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いつだってメイドに愛想振りまいて女に目がない。
執事のくせに口悪いし適当だしヘラヘラしてるし。
我ながらよくコイツを捨てないで雇っていると思う。

「っ変態!」
「またお前は・・・。主人に対してなんだその口の効き方」
「い゛っ・・・!」

縛り上げている縄を引けば身体をひきつらせる。
ホント性悪執事だ。
業務中にセラーでメイドと一発、厨房でコックと一発。
誘ったのはコイツ、顔だけはいいからなぁ。
動けば動くほど肌に食い込む縄に顔をしかめて、それでも動くのをやめない。
白い肌には赤い縄の擦れた痕がついて、解けない縄に悔しそうな顔をしている。
私は仕事も残っているし性悪執事なんかにかまってる時間はない。
裸で縄と格闘してる性悪執事のアナルに玩具をくれてやった。

「私の仕事が終わるまでしばらくコレで遊んでろ」
「あ゛っ!いっ嫌だそれは嫌だ!」
「黙れ」
「うぐっう゛ぅぅ・・・!」

性悪執事の今一番お気に入りのバイブをアナルに突っ込む。
最近の玩具は高性能なものが多い。
中にローションを詰めておけば一定感覚で擬似射精をするのだ。
ボトル1本詰めてやったからしばらくは大丈夫だろう。
スイッチを入れればバイブはスイングをはじめた。

「ンアアア!いやっいやだぁっ!」

尻を上げて震える性悪執事。
その姿を見てそろそろ仕事をしようとデスクへ向かった。
仕上げる書類の山にうんざりするな。



ようやく書類が一段落ついたので目頭を揉む。
真剣になると息をする事さえ忘れてしまいそうになる。
残りは事業報告書に目を通すこととサンプルチェックだ。
最近新しい事業展開の準備に追われていて睡眠時間さえ満足にとれない程だ。
そう言えば性悪執事の事を忘れていた。
何時間かぶりに性悪執事に目を向ければ下半身下の床に水溜まりができていた。
嫌だとか痛いとか言っていた奴の反応ではないよな。

「楽しそうだな」
「んっそんな、じゃ、ないぃっとって、はやく」
「反省したか?」
「誰がっ」
「口の減らない奴」

性悪執事に近付いて、電池切れが近いらしく弱々しいスイングしかしないバイブを掴む。
身を捩って逃げようとする身体を押さえつけて乱暴に出し入れしてやった。

「うあっあああっあっやだあっうああああ!」
「なんだ、お前また射精したのか?」
「うぎっいっあっやめっああん!」

気持ちよさそうな顔をして涎を撒き散らしながらまた射精する。
水溜まりはどんどん大きくなるばかりで、性悪執事の喘ぎ声も止まらない。
ローションは空らしく擬似射精はもうしないが十分気持ちよさそうだ。
性悪執事のペニスがまた勃起したところでバイブを引き抜く。
バイブをずるりと抜かれたアナルははしたなく拡がり、ドロドロとローションをこぼした。
それを私は視姦する。

「はっあぁぁ・・・み、見るなぁ・・・」
「お前のアナルはまだ足りないのか?
「っそんなこと」
「ヒクヒクさせて、まだ足りないと言っているようだ」
「違っ違う!見るな!見るなよ!」
「言葉が汚い」
「ふひっあっいやあぁっ!そこっあっだめだめっうああっいやあっ」

ドロドロのアナルに指を3本、一気に突っ込んで掻き混ぜる。
アナルはぐちゃぐちゃと音を立てて、俺の指に絡みつく。
前立腺を擦り上げれば身体を跳ねさせて喜んだ。
その度に食い込む縄に震えて赤い痕を増やしていく。
もう何度目かもわからない射精。
ペニスからは水のような液体がだらだら零れているだけだ。

「あっあっああぁぁっ!も、もうれないっれなっひぃぃ!」
「出たぞ?」
「はっああっあっごめっごめんなさいっごめんなさっあぁぁ!」
「ようやく反省したか」
「ふひぃぃっ」

指を引き抜いてローションでベトベトになった指をハンカチで拭く。
締まり過ぎた縄を緩めてやって、水が入ったボトルを性悪執事に投げてやる。
のそりと起き上がった性悪執事はちびちびとボトルに入った水を飲んだ。
時折身体を揺らしたり、ビクッと跳ねたりする。
どうやらアナルから流れ出るローションが気持ち悪くて仕方ないらしい。

