ComingOut:16

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「んふふー!」
「キモいぞ、原田」
「ウザいぞ、原田」
「目障りだぞ、原田」
「潰すぞ、原田」
「何この総攻撃!つか佐藤だけリアルに攻撃的じゃない?!」
「佐藤に同意するぞ、原田」
「山下までそんな!」

放課後、やたらに機嫌がいい原田。
俺はその理由を知っている。

「ほら行くぞ」
「あっ待って!じゃーなー、独り身共!」
「「「「トラックに跳ねられて死ねよ」」」」
「ホントお前等こーゆー時だけ団結力パないな!」

それは俺も思う。
4人を教室に残して原田と外に出る。
今日は久しぶりに放課後デートだったりする。
デートっつても最近できたセレクトショップに行くだけなんだけど。
雑誌に取り上げてあるのを目ざとく見つけた原田に誘われて行くことにした。
みんなで行けばいいと言ったんだがたまには2人がいいとか言うから。
ホント・・・デレデレしてコイツ恥ずかしくないのか。
携帯が鳴ったので見てみれば吉田から。
嫌がらせか・・・電源を切ろう。

「あっこのっ切る前にかけてきやがって・・・!」

どうやら吉田以外は原田にかけているらしい。
ようやく切れたらしい原田と並んでショップに向かう。
雑誌の地図を見ながら、道を間違えながら、なんとかついた。
わかりにくいとこにありやがって・・・!

「俺時計ほしいんだよねー!綾平は?」
「リング。この前買ったやつ無くしてさー」
「あのスカル?アレめっちゃ高くなかった?」
「まぁ・・・でも無くしたんだよなぁ・・・どこやったか全く思い出せねぇ・・・」

かなり気に入ってたし高かったんだけどな。
よく無くすんだよな、リング。

「クロムハーツ買っちゃおうかな」
「やめんか。高すぎるだろ」
「由希也の持ってんのエドハーディじゃん。高いじゃん」
「綾平の持ってるクロムハーツよりマシですー」

まぁ財布にもクロムハーツ買うだけの金はないんだが。
誕生日にドルガバの財布買っちゃったしな。
財布買ったのに中身が無いっていうね。
由希也も時計を手にマジで悩んでる。

「どうしよう、綾平・・・」
「ん?」
「コレ買ったらホテル代が出せないっ」
「黙れ。さっさと買え、ボケェ」

余計な事ぬかしてる由希也のケツを蹴り上げてやる。
あ、このアルテミスいい感じじゃん。

お互い欲しいものを買えて大満足。
財布は軽くなってしまったけど。
マックでチーズバーガーを2つ買って軽く腹ごしらえしながらウィンドウショッピング。
お互い特に何を言うわけでもないけどホテルコース。
4800円の安いホテルなんだけども・・・ラスト1部屋とか嫌だな。
佐藤いそうじゃん・・・。

「なぁ・・・佐藤いたらどうする?」
「同じ事考えた」

買い物したし財布の事情的に9600円はキツいんだよな。
由希也も同じらしく相当悔しい顔をして鍵を受け取った。
あ、安いからボタン式じゃないんです。
普通そーゆーとこは制服アウトなんだけど特に何か言われた事はない。
まぁだから俺等がよく使うんだけどね・・・。
渡された鍵に従って部屋に行く。
部屋に入ってカバンをテーブルに投げてジャケットをフックにかけた。

「先にヤる?シャワー?」
「ちょ、ムードとか気にしようよ」
「ヤることは変わんねーじゃん」
「うわっ、う゛っ!」

由希也に回し蹴りをしてベッドに吹っ飛ばすと由希也の上に乗る。
これぐらいじゃなんともない。

「先ヤるの?」
「うん」
「つか蹴らなくても・・・」
「気分気分」

キスをしながら由希也のカーディガンとシャツのボタンを外していく。
由希也は俺のシャツのボタンを外して、ベルトもはずしていく。
身体を起こしてセーターを脱いでいるとそのまま後ろに倒れた。

「うおぉっあぶねえ!」
「綾平服脱いでる時が一番エロいんだもん」

シャツもズボンもパンツも脱がされれば俺だけ裸って言うマヌケな感じ。
そんなん嫌だからキスついでに由希也のカーディガンとシャツは剥いでやった。
ベルトに手をかけると由希也に乳首を抓られて背を仰け反らせる。

