あ゛、おっきいの、おっきいうんちがでるよ、漏らしてるう!お腹痛いい!うんちがでるときもぢい゛い゛のっ!」

男は汚水と大量の糞を撒き散らし、時折屁をしながら咽び泣いていた。
最後に下痢便をだらだら漏らしていた。

「ごくろーさま。じゃあな」

俺は放心している奴を残してその場を立ち去った。

***

強姦魔の話をバーで聞いて遊び半分で強姦魔をハメて笑ってやろうと思ったらとんでもない目にあった。
壁に手足をすり付けてなんとか拘束を解いて家についたのは朝方。
今日は株主総会に出席しなければならない。
俺はまだ若いがエリートであり、そこそこの地位にいる。
部屋に入るとお偉いさん方が座っていて、特に興味もないので愛想笑いをしていると部屋が暗くなった。
どうやらプレゼンが始まるらしい。
各々席につきディスプレイを見るとそこには昨夜の俺の姿。
ペニスから小便を垂れ流している。
俺は一気に青ざめて口をぱくぱくさせてると画面が切り替わる。

『うぐぅっ・・・俺っおれはあっ女装して、うぅっ男にい強姦されるのが趣味の肉便器ですぅっ!・・・きょおはったっタマタマちゅぶされてえっひいっきもちよくてえお漏らししまじだあ゛・・・いまはあっあ゛あ゛っかんちょ、されでっうんち漏らしちゃいそうですっ・・・にくっに゛ぐべんぎの、うんち漏らすとこっ見ていでぐだざい゛い゛い゛っ・・・あ゛あ゛っうんちでるぅっうんち、肉便器のアナルから噴き出るよお!ひぎいぃぃぃ!肉便器のっうんち、まだでるぅ!ブリブリいいながら出てるっ!あ゛あ゛あ゛、おっきいの、おっきいうんちがでるよ、漏らしてるう!お腹痛いい!うんちがでるときもぢい゛い゛のっ!』

きちんと編集された動画。
更にケツには『肉便器を早く犯して』と書いてあった。
家についたときは身体中どろどろで気付かなかった。
ディスプレイには下痢便を漏らす俺のアナルのアップ映像。
アナルは収縮を繰り返して卑猥だ。

「この勝負俺の勝ちだ」

耳元で囁く声に身体を震わせる。
すっとテーブルに置かれた名刺は筆頭株主のもので。

「じゃあな」

してやられた。
そして俺は株主達の肉便器になった。




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