「あのな、誰とヤろうが私の知った事ではないが業務中にするのをやめろ。あと人目につかないところでしろ」

そう注意をすると飲み終えて空になったボトルを投げつけられた。
・・・全然反省していない。
頬を膨らませた不細工な顔でこちらを睨んでいる。
あぁ、拗ねてたのか。

「かまってほしいならそう言えばいいだろう」
「そ、そんなんじゃない!変態!気持ち悪い!」
「じゃあかまわなくていいんだな?」
「う、う・・・」

ひねくれ者の意地っ張りめ。

「アオイ」
「・・・なんだよ」
「今日の仕事は終わりだ。俺も一段落ついたし寝ることにする。お前も休んで良いぞ」

ネクタイを外してデスクに置き、寝室へ向かおうとすれば袖を引かれる。
アオイの歩いた所には点々とローションが落ちていて、迷うことなくこちらに来たのがわかる。

「・・・かまって」
「もちろん」

寝室のベッドに横たわって早急なキスをする。
唇を甘噛みして、目から耳から全てにキスをして。
アオイは私のベルトに手をかけると慌てたように私のペニスを刺激する。
アナルに指を伸ばせば早く挿れてくれと私の指を飲み込んでいく。
ドロドロのアナルは随分と私を求めているらしい。

「はやく、はやく」
「もう出ないんじゃないのか?」
「出すからっはやく」

出そうとして出せるものでもないだろう。
腰を揺らして、手は未だに私のペニスを離そうとはしない。
その手を何とか離させて腰を引く。
まだ十分ではないけど早くとせがむアオイのアナルにペニスを当てた。
アオイは下を見て、私のペニスが中に挿る様子を瞬きすら忘れてみている。

「あ、は、あぁっあっ」
「そんなに見てなくても」
「んああっあん!挿ってるぅっ」

自分で腰を揺らして、私で遊んでる。
腰を引いて、グッと押し込めば背をそらせて喘ぐ。
目はどこを見てるのかわからないし話も噛み合わない。
行為に集中してるんだかしていないんだか、ただ欲に忠実。
だらしなく拡げた足は痙攣していて、震える手で私のシャツを掴んでいる。

「あっあっソコ、ああんっ!あっイイよぉ、イイよおぉ!あっああ!」
「イったの?あぁ、もう出ないじゃない」
「あっああんっあっもっとして、奥がイイッ!奥うぅぅ・・・!」
「聞いてないか」
「あああっ!イイッイイッ!きもちいいよぉ!」

ガツガツ奥を抉ればたまらないとばかりに涎を零して喘ぐ。
目に涙を溜めて、身体はキツいだろうに求めることをやめない。
私のシャツはアオイが握った場所だけぐしゃぐしゃで、パンツは前をずらされただけ。
無理しなくても焦らなくてもちゃんとかまってやるのに。

「は、あっまたっあっうああぁぁ・・・」

目をうつろにさせて四肢を震わせる。
何度目がわからない射精は何も吐き出しはしなかった。
私もそろそろと動きを早めて奥だけを突く。
言葉らしい言葉を発さなくなったアオイはただ私に揺すぶられているだけだ。

「はぁっあっあっああ・・あっ」
「後少しなんだけど、やめようか?」

少しズルい質問。
答えは千切れんばかりに首を振ること。
汗で張り付く髪をよけて、額にキスを落とした。

「こういう時は素直なんだな」
「ああ!はぅっあっああっひっあっ」
「っ出る!」
「んあぁっあひぃぃ・・・!」

アオイの中からペニスを引き抜いて、アオイの腹にぶちまける。
アオイはまたイったらしく、ペニスだけが震えていた。
睡眠不足にはキツい運動だ。
ベッドにうつぶせの状態でこのまま寝てやろうかと思ったが汗でベタつく肌は風呂を求めている。

「ほら、もう部屋で寝なさい」
「動けない」
「まさかここで寝るつもりなのか?」
「うん」

ドロドロの身体のままベッドで目を閉じて動く気配はない。

「はぁ・・・せめてシャワーを浴びてくれないか?」

メイドが困るから、と言い終わる前にアオイはがばりと起き上がった。
・・・動けるじゃないか。
ホントに、性悪執事だ。




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