「あうぅっ」
「ホント乳首の感度いいよねー。綾平の乳首好き」
「んあっは、吉田に影響されてんの?」

ぐにぐにと揉まれればぷっくりと腫れてくる。
由希也が弄り過ぎてこんなんなるようになった。

「あは、可愛くなった」
「最悪」
「俺は子供みたいで好きなのー」

ペリッと音を立ててローションの袋を開ける由希也。
由希也は手にローションを垂らすと俺のアナルに塗り込んでいく。

「ん、んぁっあん!」
「相変わらず狭っ。たまには自分で弄りなよ」
「んんっうるせぇっ」
「ま、狭い方が気持ちいいしいいんだけど」

いいなら言うなよ!
由希也の舌が乳首を撫でて、そのまま口に含まれる。

「あんっは、んんっ」
「ひんこ、んっしゃわっへなひのに、らっれる」
「あっ黙ればかっあうぅぅっ!」

アナルに挿る指が増えた。
拡げるようにバラバラに動く指が中を擦り上げる。
なんか由希也がニヤニヤ笑ってやがる。

「あんっあっなん、だよぉ!」
「ん、いやねー」
「あっまっあっあああっあっうああぁ!」
「コレ好きだよなぁって思って」
「あっあっやだって、あああんっ!あっああぁぁ!」

前立腺挟んで震わしてきやがる。
俺は文字通りガクガクで、頭を抱えて耐える。

「は、ばかゆきやあああっはぁっあっああん!あっあああっ」
「もう可愛いんだから」
「ふざけっあっうぅぅん!」

あ、マジ、リアルに、マジヤバい・・・!
身体が弛緩してきた。
ギリギリと歯がなるほど歯を食いしばる。
つか止める気ないのかよ!

「ああっま、まじっやめっんあああっ」
「気持ちいいっしょ?」
「うっあうぅぅっ・・・!も、無理無理無理いぃぃっひっいやだあぁぁ!!!」
「あっりょっ綾平」

ビチャビチャ音を立てて俺のちんこから小便が吹き出た。
さ、最悪だっ!
止めようにも止まらないし、終いには目からも水分が止まらないし。
いっそこのまま俺ごと枯れてしまえばいい。

「くそっ死ね死ねっ由希也なんか嫌いだ!」
「な、泣くなって!」
「嫌だ言っただろばかはげ粗チン!」
「ちょ、粗チンは聞き捨てならない!デカくもないけど粗チンではない!」
「うるせぇばか!吉田に比べたらお前なんか粗チンだ!」
「吉田と比べんなよ!アイツがデケェんだよ!」
「ホント萎えた!帰るっ」
「え、困る!」
「あぐっテメっ!ひぅっえ、うそうそっ」

由希也に身体を押さえつけられて足を掴まれた。
アナルに当たる熱いのにびっくりして由希也を、正確には由希也のちんこを見た。

「マックス更新しちゃったかも」
「へっ変態!離せっ離っあああん!」
「いやー・・・綾平のお漏らしが思ったよりよくて」
「ふぁっあっ変態っああんっあん!」

ベタベタになるのも気にせずに由希也は俺のちんこを扱く。
さっきまで萎えてたのに直接的なちんこの刺激とアナルを擦られる刺激にすぐに勃起した。

「あっああん!あっゆ、由希也っああっもっとゆっくりっあん!」
「無理、超気持ちいい」
「ふざけろぉっひああっあんっあっ」

膝裏を掴まれて、そのまま胸につくほど持ち上げられる。
この格好だと由希也のちんこが挿っていくのも出ていくのも全部見える。
それに深くまで挿ってくる。
結合部がじゅぷじゅぷ音を立てて、まるで俺のアナルが由希也を離さないようにしてるみたいだ。
その光景にズクンとちんこが脈を打った。

「あっだめっ由希也っイくっ俺、あっはあんっあっも、ああん!」
「いいよ、俺もっ」
「あっあんっあっゆきやぁっイくっふああっあんっイっちゃうぅぅっひあああぁぁぁっ・・・!」
「くっ、うぅっ!」

由希也が俺の中に出して、俺は自分の顔面に飛ばした。
セルフ顔射とかホント最悪だ・・・。
由希也がそのまま覆い被さってきて、そのままキスをする。
ずるりと由希也のちんこが抜けてなんかもう身体中がベタベタだ。
小便でベッドが濡れて背中も冷たいし・・・俺が漏らしたんだけどさ・・・。

「シャワー浴びよう」
「そうだな。どっかの誰かさんのせいで身体中ベタベタする」
「中出ししたのは俺だけど漏らしたのも顔射したのも綾平だよ」
「・・・しばらく俺に話しかけんな」
「そんなっ!あっ綾平!一緒にシャワー浴びようよ!なぁ!綾平!」
「絶対嫌っ!」

シャワー室の攻防戦に負けて結局もう1R。
明日から口利いてやらん。




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